4 / 6
第1章:追放と再出発
第4話 ユウサク、辺境伯領へ。道中で「無駄だらけの隊列」に遭遇し、口を出してしまう。
しおりを挟む
「……ユウサクさん。改めて確認しますが、あなたは本当にこの契約書の内容を理解していますか?」
メルキアの町の北門。朝の清冽な空気の中、エレナ・ソーンダイクは眉をひそめながら羊皮紙の束を突きつけた。
知的なボブヘアに、凛とした法務官の制服。彼女はユウサクがギルド『鋼の蹄』に持ち込んだ「物流コンサルティング契約」のあまりに一方的、かつ革新的な条項に、いまだに疑念を抱いていた。
「理解している。ギルドの全運行データの閲覧権、および緊急時の指揮権の委譲。その代わり、俺は一ヶ月以内に彼らの純利益を30パーセント改善させる。不履行の場合は俺の全財産……『アバロンWMS』内の在庫をすべて没収して構わない」
194センチの巨躯を折り曲げ、ユウサクは自身が調達した特製馬車の荷台をチェックしながら答えた。
モデルさながらの彫りの深い横顔に、アイスブルーの瞳。その佇まいは、街道を行き交う旅人たちを圧倒し、数人の女性が足を止めて見惚れている。
「リスクが大きすぎます。それに、あなたは今日からアルシュタット辺境伯領へ向かうのでしょう? メルキアの現場を離れてどうやって改善させるというのです」
「『現場』はここだけじゃない。物流は繋がっているんだ。アルシュタットへの補給路が詰まっていることが、メルキアの流通が滞る最大の要因だ。そこを解消すれば、自動的に数字は跳ね上がる。……エレナ、君にはメルキアで『法的な交通整理』を頼みたい。古い特権階級が邪魔をしてきたら、この契約書で黙らせろ」
ユウサクは、エレナの目の前に一枚のコインを置いた。
「これは……?」
「前払いだ。君という『知的な盾』を確保するためのコストだ。……行くぞ」
ユウサクは御者台に飛び乗った。
194センチの彼が座ると、馬車がまるで軍用車両のような威圧感を持ち始める。
エレナは呆れたように溜息をついたが、その瞳にはユウサクが持ち込んだ「ロジックの暴力」に対する隠しきれない好奇心が宿っていた。
メルキアを出発して半日。
街道は北へ向かうにつれ、険しさを増していった。
岩肌が露出し、道幅は狭い。魔物の影こそないが、ここは物理的な「輸送の難所」だった。
「……前方に熱源反応。および重量物の移動音。……隊列か」
ユウサクは【全域在庫把握】を無意識に展開していた。
数キロ先、蛇のようにうねる街道を低速で進む「巨大な無駄」が、彼の脳内のスキャナーに引っかかった。
「……ひどいな。見ているだけで胃が痛む」
ユウサクの馬車がその隊列に追いつくのに、時間はかからなかった。
それは、王都からアルシュタット辺境伯領へと向かう「公式な補給部隊」だった。
先頭と最後尾を固めるのは、立派な銀色の甲冑を纏った王都騎士団の分隊。中央には、重い食糧や資材を積んだ大型の馬車が20台以上並んでいる。
だが、ユウサクの目から見れば、それは「動く葬列」にしか見えなかった。
「……止まれ。これ以上の進軍は資源の浪費だ」
ユウサクは自分の馬車を隊列の横につけ、低いがよく通る声で言い放った。
194センチの男が、走行中の馬車の上から見下ろすように発した言葉に、騎士団の先頭を行く男が馬を止めた。
「何奴だ! 我らは王都騎士団、第三補給連隊である! 公務の邪魔をする者は容赦せんぞ!」
分隊長らしき男が剣の柄に手をかけた。
ユウサクは眉一つ動かさず、御者台から飛び降りた。着地の衝撃で地面の土がわずかに舞う。
「鈴木悠作。ただの運び屋だ。……分隊長、君に一つ忠告に来た。その12番目の馬車、今すぐ荷を降ろして車軸を交換しろ。あと15キロ以内に折れる」
「……あ? 何を馬鹿なことを。この馬車は王都の工房で整備されたばかりだぞ!」
