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第三章
142 名前が違うだけなのに
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道を作るためにはどうしても森を切り開かなければならない。しかしながらその木を無駄にするつもりはない。
例えば弓を作ったり、例えば炭にしたり、例えばそのまま食べたり……これは人間じゃ無理だな。
何にせよ、無駄、非効率を嫌うオレにとって木を放置して有効活用しないなどということはありえない。
だからと言って、それが他人の気を悪くしないとは限らない。傍から見れば単なる縄張りの侵犯にしか見えない。当たり前といえば、当たり前のことではあった。
木々をすり抜ける黒と黄色のまだら。見慣れた蜘蛛だ。しかし、それらの蜘蛛は一様に蟻を攻撃していた。
「聞こえてるか!? こっちを攻撃するなら反撃するぞ!?」
必死に呼びかけるが効果はない。それもそのはず。こいつらは味方である蜘蛛じゃない。別の群れの蜘蛛。今まで蜘蛛は味方だと認識していたせいか、反撃の手も鈍い。
道の建設中だった場所が蜘蛛の巣の狩場真っただ中だったらしく、当然のように襲ってきた。いつの世でも土地の利権をめぐっての争いは絶えないわけか。
いやーしかし大変だなー。糸でぐるぐるにされたり宙づりにされたり……全部オレ……ていうか千尋が敵に対してやってきたことだな。
数もますます増えてヒートアップ。百人近い大乱闘が勃発している。こういう不意遭遇戦って一番嫌いだ。初めどころがわからないから、落としどころもつけづらい。
しかし、今は交渉できるはずだ。何故なら千尋がいるから! 同族のあいつに仲介してもらおう。
大急ぎで事件が起こっている現場に千尋を急行させる。ぐちぐち文句を言いながらも指示には従ってくれた。駆けつけるなり大声で敵の蜘蛛に呼びかける。
「貴様ら! 何故我らを攻撃する! 返答次第によってはただではすまんぞ!」
定番のセリフ。ちょっと時代劇っぽくてカッコイイとか思ってるのは内緒。
その言葉に敵は明らかに過敏に反応した。即座に一か所に自分の軍勢を集めると、こう叫んだ。
「貴様こそ何故地虫の味方をする!」
ほう。そう来たか。なら教えてやれ千尋。何故お前がオレたちに協力するのかを!
「美味い飯が食えるからだ!」
……うん。まあ大事だよね。しかしもうちょっとカッコよく言えないのか?
「たわけ! 我々の飯の方が美味いわ!」
張り合うのか!? いや、こいつら飯を作る技術があるのか? 千尋の群れは狩猟だけだったけど、この群れは料理も作れるのか? なんならクッキングバトルで勝負する展開もありかな。
「いや、我々の方が美味い!」
「そんなはずはない! 我々の方が美味い!」
小学生か! 悪口のレベルが低すぎる!
「千尋。そんなことで張り合わないでちゃんと仲介してくれ」
「む。しておるぞ」
えー。これで? まじで? ……そういえば千尋ってオレの味方以外の魔物と会話するのって初めてか? ……ちょっとアドバイスが必要だな。
「もうちょっと相手を尊重するというか、上から目線だけじゃ相手も譲らないだろ? お前が直接交渉するんじゃなくてオレと会話できる状態にしてくれればそれでいい」
「むう」
しばし佇む千尋。
「あー、貴様も美味い飯が食いたかろう? 我らも美味い飯が食いたい。だからこの場は怒りを納めるの……納めてください」
よく敬語使ったな! 偉いぞ千尋!
