34 / 38
第4章:微笑みの鉄壁と叡智の集結
第34話 勇者の乱入
しおりを挟む
王国の使者を撃退してから数日が経った。
テラ・テルマエには再び穏やかな日常が戻っていたが、少しだけ変化があった。
それは、ギルド支部長となったソフィアの働きぶりだ。
彼女は「鉄壁」の二つ名に恥じず、領内の法整備や書類仕事を完璧にこなし、ララと連携して外部との交渉もまとめてくれている。
だが、少し働きすぎなのが玉に瑕だ。
「……ソフィア。そろそろ休憩にしないか?」
俺が執務室を訪ねると、ソフィアは書類の山に埋もれていた。
眼鏡が少しずれている。
「あら、領主様。……いえ、まだこちらの申請書が残っておりますし、エルフ区の居住権登録も……」
「それは明日でいい。マザーも言ってるぞ。『支部長の疲労度が規定値を超えました。強制的な休息を推奨します』ってな」
俺が言うと、ソフィアは観念したようにペンを置いた。
「……マザーさんには敵いませんわね。分かりました。少しだけ、休憩をいただきます」
「よし。なら、外の空気を吸いに行こう。新しい施設ができたんだ」
俺たちは連れ立って、領内を歩いた。
名目は「新施設の視察」だが、実質的にはデートだ。
ソフィアはいつもの制服姿だが、今日は上着を脱いで白いブラウス姿になっている。風に揺れるスカートと、時折髪をかき上げる仕草が、普段の堅い印象とは違って新鮮だ。
「見てくれ。あれが完成したばかりの『足湯茶屋』だ」
俺が案内したのは、メインの露天風呂から引いた湯を使った、足湯専用のスペースだ。
屋根付きのテラスに長いベンチが置かれ、足元には黄金色の湯が流れている。
そこでは、エルフたちが収穫した果物を使った果実水や、マザー特製の軽食を楽しむことができる。
「まあ……素敵ですわね。仕事の合間にここで足を温めれば、効率も上がりそうです」
「仕事の話はなしだ。ほら、座って」
俺たちは並んでベンチに腰を下ろし、靴と靴下を脱いだ。
チャポン、と湯に足をつける。
じんわりとした温かさが、足先からふくらはぎへと上がってくる。
「ふぅ……。気持ちいいですわ……」
ソフィアが眼鏡を外し、目を閉じた。
その顔から、いつもの「鉄の微笑」が消え、年相応の女性の柔らかな表情が浮かぶ。
彼女もまた、重責を背負う一人の人間なのだ。
「無理してないか? いきなりこんな辺境の支部長なんて」
俺が尋ねると、彼女は薄目を開けてこちらを見た。
「無理? とんでもない。……ここは私にとって、理想郷ですわ」
彼女は湯面を見つめながら、静かに語り出した。
「ギルド本部では、常に派閥争いや足の引っ張り合いばかりでした。正しいことをしようとしても、政治的な理由で潰される。……息が詰まりそうでした」
彼女の手が、膝の上で握りしめられる。
「でも、ここは違います。誰もが前を向き、より良い生活を作ろうとしている。アルド様、貴方が作るものには、全て『優しさ』が込められています。この足湯も、家も、料理も」
ソフィアが俺の方を向き、微笑んだ。
それは営業用の笑みではなく、心からの感謝のこもった笑顔だった。
「だから、私はここで働けることが幸せなのです。……ただ、少しだけ」
「少しだけ?」
「……貴方とこうして、二人きりで過ごす時間が少ないのが、不満ですけれど」
彼女は少し顔を赤らめ、上目遣いで俺を見た。
不意打ちだ。
あの鉄壁のソフィアが、こんな可愛らしいことを言うなんて。
「そ、それは……善処するよ。俺も、ソフィアともっと話したいし」
「約束ですよ? ……では、証拠として」
彼女は俺の腕に自分の腕を絡ませ、頭を肩に乗せてきた。
柔らかい感触と、石鹸の香り。
足元は温かく、肩には愛おしい重み。
最高の時間だ。
だが、神様というのは意地悪らしい。
この幸せな時間を、唐突に断ち切る者が現れた。
『――警告。緊急事態発生』
マザーの声が、二人の甘い空気を切り裂いた。
