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デスゲーム開始だあああああ!!!
しおりを挟む簡単な自己紹介をしよう。俺の名前は辺野モヘジ、現在30歳のニートだ。以上!
「みんな元気かなあ」
俺はこれから高校時代の友人達と久しぶりに会う予定がある。ニートだからといって恥じらいはない。何故なら俺達は今も深い友情で結ばれているからだ。彼らは友達をニートだからといって責めるような奴らではない。
「ふむ、集合場所は教室か」
目的地へと着くと、まだ俺しかいなかった。1番乗りのようだ。なんとなくかつて自分の席へ移動する。そこから教室全体を眺めていると懐かしさが込み上げてきた。あの頃は楽しかったなあ。
「ん?」
プシュー、プシュー
懐古していると、突然教室にガスが充満し私は意識を失った。
◇
「皆さんにはこれからデスゲームをしてもらいます」
目が覚めるとすぐに私の前面のモニターから奇妙なマスクを被った男?が話しかけてきた。
(な、なんだ、なにが起こっているんだ?)
混乱しながら、部屋を見回すと懐かしい4人の旧友達の姿が目に入ってきた。
しかし、1人は既に大怪我をしていた。
「お、おい大丈夫か春彦!?」
「お前が目覚める前に、見せしめとしてボコボコにされたんだダ」
身長3メートルの大男が、晴彦の手当てをしながら説明してくれた。
「デカ男!久しぶりだな!春彦は大丈夫そうなのか?」
「命に別状はないガ、戦うのは無理そうダ」
俺はその言葉を聞いて一安心した。すると。
「う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!」
全身に包帯がグルグル巻きにされた状態で、春彦は俺に何かを訴えてきた。
「何て?」
「『久しぶり!会えて嬉しいよ』と言っているようでござるな」
「お、おう権左衛門も久しぶり」
今しがた春彦の言葉を翻訳した奇妙な和風の男、こいつは権左衛門だ。
そしてもう1人。
「デスゲムニア星人め、文明レベルの低い惑星の知的生命を拉致し、デスゲームに強制参加させて弄ぶゲスと知られているが、まさか我々地球人を標的とするとはな」
イケメンな男が何か知っている風に呟いていた。
「アルトか?久しぶりだなあ!」
「モヘジ、悪いが、懐かしむ暇は無い」
「みんな、集まってくれ」
そう言ってアルトはみんなを集めて作戦会議を開く。
「私たちはどうやらデスゲームに巻き込まれたようだ。生き残るためには一致団結する必要がある、これからは互いに隠し事なしだ!」
アルトはリーダーシップを発揮し、みんなを纏めようとしてくれている。流石だな、昔からできる奴だった。
「そこでなんだが聞いてくれ、私は今までみんなに隠していたことがある」
ん、なんだ?
「実は俺は宇宙警察のエージェントだ」
……こいつ何言っているんだ?
「そうだったのカ」
神妙な顔で答えたのは身長3メートルの大男、デカ男だ。
「オデも言わなければならなイ、オデは某国が秘密裏に開発していた人造人間ダ」
「情報はつかんでいたが、本当だったか」
マジか!身長3メートルあるから何か秘密があると思っていたが。いやいやこいつら何言っているんだ?そうなわけないだろう。こんな時に冗談言っている場合か!
「おいやべえよ!言左衛門この二人、頭がおかしくっ」
「拙者は江戸時代の大剣豪の転生者である」
ダメだった。そもそもお前昔はそんなしゃべり方じゃなかっただろ。
「転生法、完成していたのカ」
「道理でオーラが違うはずだ」
おいおい、皆どうしちまったんだよ。俺は心の中で頭を抱えた。
そうか!せめてピエロを演じることで、このくだらないデスゲームの主催者と観客に冷や水を浴びせようという算段だな。
だったら任せろ!
「実は俺も隠していたことがある」
今度はみんなが俺を一斉に見た。
「実は俺は超能力者なんだ」
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