「整備はされていても、積載が致命的だ。重量物が左後方に偏っている。さらに、この先の急勾配で左旋回が続けば、応力集中で金属疲労が限界を超える。……数字で聞きたいか? あと14200回、車輪が回転したところで、その車軸は破断する」
ユウサクのアイスブルーの瞳が、騎士を射抜く。
彼は淡々と「事実」だけを突きつけた。
「貴様……! 無礼な! どこの馬の骨とも知れぬ輩が、騎士団の行軍に口を挟むな! どけ! さもなくば……」
「……騎士団長。彼の言うことは、法的に傾聴に値します」
いつの間にかユウサクの背後に立っていたエレナが、公印の押された書類を掲げた。
「私はメルキア公認法務官、エレナ・ソーンダイクです。この男、ユウサクは現在、メルキア運送ギルドの公式コンサルタントとして活動しています。彼が指摘した『輸送事故の可能性』を無視して事故が起きた場合、あなたは『予見可能なリスクを回避しなかった』として、軍法会議で過失を問われることになりますが?」
「……メルキアの法務官だと?」
分隊長が怯んだ。
エレナが放つ「知的な威圧感」は、騎士の暴力よりも時に強力だった。
「……チッ。おい! 12番車を調べろ!」
部下の兵士たちが渋々馬車を調べる。
数分後、青ざめた顔の兵士が戻ってきた。
「報告します! ……車軸に、目視できるレベルの亀裂が入っています! 偏った積載のせいで、熱を持って歪んでおります!」
「……なっ!?」
「言ったはずだ。計算通りだ」
ユウサクは、動揺する騎士たちを無視して隊列の中央へと歩き出した。
「それだけじゃない。この隊列全体の『無駄』を指摘してやる。……まず、護衛の騎士が多すぎる。この街道の魔物出現率は過去3年で2パーセント以下だ。重装備の騎士がこれだけ歩けば、それだけで行軍速度が30パーセント低下する。その低下した速度を補うために、馬に無理をさせ、結果として車軸が死ぬ。……悪循環だ」
ユウサクは、ある一台の馬車の幌を無造作にめくり上げた。
「……積み込み順序も最悪だ。なぜ一番奥に『応急処置用のポーション』を積んでいる? 道中で怪我人が出たら、すべての荷物を降ろすつもりか? 物流の基本はLIFO……後入れ先出しだ。必要なものほど手前に置け。……君たちは、物を運んでいるのではなく、ただ『ゴミを移動させている』に等しい」
「き、貴様ぁ……!」
分隊長が顔を真っ赤にして叫ぶ。
「我らはアルシュタットで飢えている民を救うために急いでいるのだ! 理屈を捏ねている時間はない!」
「その『急ぎ』が、民を殺すことになる。……君たちの今のペースでは、アルシュタットに到着する頃には食糧の20パーセントが振動で破損し、10パーセントが湿気でカビる。……そして、この先の『絶望の峠』。君たちの馬車の幅では、対向車が来れば離合できずに半日立ち往生する」
ユウサクは、懐から一枚の図面を取り出した。
それは彼が道中に作成した、街道の幅と馬車の旋回半径を計算した「最適化マップ」だった。
「……私の指示に従え。護衛の半分を軽装にし、荷役の補助に回せ。12番車の荷は、他の3台に分散して積み直す。重心は中心よりやや前方、地上高30センチの位置に固定しろ。……そうすれば、到着時間は18時間短縮できる」
「……18時間だと!?」
分隊長の目が泳いだ。
戦場において、18時間は勝敗を決するのに十分すぎる時間だ。
「……ユウサクさん。あなたは、この騎士団の運搬をも『コンサル』するつもりですか?」
エレナが呆れたように、しかしどこか感心した様子で尋ねた。
「コンサルじゃない。これは『交通整理』だ。遅い隊列が前を走っていると、俺の馬車が予定より遅れる。……それだけの理由だ」
ユウサクはそう言い捨てると、動けない騎士たちを尻目に、自ら荷台に上がって荷物の積み直しを指示し始めた。
彼の194センチの巨躯が動くたびに、混沌としていた荷台が、まるでパズルが組み上がるように美しく、整然とした「機能体」へと姿を変えていく。