ソフィアが弾かれたように体を起こし、瞬時に「支部長」の顔に戻る。
「どうしました、マザーさん!?」
『南側の荒野より、単独の生体反応が接近中。……速度は緩やかですが、殺気が異常です。識別信号照合……該当者あり』
「誰だ?」
『元・勇者パーティリーダー。カイル・バーンズです』
「カイルだと……?」
俺は息を呑んだ。
いつか来るかもしれないとは思っていた。
だが、まさか一人で来るとは。
「ソフィア、君はここで指揮を。俺が行く」
「いいえ、私も行きます。ギルド支部長として、不法侵入者を見過ごすわけにはいきません」
彼女は眼鏡をかけ直し、キリッとした表情で立ち上がった。
俺たちは急いで足湯を出て、南の入り口へと向かった。
拠点の入り口には、すでにヴァネッサとシルヴィアが待ち構えていた。
シロも俺の足元に来て、低い声で唸っている。
そして、荒野の彼方から、ふらふらとした足取りで歩いてくる人影があった。
黄金の鎧は泥にまみれ、かつての輝きを失っている。
自慢の金髪はボサボサに伸び、無精髭が生えている。
その手には、赤錆の浮いた聖剣が握りしめられていた。
「……カイル」
俺が呼びかけると、男はゆっくりと顔を上げた。
その目は充血し、狂気じみた光を宿していた。
「アルドォォォ……! 探したぞ、アルドォォォォ!!」
カイルが叫んだ。
かつての爽やかな勇者の面影はない。そこにいるのは、憎悪に囚われた亡霊のようだった。
「どうして一人で来た? 仲間はどうした?」
「仲間? はっ! あんな役立たずども、捨ててきたわ! 聖剣が錆びたのも、俺の評価が落ちたのも、全部あいつらのせいだ! いや、お前のせいだ!」
カイルは聖剣を俺に突きつけた。
「お前がいなくなってから、何もかもがうまくいかない! 飯は不味いし、風呂はぬるいし、魔物は強いし、王様はうるさいし! 全部、全部お前の呪いだろ!?」
「呪いなんかじゃない。それが『普通』なんだよ。お前が今まで、どれだけ俺に頼りきりだったか、まだ分からないのか?」
「うるさい! 黙れ黙れ黙れ!」
カイルは聞く耳を持たない。
彼は周囲を見渡し、テラ・テルマエの豊かな緑と、美しい建物を見て、さらに顔を歪めた。
「なんだ、ここは……? なんで追放されたお前が、こんな楽園みたいな場所に住んでるんだ?」
「俺たちが作ったんだ。俺と、仲間たちでな」
「仲間……?」
カイルの視線が、俺の周りにいる女性たちに向けられる。
凛としたヴァネッサ、冷ややかなシルヴィア、知的なソフィア。そして、遠くから心配そうに見守るリーリャやララ、ヘレナ、ザラ。
「ふざけるな……。ふざけるなよ!!」
カイルの体から、どす黒い魔力が噴き出した。
それは、勇者の聖なる力とは似て非なる、歪んだ執着の奔流(ほんりゅう)だった。
「俺は! 勇者だぞ! なのに泥水をすすってここまで来たんだ! なのになんで、お前だけが幸せになってるんだ!?」
純粋な嫉妬。
そして逆恨み。
理屈などない。ただ、自分が不幸な時に、他人が幸せであることが許せないのだ。
「許さない……。お前だけ幸せになるなんて、絶対に許さない! この場所も、その女たちも、全部壊してやる! 俺と同じどん底に叩き落としてやる!」
カイルが聖剣を振り上げた。
錆びついた刀身が、悲鳴のような音を立てて魔力を帯びる。
「死ねぇぇぇぇッ!」
カイルが地面を蹴った。
腐っても勇者。その速度は常人を遥かに超えている。
一瞬で間合いを詰め、俺の首を目掛けて剣を振り下ろす。
「させるか!」
ヴァネッサが動こうとし、シルヴィアが指を鳴らそうとする。
だが、俺はそれを手で制して一歩前に出た。
「……マザー!」
『了解。対勇者用・防衛シークエンス、起動します』
俺の声に応え、背後に控えていたマザーの巨体が駆動音を上げた。
カイルの凶刃が俺に届く直前、俺たちの間に見えない壁が出現する。
ガギィィィンッ!!