「うーむ、しかしだ。こいつが我らの巣と狩場を壊したのは事実なのだ」
確かに自分の縄張りを荒らされたらそりゃ腹が立つか。まっとうな交渉になっているようだし、下手に争うより譲るべきところを譲った方がいい。
「そこについては謝るよ。でもここがお前らの狩場だとは知らなかったんだ。場合によっては迂回してもいいし、肉か何かと交換してこの場所を譲ってもらえるならそれでもいい」
向こうの蜘蛛は無言だが、敵意は幾分薄らいでいる。オレと会話する気はあるみたいだ。
思ったよりも悪くない。この調子なら珍しく交渉だけでこの件はすんでしまいそうだ。ようやく文明人らしいふるまいがようやくできるかもしれない。
――――なんて甘い見通しを持っていた。
「妾の一存では決められん。他の語り部の姉らとも相談せねば」
あ、こいつだけが語り部じゃないのか。てか語り部のシステムも一緒なのか。文化的な接点があるんだろうか。
「だが貴様らがシイネルに忠実であれば悪いようにはせぬ」
ん? シイネル? 何それ初めて聞くんですけど。
あ、ヤバイ。オレの中の何かが盛大に警報を鳴らしている。そこに突っ込むと確実に泥沼にはまる気がする。特に千尋は。
が、制止の声を発するよりも早く千尋は反応してしまった。
「シイネルなんじゃそれは? 聞いたこともないのう」
「なんじゃと? 貴様シイネルを知らぬのか? 偉大なるシイネルを?」
「千尋、それ以上は……」
「我らが信ずるは偉大なるシレーナのみ。シイ何とかいうものは知らぬ」
あちゃー。言っちゃったよ。多分こいつらは信じている神が違う。宗教としての形態は似ていても信じている神の名前が違う。
「貴様! シイネルを愚弄するか! シレーナだと! そんな木の葉に絡まった糸のようなものこちらも知らぬわ!」
「言いおったな! 許さんぞ!」
二人の言い争いはますます勢いを増す。収まる様子は一切ない。
あー。こりゃ駄目だ。これはもう止まらない。
古代人は宗教によって結束したという。実際にこの世界でもクワイという国家はセイノス教を利用して自らの勢力を最大限拡大した。
しかし、同時に宗教が異なれば争いの火種にもなりうる。それどころか火種から大火災へと発展することさえもある。
太陽系第三惑星の霊長類もそうだしね。一体全体何年争い続けるつもりなんだか。
馬鹿馬鹿しいとは思わないか? どれもこれも元をたどればどっかの誰かが吹いたホラだってのに。
例えば弓を作ったり、例えば炭にしたり、例えばそのまま食べたり……これは人間じゃ無理だな。
何にせよ、無駄、非効率を嫌うオレにとって木を放置して有効活用しないなどということはありえない。
だからと言って、それが他人の気を悪くしないとは限らない。傍から見れば単なる縄張りの侵犯にしか見えない。当たり前といえば、当たり前のことではあった。
木々をすり抜ける黒と黄色のまだら。見慣れた蜘蛛だ。しかし、それらの蜘蛛は一様に蟻を攻撃していた。
「聞こえてるか!? こっちを攻撃するなら反撃するぞ!?」
必死に呼びかけるが効果はない。それもそのはず。こいつらは味方である蜘蛛じゃない。別の群れの蜘蛛。今まで蜘蛛は味方だと認識していたせいか、反撃の手も鈍い。
道の建設中だった場所が蜘蛛の巣の狩場真っただ中だったらしく、当然のように襲ってきた。いつの世でも土地の利権をめぐっての争いは絶えないわけか。
いやーしかし大変だなー。糸でぐるぐるにされたり宙づりにされたり……全部オレ……ていうか千尋が敵に対してやってきたことだな。
数もますます増えてヒートアップ。百人近い大乱闘が勃発している。こういう不意遭遇戦って一番嫌いだ。初めどころがわからないから、落としどころもつけづらい。
しかし、今は交渉できるはずだ。何故なら千尋がいるから! 同族のあいつに仲介してもらおう。
大急ぎで事件が起こっている現場に千尋を急行させる。ぐちぐち文句を言いながらも指示には従ってくれた。駆けつけるなり大声で敵の蜘蛛に呼びかける。
「貴様ら! 何故我らを攻撃する! 返答次第によってはただではすまんぞ!」
定番のセリフ。ちょっと時代劇っぽくてカッコイイとか思ってるのは内緒。
その言葉に敵は明らかに過敏に反応した。即座に一か所に自分の軍勢を集めると、こう叫んだ。
「貴様こそ何故地虫の味方をする!」
ほう。そう来たか。なら教えてやれ千尋。何故お前がオレたちに協力するのかを!
「美味い飯が食えるからだ!」
……うん。まあ大事だよね。しかしもうちょっとカッコよく言えないのか?
「たわけ! 我々の飯の方が美味いわ!」
張り合うのか!? いや、こいつら飯を作る技術があるのか? 千尋の群れは狩猟だけだったけど、この群れは料理も作れるのか? なんならクッキングバトルで勝負する展開もありかな。
「いや、我々の方が美味い!」
「そんなはずはない! 我々の方が美味い!」
小学生か! 悪口のレベルが低すぎる!
「千尋。そんなことで張り合わないでちゃんと仲介してくれ」
「む。しておるぞ」
えー。これで? まじで? ……そういえば千尋ってオレの味方以外の魔物と会話するのって初めてか? ……ちょっとアドバイスが必要だな。
「もうちょっと相手を尊重するというか、上から目線だけじゃ相手も譲らないだろ? お前が直接交渉するんじゃなくてオレと会話できる状態にしてくれればそれでいい」
「むう」
しばし佇む千尋。
「あー、貴様も美味い飯が食いたかろう? 我らも美味い飯が食いたい。だからこの場は怒りを納めるの……納めてください」
よく敬語使ったな! 偉いぞ千尋!
「うーむ、しかしだ。こいつが我らの巣と狩場を壊したのは事実なのだ」
確かに自分の縄張りを荒らされたらそりゃ腹が立つか。まっとうな交渉になっているようだし、下手に争うより譲るべきところを譲った方がいい。
「そこについては謝るよ。でもここがお前らの狩場だとは知らなかったんだ。場合によっては迂回してもいいし、肉か何かと交換してこの場所を譲ってもらえるならそれでもいい」
向こうの蜘蛛は無言だが、敵意は幾分薄らいでいる。オレと会話する気はあるみたいだ。
思ったよりも悪くない。この調子なら珍しく交渉だけでこの件はすんでしまいそうだ。ようやく文明人らしいふるまいがようやくできるかもしれない。
――――なんて甘い見通しを持っていた。
「妾の一存では決められん。他の語り部の姉らとも相談せねば」
あ、こいつだけが語り部じゃないのか。てか語り部のシステムも一緒なのか。文化的な接点があるんだろうか。
「だが貴様らがシイネルに忠実であれば悪いようにはせぬ」
ん? シイネル? 何それ初めて聞くんですけど。
あ、ヤバイ。オレの中の何かが盛大に警報を鳴らしている。そこに突っ込むと確実に泥沼にはまる気がする。特に千尋は。
が、制止の声を発するよりも早く千尋は反応してしまった。
「シイネルなんじゃそれは? 聞いたこともないのう」
「なんじゃと? 貴様シイネルを知らぬのか? 偉大なるシイネルを?」
「千尋、それ以上は……」
「我らが信ずるは偉大なるシレーナのみ。シイ何とかいうものは知らぬ」
あちゃー。言っちゃったよ。多分こいつらは信じている神が違う。宗教としての形態は似ていても信じている神の名前が違う。
「貴様! シイネルを愚弄するか! シレーナだと! そんな木の葉に絡まった糸のようなものこちらも知らぬわ!」
「言いおったな! 許さんぞ!」
二人の言い争いはますます勢いを増す。収まる様子は一切ない。
あー。こりゃ駄目だ。これはもう止まらない。
古代人は宗教によって結束したという。実際にこの世界でもクワイという国家はセイノス教を利用して自らの勢力を最大限拡大した。
しかし、同時に宗教が異なれば争いの火種にもなりうる。それどころか火種から大火災へと発展することさえもある。
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