その圧倒的な手際に、最初は反発していた兵士たちも、次第に沈黙し、彼の指示に従い始めた。
言葉ではなく、圧倒的な「結果」と「効率」が、現場を支配し始めたのだ。
「……ユウサク、お前は何者だ?」
分隊長が、呆然と呟いた。
「ただの運び屋だ。……物流を止める奴は、魔王だろうが勇者だろうが、俺が許さない」
ユウサクのアイスブルーの瞳が、北の空を見据える。
その先には、飢えと絶望に沈むアルシュタット。
そして、彼を待っているはずの銀髪の令嬢、カタリナの影があった。
数時間後。
見違えるほど軽快な足取りで、再編された隊列が動き出した。
ユウサクは、その様子を自身の馬車の御者台から眺め、再び手元の時計に目を落とした。
メルキアの町の北門。朝の清冽な空気の中、エレナ・ソーンダイクは眉をひそめながら羊皮紙の束を突きつけた。
知的なボブヘアに、凛とした法務官の制服。彼女はユウサクがギルド『鋼の蹄』に持ち込んだ「物流コンサルティング契約」のあまりに一方的、かつ革新的な条項に、いまだに疑念を抱いていた。
「理解している。ギルドの全運行データの閲覧権、および緊急時の指揮権の委譲。その代わり、俺は一ヶ月以内に彼らの純利益を30パーセント改善させる。不履行の場合は俺の全財産……『アバロンWMS』内の在庫をすべて没収して構わない」
194センチの巨躯を折り曲げ、ユウサクは自身が調達した特製馬車の荷台をチェックしながら答えた。
モデルさながらの彫りの深い横顔に、アイスブルーの瞳。その佇まいは、街道を行き交う旅人たちを圧倒し、数人の女性が足を止めて見惚れている。
「リスクが大きすぎます。それに、あなたは今日からアルシュタット辺境伯領へ向かうのでしょう? メルキアの現場を離れてどうやって改善させるというのです」
「『現場』はここだけじゃない。物流は繋がっているんだ。アルシュタットへの補給路が詰まっていることが、メルキアの流通が滞る最大の要因だ。そこを解消すれば、自動的に数字は跳ね上がる。……エレナ、君にはメルキアで『法的な交通整理』を頼みたい。古い特権階級が邪魔をしてきたら、この契約書で黙らせろ」
ユウサクは、エレナの目の前に一枚のコインを置いた。
「これは……?」
「前払いだ。君という『知的な盾』を確保するためのコストだ。……行くぞ」
ユウサクは御者台に飛び乗った。
194センチの彼が座ると、馬車がまるで軍用車両のような威圧感を持ち始める。
エレナは呆れたように溜息をついたが、その瞳にはユウサクが持ち込んだ「ロジックの暴力」に対する隠しきれない好奇心が宿っていた。
メルキアを出発して半日。
街道は北へ向かうにつれ、険しさを増していった。
岩肌が露出し、道幅は狭い。魔物の影こそないが、ここは物理的な「輸送の難所」だった。
「……前方に熱源反応。および重量物の移動音。……隊列か」
ユウサクは【全域在庫把握】を無意識に展開していた。
数キロ先、蛇のようにうねる街道を低速で進む「巨大な無駄」が、彼の脳内のスキャナーに引っかかった。
「……ひどいな。見ているだけで胃が痛む」
ユウサクの馬車がその隊列に追いつくのに、時間はかからなかった。
それは、王都からアルシュタット辺境伯領へと向かう「公式な補給部隊」だった。
先頭と最後尾を固めるのは、立派な銀色の甲冑を纏った王都騎士団の分隊。中央には、重い食糧や資材を積んだ大型の馬車が20台以上並んでいる。
だが、ユウサクの目から見れば、それは「動く葬列」にしか見えなかった。
「……止まれ。これ以上の進軍は資源の浪費だ」
ユウサクは自分の馬車を隊列の横につけ、低いがよく通る声で言い放った。
194センチの男が、走行中の馬車の上から見下ろすように発した言葉に、騎士団の先頭を行く男が馬を止めた。
「何奴だ! 我らは王都騎士団、第三補給連隊である! 公務の邪魔をする者は容赦せんぞ!」