聖剣が弾かれ、カイルがたたらを踏む。
エネルギーシールドだ。
「なっ……!?」
カイルが驚愕に目を見開く。
「悪いがカイル、ここはお前が暴れていい場所じゃない。……帰れと言っても聞かないなら、力ずくで排除する」
俺は静かに告げた。
これは、俺の過去との決別だ。
そして、この楽園を守るための、最初の試練だ。
「ナメるなぁぁぁッ!」
カイルが再び剣を構え、全身から稲妻のような魔力を迸らせる。
本気だ。
勇者としての矜持も捨て、ただの復讐者として、彼は俺たちを壊しにかかる。
俺はマザーを見上げた。
阿吽の呼吸。
マザーのアームが動き、俺の前にある「装備」を差し出した。
「行くぞ、カイル。……お前との腐れ縁も、これで終わりだ」
俺は装備を受け取り、装着した。
戦いの火蓋が、切って落とされた。
テラ・テルマエには再び穏やかな日常が戻っていたが、少しだけ変化があった。
それは、ギルド支部長となったソフィアの働きぶりだ。
彼女は「鉄壁」の二つ名に恥じず、領内の法整備や書類仕事を完璧にこなし、ララと連携して外部との交渉もまとめてくれている。
だが、少し働きすぎなのが玉に瑕だ。
「……ソフィア。そろそろ休憩にしないか?」
俺が執務室を訪ねると、ソフィアは書類の山に埋もれていた。
眼鏡が少しずれている。
「あら、領主様。……いえ、まだこちらの申請書が残っておりますし、エルフ区の居住権登録も……」
「それは明日でいい。マザーも言ってるぞ。『支部長の疲労度が規定値を超えました。強制的な休息を推奨します』ってな」
俺が言うと、ソフィアは観念したようにペンを置いた。
「……マザーさんには敵いませんわね。分かりました。少しだけ、休憩をいただきます」
「よし。なら、外の空気を吸いに行こう。新しい施設ができたんだ」
俺たちは連れ立って、領内を歩いた。
名目は「新施設の視察」だが、実質的にはデートだ。
ソフィアはいつもの制服姿だが、今日は上着を脱いで白いブラウス姿になっている。風に揺れるスカートと、時折髪をかき上げる仕草が、普段の堅い印象とは違って新鮮だ。
「見てくれ。あれが完成したばかりの『足湯茶屋』だ」
俺が案内したのは、メインの露天風呂から引いた湯を使った、足湯専用のスペースだ。
屋根付きのテラスに長いベンチが置かれ、足元には黄金色の湯が流れている。
そこでは、エルフたちが収穫した果物を使った果実水や、マザー特製の軽食を楽しむことができる。
「まあ……素敵ですわね。仕事の合間にここで足を温めれば、効率も上がりそうです」
「仕事の話はなしだ。ほら、座って」
俺たちは並んでベンチに腰を下ろし、靴と靴下を脱いだ。
チャポン、と湯に足をつける。
じんわりとした温かさが、足先からふくらはぎへと上がってくる。
「ふぅ……。気持ちいいですわ……」
ソフィアが眼鏡を外し、目を閉じた。
その顔から、いつもの「鉄の微笑」が消え、年相応の女性の柔らかな表情が浮かぶ。
彼女もまた、重責を背負う一人の人間なのだ。
「無理してないか? いきなりこんな辺境の支部長なんて」
俺が尋ねると、彼女は薄目を開けてこちらを見た。
「無理? とんでもない。……ここは私にとって、理想郷ですわ」
彼女は湯面を見つめながら、静かに語り出した。
「ギルド本部では、常に派閥争いや足の引っ張り合いばかりでした。正しいことをしようとしても、政治的な理由で潰される。……息が詰まりそうでした」
彼女の手が、膝の上で握りしめられる。
「でも、ここは違います。誰もが前を向き、より良い生活を作ろうとしている。アルド様、貴方が作るものには、全て『優しさ』が込められています。この足湯も、家も、料理も」
ソフィアが俺の方を向き、微笑んだ。
それは営業用の笑みではなく、心からの感謝のこもった笑顔だった。
「だから、私はここで働けることが幸せなのです。……ただ、少しだけ」
「少しだけ?」
「……貴方とこうして、二人きりで過ごす時間が少ないのが、不満ですけれど」
彼女は少し顔を赤らめ、上目遣いで俺を見た。
不意打ちだ。
あの鉄壁のソフィアが、こんな可愛らしいことを言うなんて。
「そ、それは……善処するよ。俺も、ソフィアともっと話したいし」
「約束ですよ? ……では、証拠として」
彼女は俺の腕に自分の腕を絡ませ、頭を肩に乗せてきた。
柔らかい感触と、石鹸の香り。
足元は温かく、肩には愛おしい重み。
最高の時間だ。
だが、神様というのは意地悪らしい。
この幸せな時間を、唐突に断ち切る者が現れた。
『――警告。緊急事態発生』
マザーの声が、二人の甘い空気を切り裂いた。
ソフィアが弾かれたように体を起こし、瞬時に「支部長」の顔に戻る。
「どうしました、マザーさん!?」
『南側の荒野より、単独の生体反応が接近中。……速度は緩やかですが、殺気が異常です。識別信号照合……該当者あり』
「誰だ?」
『元・勇者パーティリーダー。カイル・バーンズです』
「カイルだと……?」
俺は息を呑んだ。
いつか来るかもしれないとは思っていた。
だが、まさか一人で来るとは。
「ソフィア、君はここで指揮を。俺が行く」
「いいえ、私も行きます。ギルド支部長として、不法侵入者を見過ごすわけにはいきません」
彼女は眼鏡をかけ直し、キリッとした表情で立ち上がった。
俺たちは急いで足湯を出て、南の入り口へと向かった。
拠点の入り口には、すでにヴァネッサとシルヴィアが待ち構えていた。
シロも俺の足元に来て、低い声で唸っている。
そして、荒野の彼方から、ふらふらとした足取りで歩いてくる人影があった。
黄金の鎧は泥にまみれ、かつての輝きを失っている。
自慢の金髪はボサボサに伸び、無精髭が生えている。
その手には、赤錆の浮いた聖剣が握りしめられていた。
「……カイル」
俺が呼びかけると、男はゆっくりと顔を上げた。
その目は充血し、狂気じみた光を宿していた。
「アルドォォォ……! 探したぞ、アルドォォォォ!!」
カイルが叫んだ。
かつての爽やかな勇者の面影はない。そこにいるのは、憎悪に囚われた亡霊のようだった。
「どうして一人で来た? 仲間はどうした?」
「仲間? はっ! あんな役立たずども、捨ててきたわ! 聖剣が錆びたのも、俺の評価が落ちたのも、全部あいつらのせいだ! いや、お前のせいだ!」
カイルは聖剣を俺に突きつけた。
「お前がいなくなってから、何もかもがうまくいかない! 飯は不味いし、風呂はぬるいし、魔物は強いし、王様はうるさいし! 全部、全部お前の呪いだろ!?」
「呪いなんかじゃない。それが『普通』なんだよ。お前が今まで、どれだけ俺に頼りきりだったか、まだ分からないのか?」
「うるさい! 黙れ黙れ黙れ!」
カイルは聞く耳を持たない。
彼は周囲を見渡し、テラ・テルマエの豊かな緑と、美しい建物を見て、さらに顔を歪めた。
「なんだ、ここは……? なんで追放されたお前が、こんな楽園みたいな場所に住んでるんだ?」
「俺たちが作ったんだ。俺と、仲間たちでな」
「仲間……?」
カイルの視線が、俺の周りにいる女性たちに向けられる。
凛としたヴァネッサ、冷ややかなシルヴィア、知的なソフィア。そして、遠くから心配そうに見守るリーリャやララ、ヘレナ、ザラ。
「ふざけるな……。ふざけるなよ!!」
カイルの体から、どす黒い魔力が噴き出した。
それは、勇者の聖なる力とは似て非なる、歪んだ執着の奔流(ほんりゅう)だった。
「俺は! 勇者だぞ! なのに泥水をすすってここまで来たんだ! なのになんで、お前だけが幸せになってるんだ!?」
純粋な嫉妬。
そして逆恨み。
理屈などない。ただ、自分が不幸な時に、他人が幸せであることが許せないのだ。
「許さない……。お前だけ幸せになるなんて、絶対に許さない! この場所も、その女たちも、全部壊してやる! 俺と同じどん底に叩き落としてやる!」
カイルが聖剣を振り上げた。
錆びついた刀身が、悲鳴のような音を立てて魔力を帯びる。
「死ねぇぇぇぇッ!」
カイルが地面を蹴った。
腐っても勇者。その速度は常人を遥かに超えている。
一瞬で間合いを詰め、俺の首を目掛けて剣を振り下ろす。
「させるか!」
ヴァネッサが動こうとし、シルヴィアが指を鳴らそうとする。
だが、俺はそれを手で制して一歩前に出た。
「……マザー!」
『了解。対勇者用・防衛シークエンス、起動します』
俺の声に応え、背後に控えていたマザーの巨体が駆動音を上げた。
カイルの凶刃が俺に届く直前、俺たちの間に見えない壁が出現する。
ガギィィィンッ!!
聖剣が弾かれ、カイルがたたらを踏む。
エネルギーシールドだ。
「なっ……!?」
カイルが驚愕に目を見開く。
「悪いがカイル、ここはお前が暴れていい場所じゃない。……帰れと言っても聞かないなら、力ずくで排除する」
俺は静かに告げた。
これは、俺の過去との決別だ。
そして、この楽園を守るための、最初の試練だ。
「ナメるなぁぁぁッ!」
カイルが再び剣を構え、全身から稲妻のような魔力を迸らせる。
本気だ。
勇者としての矜持も捨て、ただの復讐者として、彼は俺たちを壊しにかかる。
俺はマザーを見上げた。
阿吽の呼吸。
マザーのアームが動き、俺の前にある「装備」を差し出した。
「行くぞ、カイル。……お前との腐れ縁も、これで終わりだ」
俺は装備を受け取り、装着した。
戦いの火蓋が、切って落とされた。
11
あなたにおすすめの小説
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
「餌代の無駄」と追放されたテイマー、家族(ペット)が装備に祝福を与えていた。辺境で美少女化する家族とスローライフ
天音ねる(旧:えんとっぷ)
ファンタジー
【祝:男性HOT18位】Sランクパーティ『紅蓮の剣』で、戦闘力のない「生産系テイマー」として雑用をこなす心優しい青年、レイン。
彼の育てる愛らしい魔物たちが、実はパーティの装備に【神の祝福】を与え、その強さの根源となっていることに誰も気づかず、仲間からは「餌代ばかりかかる寄生虫」と蔑まれていた。
「お前はもういらない」
ついに理不尽な追放宣告を受けるレイン。
だが、彼と魔物たちがパーティを去った瞬間、最強だったはずの勇者の聖剣はただの鉄クズに成り果てた。祝福を失った彼らは、格下のモンスターに惨敗を喫する。
――彼らはまだ、自分たちが捨てたものが、どれほど偉大な宝だったのかを知らない。
一方、レインは愛する魔物たち(スライム、ゴブリン、コカトリス、マンドラゴラ)との穏やかな生活を求め、人里離れた辺境の地で新たな暮らしを始める。
生活のためにギルドへ持ち込んだ素材は、実は大陸の歴史を塗り替えるほどの「神話級」のアイテムばかりだった!?
彼の元にはエルフやドワーフが集い、静かな湖畔の廃屋は、いつしか世界が注目する「聖域」へと姿を変えていく。
そして、レインはまだ知らない。
夜な夜な、彼が寝静まった後、愛らしい魔物たちが【美少女】の姿となり、
「れーんは、きょーも優しかったの! だからぽるん、いーっぱいきらきらジェル、あげたんだよー!」
「わ、私、今日もちゃんと硬い石、置けました…! レイン様、これがあれば、きっともう危ない目に遭いませんよね…?」
と、彼を巡って秘密のお茶会を繰り広げていることを。
そして、彼が築く穏やかな理想郷が、やがて大国の巨大な陰謀に巻き込まれていく運命にあることを――。
理不尽に全てを奪われた心優しいテイマーが、健気な“家族”と共に、やがて世界を動かす主となる。
王道追放ざまぁ × 成り上がりスローライフ × 人外ハーモニー!
HOT男性49位(2025年9月3日0時47分)
→37位(2025年9月3日5時59分)→18位(2025年9月5日10時16分)
『追放された底辺付与術師、実は【全自動化】のチートスキル持ちでした〜ブラックギルドを追い出されたので、辺境で商会を立ち上げたら勝手に世界規
NagiKurou
ファンタジー
「お前のような、一日中デスクに座って何もしない無能はクビだ!」
国内最大のギルド『栄光の剣』で、底辺の付与術師として働いていたアルスは、ある日突然、強欲なギルドマスターから追放を言い渡される。
しかし、彼らは知らなかった。ギルドの武器の自動修復、物流の最適化、資金管理に至るまで、すべてアルスの固有スキル【全自動化(ワークフロー構築)】によって完璧にシステム化され、回っていたことを。
「俺がいなくなったら、あの自動化システム、全部止まるけど……まあいいか」
管理権限を解除し、辺境へと旅立ったアルス。彼は自身のスキルを使って、圧倒的な耐久力を誇る銀色の四輪型重装ゴーレムを作り出し、気ままな行商を始める。
一度構築すれば無限に富を生み出す「全自動」のチートスキルで、アルスの商会は瞬く間に世界規模へとスケールしていく!
一方、すべてを失ったギルドは、生産ラインが崩壊し、絶望のどん底へと突き落とされていくのだった……。
ザコ魔法使いの僕がダンジョンで1人ぼっち!魔獣に襲われても石化した僕は無敵状態!経験値が溜まり続けて気づいた時には最強魔導士に!?
さかいおさむ
ファンタジー
戦士は【スキル】と呼ばれる能力を持っている。
僕はスキルレベル1のザコ魔法使いだ。
そんな僕がある日、ダンジョン攻略に向かう戦士団に入ることに……
パーティに置いていかれ僕は1人ダンジョンに取り残される。
全身ケガだらけでもう助からないだろう……
諦めたその時、手に入れた宝を装備すると無敵の石化状態に!?
頑張って攻撃してくる魔獣には申し訳ないがダメージは皆無。経験値だけが溜まっていく。
気づけば全魔法がレベル100!?
そろそろ反撃開始してもいいですか?
内気な最強魔法使いの僕が美女たちと冒険しながら人助け!
世界最強の賢者、勇者パーティーを追放される~いまさら帰ってこいと言われてももう遅い俺は拾ってくれた最強のお姫様と幸せに過ごす~
aoi
ファンタジー
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」
勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......?
お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?
神眼の鑑定師~女勇者に追放されてからの成り上がり~大地の精霊に気に入られてアイテム作りで無双します
すもも太郎
ファンタジー
伝説級勇者パーティーを首になったニースは、ギルドからも放逐されて傷心の旅に出る。
その途中で大地の精霊と運命の邂逅を果たし、精霊に認められて加護を得る。
出会った友人たちと共に成り上がり、いつの日にか国家の運命を変えるほどの傑物となって行く。
そんなニースの大活躍を知った元のパーティーが追いかけてくるが、彼らはみじめに落ちぶれて行きあっという間に立場が逆転してしまう。
大精霊の力を得た鑑定師の神眼で、透視してモンスター軍団や敵国を翻弄したり、創り出した究極のアイテムで一般兵が超人化したりします。
今にも踏み潰されそうな弱小国が超大国に打ち勝っていくサクセスストーリーです。
※ハッピーエンドです
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
【完結】まもの牧場へようこそ!~転移先は魔物牧場でした ~-ドラゴンの子育てから始める異世界田舎暮らし-
いっぺいちゃん
ファンタジー
平凡なサラリーマン、相原正人が目を覚ましたのは、
見知らぬ草原に佇むひとつの牧場だった。
そこは、人に捨てられ、行き場を失った魔物の孤児たちが集う場所。
泣き虫の赤子ドラゴン「リュー」。
やんちゃなフェンリルの仔「ギン」。
臆病なユニコーンの仔「フィーネ」。
ぷるぷる働き者のスライム「モチョ」。
彼らを「処分すべき危険種」と呼ぶ声が、王都や冒険者から届く。
けれど正人は誓う。
――この子たちは、ただの“危険”なんかじゃない。
――ここは、家族の居場所だ。
癒やしのスキル【癒やしの手】を頼りに、
命を守り、日々を紡ぎ、
“人と魔物が共に生きる未来”を探していく。
◇
🐉 癒やしと涙と、もふもふと。
――これは、小さな牧場から始まる大きな物語。
――世界に抗いながら、共に暮らすことを選んだ者たちの、優しい日常譚。
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる