桜の花びらが散る頃に。

sakura_____nb

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出会い

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あの人との出会いは唐突だった。
一目見たあの瞬間から、私の人生は大きく変化したんだ。

ねえ先生。
私は、先生の何かになれてたのかな。


-高校2年 始業式-

新しい教室、新しいメンバー、新しい先生。

私は新学期が憂鬱で仕方がない。
小学校からずっと。

進学校であるこの学校に入ったにも関わらず私が目指したいのは実技試験1本の音楽大学で、勉強勉強!の周りにはついていけない。
それに同高の男との恋愛なんて絶対にしない。

朝から1時間半かけて頑張ったメイクもヘアアレンジも、白い目で見られてることなんてわかってるけど、自己肯定感低い私にとって自分を最大限にキラキラさせてくれるもので、大切なもの。

「さやか~!今年も同じクラスだよ~!」

「みり!よかった~!」

みりは私が全てをさらけ出せる唯一の友達。
入学当初から先生に目をつけられていた私に声をかけてくれる子なんていなくて、
でもそんな中でも仲良くなってくれたみり。彼女がいなかったら高校なんてとっくの昔にやめてたなぁ。

「ねぇ~!前に言ってた前田くんいるじゃん?!同クラなんだけど!嬉しすぎ!」

「前田?あぁーあの剣道部の」

「さやかもそろそろ同じ高校で好きな人作った方がいいよ?他校の合コンいくら参加してもろくな奴いないでしょ、いい加減学びな?」

「わかってるけど、、頭いい人怖いもん」

「もーーそんなんだから悪い男ばっかりに捕まるんだよ!?だいたい合コ「始業式始まるぞー5分後に中庭、速やかに移動するように」

先生の言葉で一斉に移動するクラスメイト。

その波に乗って、グチグチ言ってるみりをシカトしながら足早に中庭に向かった。


長い校長先生の話。
前にいるみりの髪の毛をいじりながら聞いていたらいつの間にか終わってて次は教員紹介。

イケメンいるかなぁなんてざわざわしてる1年生。
楽しそうでいいなあなんて思いながら前に目をむける。


1人の男性と目が合う。

その瞳にスっと引き込まれた。

心臓を掴まれたような感覚、
鳴り止まない鼓動、


あたしはその瞬間、恋に落ちた。
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