分隊長らしき男が剣の柄に手をかけた。
ユウサクは眉一つ動かさず、御者台から飛び降りた。着地の衝撃で地面の土がわずかに舞う。
「鈴木悠作。ただの運び屋だ。……分隊長、君に一つ忠告に来た。その12番目の馬車、今すぐ荷を降ろして車軸を交換しろ。あと15キロ以内に折れる」
「……あ? 何を馬鹿なことを。この馬車は王都の工房で整備されたばかりだぞ!」
「整備はされていても、積載が致命的だ。重量物が左後方に偏っている。さらに、この先の急勾配で左旋回が続けば、応力集中で金属疲労が限界を超える。……数字で聞きたいか? あと14200回、車輪が回転したところで、その車軸は破断する」
ユウサクのアイスブルーの瞳が、騎士を射抜く。
彼は淡々と「事実」だけを突きつけた。
「貴様……! 無礼な! どこの馬の骨とも知れぬ輩が、騎士団の行軍に口を挟むな! どけ! さもなくば……」
「……騎士団長。彼の言うことは、法的に傾聴に値します」
いつの間にかユウサクの背後に立っていたエレナが、公印の押された書類を掲げた。
「私はメルキア公認法務官、エレナ・ソーンダイクです。この男、ユウサクは現在、メルキア運送ギルドの公式コンサルタントとして活動しています。彼が指摘した『輸送事故の可能性』を無視して事故が起きた場合、あなたは『予見可能なリスクを回避しなかった』として、軍法会議で過失を問われることになりますが?」
「……メルキアの法務官だと?」
分隊長が怯んだ。
エレナが放つ「知的な威圧感」は、騎士の暴力よりも時に強力だった。
「……チッ。おい! 12番車を調べろ!」
部下の兵士たちが渋々馬車を調べる。
数分後、青ざめた顔の兵士が戻ってきた。
「報告します! ……車軸に、目視できるレベルの亀裂が入っています! 偏った積載のせいで、熱を持って歪んでおります!」
「……なっ!?」
「言ったはずだ。計算通りだ」
ユウサクは、動揺する騎士たちを無視して隊列の中央へと歩き出した。
「それだけじゃない。この隊列全体の『無駄』を指摘してやる。……まず、護衛の騎士が多すぎる。この街道の魔物出現率は過去3年で2パーセント以下だ。重装備の騎士がこれだけ歩けば、それだけで行軍速度が30パーセント低下する。その低下した速度を補うために、馬に無理をさせ、結果として車軸が死ぬ。……悪循環だ」
ユウサクは、ある一台の馬車の幌を無造作にめくり上げた。
「……積み込み順序も最悪だ。なぜ一番奥に『応急処置用のポーション』を積んでいる? 道中で怪我人が出たら、すべての荷物を降ろすつもりか? 物流の基本はLIFO……後入れ先出しだ。必要なものほど手前に置け。……君たちは、物を運んでいるのではなく、ただ『ゴミを移動させている』に等しい」
「き、貴様ぁ……!」
分隊長が顔を真っ赤にして叫ぶ。
「我らはアルシュタットで飢えている民を救うために急いでいるのだ! 理屈を捏ねている時間はない!」
「その『急ぎ』が、民を殺すことになる。……君たちの今のペースでは、アルシュタットに到着する頃には食糧の20パーセントが振動で破損し、10パーセントが湿気でカビる。……そして、この先の『絶望の峠』。君たちの馬車の幅では、対向車が来れば離合できずに半日立ち往生する」
ユウサクは、懐から一枚の図面を取り出した。
それは彼が道中に作成した、街道の幅と馬車の旋回半径を計算した「最適化マップ」だった。
「……私の指示に従え。護衛の半分を軽装にし、荷役の補助に回せ。12番車の荷は、他の3台に分散して積み直す。重心は中心よりやや前方、地上高30センチの位置に固定しろ。……そうすれば、到着時間は18時間短縮できる」
「……18時間だと!?」
分隊長の目が泳いだ。
戦場において、18時間は勝敗を決するのに十分すぎる時間だ。
「……ユウサクさん。あなたは、この騎士団の運搬をも『コンサル』するつもりですか?」
エレナが呆れたように、しかしどこか感心した様子で尋ねた。
「コンサルじゃない。これは『交通整理』だ。遅い隊列が前を走っていると、俺の馬車が予定より遅れる。……それだけの理由だ」
ユウサクはそう言い捨てると、動けない騎士たちを尻目に、自ら荷台に上がって荷物の積み直しを指示し始めた。
彼の194センチの巨躯が動くたびに、混沌としていた荷台が、まるでパズルが組み上がるように美しく、整然とした「機能体」へと姿を変えていく。
その圧倒的な手際に、最初は反発していた兵士たちも、次第に沈黙し、彼の指示に従い始めた。
言葉ではなく、圧倒的な「結果」と「効率」が、現場を支配し始めたのだ。
「……ユウサク、お前は何者だ?」
分隊長が、呆然と呟いた。
「ただの運び屋だ。……物流を止める奴は、魔王だろうが勇者だろうが、俺が許さない」
ユウサクのアイスブルーの瞳が、北の空を見据える。
その先には、飢えと絶望に沈むアルシュタット。
そして、彼を待っているはずの銀髪の令嬢、カタリナの影があった。
数時間後。
見違えるほど軽快な足取りで、再編された隊列が動き出した。
ユウサクは、その様子を自身の馬車の御者台から眺め、再び手元の時計に目を落とした。
18
あなたにおすすめの小説
無属性魔法使いの下剋上~現代日本の知識を持つ魔導書と契約したら、俺だけが使える「科学魔法」で学園の英雄に成り上がりました~
黒崎隼人
ファンタジー
「お前は今日から、俺の主(マスター)だ」――魔力を持たない“無能”と蔑まれる落ちこぼれ貴族、ユキナリ。彼が手にした一冊の古びた魔導書。そこに宿っていたのは、異世界日本の知識を持つ生意気な魂、カイだった!
「俺の知識とお前の魔力があれば、最強だって夢じゃない」
主従契約から始まる、二人の秘密の特訓。科学的知識で魔法の常識を覆し、落ちこぼれが天才たちに成り上がる! 無自覚に甘い主従関係と、胸がすくような下剋上劇が今、幕を開ける!
2週目の人生ですが、生きていた世界にファンタジーがあるとは思ってなかった
竹桜
ファンタジー
1人で生きていた男はある事故に巻き込まれて、死んでしまった。
何故か、男は生きていた世界に転生したのだ。
2週目の人生を始めたが、あまり何も変わらなかった。
ある出会いと共に男はファンタジーに巻き込まれていく。
1周目と2週目で生きていた世界で。
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
神眼の鑑定師~女勇者に追放されてからの成り上がり~大地の精霊に気に入られてアイテム作りで無双します
すもも太郎
ファンタジー
伝説級勇者パーティーを首になったニースは、ギルドからも放逐されて傷心の旅に出る。
その途中で大地の精霊と運命の邂逅を果たし、精霊に認められて加護を得る。
出会った友人たちと共に成り上がり、いつの日にか国家の運命を変えるほどの傑物となって行く。
そんなニースの大活躍を知った元のパーティーが追いかけてくるが、彼らはみじめに落ちぶれて行きあっという間に立場が逆転してしまう。
大精霊の力を得た鑑定師の神眼で、透視してモンスター軍団や敵国を翻弄したり、創り出した究極のアイテムで一般兵が超人化したりします。
今にも踏み潰されそうな弱小国が超大国に打ち勝っていくサクセスストーリーです。
※ハッピーエンドです
落ちこぼれ職人、万能スキルでギルド最強になります!
たまごころ
ファンタジー
ギルド最弱の鍛冶師レオンは、仲間に「役立たず」と笑われて追放された。
途方に暮れる彼の前に現れたのは、伝説の鍛冶書と、しゃべる鉄塊(?)。
鍛冶・錬金・料理・魔道具――あらゆるクラフトスキルを吸収する《創精鍛造》を極め、万能職人へと覚醒!
素材採取から戦闘まで、すべて自作で挑む“ものづくり異世界成り上がり譚”が今、始まる。
裏切った元仲間? 今さら後悔しても遅いぞ!
蒼炎の公爵令嬢 〜追放された私は、最強冒険者と共に真実の力に目覚める〜
雛月 らん
ファンタジー
「お前は出来損ないだ」——家族に見捨てられた令嬢が、最強の冒険者と出会い、真の力に目覚める異世界ファンタジー!
公爵家に生まれたエリアナは、幼い頃から魔法の制御ができず、家族から冷遇されてきた。
唯一の味方は執事のポールだけ。
人前で魔法を使わなくなった彼女に、いつしか「出来損ない」の烙印が押される。
そして運命の夜会——
婚約者レオンハルトから、容赦ない言葉を告げられる。
「魔法も使えないお前とは、婚約を続けられない」
婚約破棄され、家からも追放されたエリアナ。
だが彼女に未練はなかった。
「ようやく、自由になれる」
新天地を求め隣国へ向かう途中、魔物に襲われた乗り合い馬車。
人々を守るため、封印していた魔法を解き放つ——!
だが放たれた炎は、常識を超えた威力で魔物を一掃。
その光景を目撃していたのは、フードの男。
彼の正体は、孤高のS級冒険者・レイヴン。
「お前は出来損ないなんかじゃない。ただ、正しい指導を受けなかっただけだ」
レイヴンに才能を見出されたエリアナは、彼とパーティーを組むことに。
冒険者ギルドでの魔力測定で判明した驚愕の事実。
そして迎えた、古代竜との死闘。
母の形見「蒼氷の涙」が覚醒を促し、エリアナは真の力を解放する。
隠された出生の秘密、母の遺した力、そして待ち受ける新たな試練。
追放された令嬢の、真の冒険が今、始まる!
追放された俺のスキル【整理整頓】が覚醒!もふもふフェンリルと訳あり令嬢と辺境で最強ギルドはじめます
黒崎隼人
ファンタジー
「お前の【整理整頓】なんてゴミスキル、もういらない」――勇者パーティーの雑用係だったカイは、ダンジョンの最深部で無一文で追放された。死を覚悟したその時、彼のスキルは真の能力に覚醒する。鑑定、無限収納、状態異常回復、スキル強化……森羅万象を“整理”するその力は、まさに規格外の万能チートだった! 呪われたもふもふ聖獣と、没落寸前の騎士令嬢。心優しき仲間と出会ったカイは、辺境の街で小さなギルド『クローゼット』を立ち上げる。一方、カイという“本当の勇者”を失ったパーティーは崩壊寸前に。これは、地味なスキル一つで世界を“整理整頓”していく、一人の青年の爽快成り上がり英雄譚!
追放された俺、悪魔に魂を売って全属性魔法に覚醒。悪魔契約者と蔑まれるが、まぁ事実だ。勇者? ああ、俺を見下してたやつな
自ら
ファンタジー
灰原カイトのスキルは【魔力親和】。評価F。
「外れスキル」の烙印を押された彼は、勇者パーティで三年間、荷物を運び、素材を剥ぎ、誰よりも早く野営の火を起こし続けた。
そして、捨てられた。
「お前がいると、俺の剣が重くなる」
勇者が口にした追放の理由は、侮蔑ではなかった。恐怖だった。
行き場を失ったカイトの前に、一人の悪魔が現れる。
「あなたの魂の、死後の行き先をちょうだい。代わりに、眠っている力を起こしてあげる」
病弱な妹の薬代が尽きるまで、あと十日。
カイトは迷わなかった。
目覚めたのは、全属性魔法――歴史上、伝説にしか存在しない力。
だがその代償は、使うたびに広がる魔印と、二度と消えない「悪魔契約者」の烙印。
世界中から蔑まれる。教会に追われる。かつての仲間には化け物と呼ばれる。
――まぁ、その通りだ。悪魔に魂を売ったのは事実だし。
それでも。没落貴族の剣姫と背中を預け合い、追放された聖女と聖魔の同時詠唱を編み出し、契約した悪魔自身と夜空の下で笑い合う日々は、悪くない。
これは、世界の「調律者」だった男が、その座を追われてなお、自分の手で居場所を作り直す物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる