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9視線と靴
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衝撃を落とした王宮からの公表。
沢山の噂と妄想が飛び交ってしばらくすると、落ちついてきた。
そして、そのタイミングで王太子殿下達生徒会メンバー五名が学園に復学した。
「卒業式の準備が生徒会であるから復学ですって」
「セレナさん処刑されちゃったって本当?なんか媚びすぎて酷かったし、生徒会メンバーに入りこむためなんて卑怯よね」
「なんかとんでもない人だけど…でも黒魔術、興味あるよね。フフ」
「シリル殿下ご卒業ですものね」
「婚約者を探しているとか!」
もちろん、真ん中にはミンネがいて目を爛々とさせて、聞いたり意見を言ったり…
朝から元気だわ。羨ましいぐらい…
興味は尽きないらしい。
私の手には紙袋…やっとお金が貯まって先生に借りたハイヒールを弁償できた。後はこちらを渡しに行くだけ。
「聞いているティア!」
とミンネから声がかかった。
「えぇ、聞こえているわ」
と流しながら返事した。
破棄騒動の余波には巻き込まれたけど、王子様なんて、私にはとんでもなく関係ない世界線の方なので、私から意見なんて一つもない。聞くだけで十分。
「王子様達はセレナさんに騙されていただけですって。騒ぎを起こした事と黒魔術の後遺症を調べるのに50日の謹慎だったらしいわ」
とミンネが言う。
「凄いわね、どこでも情報通な方がいるのね、ミンネが協力したという血もその関係かしら?」
と言えば、
「時期的には後遺症を病と言っていたのかも…でも血って、魔術に使ったのかしら…まぁいいわ!もう渡しちゃったし、あれから何の音沙汰もないのよ!王宮の使者。つまらないわ。噂といえば王宮勤めよ。色々旬な話がありそうよね?私も駄目元で王宮女官の試験受けてみようかしら?」
「ミンネは王宮という場所が伏魔殿的な場所で仕事より情報集めに一生懸命になりそうね」
「後々に私が見て聞いた王宮の全てっていう暴露本を出したら…ガッポリかもしれないわ」
とミンネはにんまり笑った。
「そんなのバレたら処刑されてしまうかもしれないわよ」
と言えば、流石に肩を窄めた。
授業も終わり、紙袋を持ってダンスの先生に会いに行く。部屋の中には、数人の先生方と生徒会メンバーがいた。
はっきり言えば会いたくなかった。私はこの人達に良い印象はない。二次被害として巻き込まれた影響もあるけど、ミンネほど興味も関心もないのが本音だった。
「キアヌス先生」
と小声で声をかけた。
「あら、ティアラさん?」
と気づいて駆け寄ってくれた。
「遅くなり申し訳ございません。お借りしていた靴、返却しに来ました。お納めください」
と少し仰々しく言えば、先生も苦笑して、
「あら、新品?」
と聞かれ、
「諸事情で駄目にしてしまいましたので…」
「ああ、やっぱりサイズが合わなかったのね…」
「いえ、先生には本当に感謝していますから」
と言えば、こっそりと
「あなたの用意した靴は見つかったの?」
と聞かれ、頭を振った。
「そう、酷いことするわよね!」
と怒ってくれた。
パーティー後にも私のハイヒールは出てこなかった。
本当に残念です。靴代だってかかりますから。
先生に渡し終えると、生徒会メンバーの一人がこちらを見ていた。
視線をすぐさま外す。あの人は、私が頭に靴を当てた(青)だわ、気づかれないようにしなきゃ…医療費請求…これ以上巻き込まれたくない。
『触らぬ神に祟りなし』
先生に再度一礼して急いで部屋を出た。
*
(シルベルトside)
卒業式後のパーティーの打ち合わせを先生方としていると一人の女子生徒が部屋に入って来た。
「オレンジか」
思わず漏らした言葉。俺をセレナの呪縛から正気に戻してくれた令嬢も同じオレンジ色のネクタイだった。学園に復学したら御礼を言おうと思ったが、どこの誰かがわからない。
ボォーと扉付近の女子生徒と先生のやり取りを見ていれば、
「どうしたシルベルト?あの令嬢に興味があるのか?」
とクラード様に聞かれ、
「いや、例の私達を解き放ってくれた令嬢に御礼を言いたいと考えていて」
と言えば、みんな頷く。
「確かにシルを正常に戻してくれたおかげで私達も解放されたのだから、何か御礼をしても良いぐらいだよ。普通なら表彰される程だ、感謝している」
とクラード様も言った。王太子が軽々しく御礼なんて言ったらまずいと思うが、俺自身個人的に宝石を送ってもかまわないぐらい、感謝はあった。
あのままだったら、淫魔とキスに性交、待ったなし…身震いをした。早く忘れたい。
ただどこの誰だか…
一瞬、女子生徒と目が合って、すぐ立ち去る様が、あの夜を思い出した。
そして、あの白い肌の足…甘く、美味そうな…
また下半身に血が集まりつつある。
駄目だ!自重しろ、バカ息子!
ここは学園だ、しっかりしろ!
意識を戻し卒業パーティーの話に戻り、軽食や音楽、警備の手配の打ち合わせを終える。
「終わったね、これで私は最後だ、こうやって最後までみんなと一緒にやらせてくれてありがとう」
とシリル様が言った。
シリル様だけ学年が違うグレイのネクタイ。本来なら半年前に生徒会は辞めていたはずだったが、あの頃はセレナに引き留められそのまま卒業までとなった。
「いやぁ、あんな事になって色々お互い考える事はあると思うけど、楽しかったのは本当だよ」
と少し遠くを見て話された。セレナを思ったのかもしれないが…
「では、生徒会室に行って書類の整理をしてしまいましょう」
と声をかければみんな笑って頷く。仕出かした事への弁明は出来ないが未来に向けて頑張る姿を見せるしかないと思っている。
そんな一歩を進んでいた、俺の肘が、先生の机の紙袋に当たった。
カッツン
袋から落ちたのは、白いハイヒール…
フラッシュバックのように蘇る光景。
私の部屋にあるものと同じ。
拾い上げたハイヒールは新品で、それが何故か残念で、物悲しさやうしろ髪ひかれるような、またあの白い肌、滑らかな曲線を思い出した。
「会いたいな」
と思わず漏らしたその言葉をクラード様が拾い上げた。
「あぁまたか。ハイヒールを落とした令嬢の事か、魅力的だったのか?確かに御礼をしたいからな。よし、どうにか判明できるように考えよう」
と言われた。
ここにいるメンバーに、恥ずかしいような嬉しいようなそんな微妙な心内を悟られないように平然と紙袋に靴を戻した。
まぁ、二度も呟いてしまったのは…恥ずかしいが。
脳裏に浮かんだのは、彼女の足をもう一度見せて欲しいなんて、そんな破廉恥な事は言えない。
結局オレンジのネクタイで一年生と判明はしているが、一年生だけと言えば、また変な勘繰りをされてしまうだろうということで学園の女子生徒を対象に残されたハイヒールを見せてこれは、誰のものか聞こうという話になった。
「大丈夫だよ、踵も折れているし、血も付いているんだろう、本人はわかると思うよ」
そんな軽いノリ。
卒業式や卒業パーティーの連絡をする全校集会を使って、一斉に聞いてしまおうという企みだ。
「御礼は何にするの」
とシリル様に言われ、俺は個人的に後で渡すにしても、(俺だけは彼女に直接解放してもらっているから!)全校生徒に聞くのだから、何かあった方が名乗り出やすいのではないかとなった。
「彼女が望むものを!!」
はっきり言えばこれが失敗だった。
『御礼』
この言葉は獰猛な女性の野心に火をつける言葉だよって、少し先の未来の俺たちに教えてあげたい言葉だった。
(ハァ~、照れ臭いのはどうしてなんだろう?)
沢山の噂と妄想が飛び交ってしばらくすると、落ちついてきた。
そして、そのタイミングで王太子殿下達生徒会メンバー五名が学園に復学した。
「卒業式の準備が生徒会であるから復学ですって」
「セレナさん処刑されちゃったって本当?なんか媚びすぎて酷かったし、生徒会メンバーに入りこむためなんて卑怯よね」
「なんかとんでもない人だけど…でも黒魔術、興味あるよね。フフ」
「シリル殿下ご卒業ですものね」
「婚約者を探しているとか!」
もちろん、真ん中にはミンネがいて目を爛々とさせて、聞いたり意見を言ったり…
朝から元気だわ。羨ましいぐらい…
興味は尽きないらしい。
私の手には紙袋…やっとお金が貯まって先生に借りたハイヒールを弁償できた。後はこちらを渡しに行くだけ。
「聞いているティア!」
とミンネから声がかかった。
「えぇ、聞こえているわ」
と流しながら返事した。
破棄騒動の余波には巻き込まれたけど、王子様なんて、私にはとんでもなく関係ない世界線の方なので、私から意見なんて一つもない。聞くだけで十分。
「王子様達はセレナさんに騙されていただけですって。騒ぎを起こした事と黒魔術の後遺症を調べるのに50日の謹慎だったらしいわ」
とミンネが言う。
「凄いわね、どこでも情報通な方がいるのね、ミンネが協力したという血もその関係かしら?」
と言えば、
「時期的には後遺症を病と言っていたのかも…でも血って、魔術に使ったのかしら…まぁいいわ!もう渡しちゃったし、あれから何の音沙汰もないのよ!王宮の使者。つまらないわ。噂といえば王宮勤めよ。色々旬な話がありそうよね?私も駄目元で王宮女官の試験受けてみようかしら?」
「ミンネは王宮という場所が伏魔殿的な場所で仕事より情報集めに一生懸命になりそうね」
「後々に私が見て聞いた王宮の全てっていう暴露本を出したら…ガッポリかもしれないわ」
とミンネはにんまり笑った。
「そんなのバレたら処刑されてしまうかもしれないわよ」
と言えば、流石に肩を窄めた。
授業も終わり、紙袋を持ってダンスの先生に会いに行く。部屋の中には、数人の先生方と生徒会メンバーがいた。
はっきり言えば会いたくなかった。私はこの人達に良い印象はない。二次被害として巻き込まれた影響もあるけど、ミンネほど興味も関心もないのが本音だった。
「キアヌス先生」
と小声で声をかけた。
「あら、ティアラさん?」
と気づいて駆け寄ってくれた。
「遅くなり申し訳ございません。お借りしていた靴、返却しに来ました。お納めください」
と少し仰々しく言えば、先生も苦笑して、
「あら、新品?」
と聞かれ、
「諸事情で駄目にしてしまいましたので…」
「ああ、やっぱりサイズが合わなかったのね…」
「いえ、先生には本当に感謝していますから」
と言えば、こっそりと
「あなたの用意した靴は見つかったの?」
と聞かれ、頭を振った。
「そう、酷いことするわよね!」
と怒ってくれた。
パーティー後にも私のハイヒールは出てこなかった。
本当に残念です。靴代だってかかりますから。
先生に渡し終えると、生徒会メンバーの一人がこちらを見ていた。
視線をすぐさま外す。あの人は、私が頭に靴を当てた(青)だわ、気づかれないようにしなきゃ…医療費請求…これ以上巻き込まれたくない。
『触らぬ神に祟りなし』
先生に再度一礼して急いで部屋を出た。
*
(シルベルトside)
卒業式後のパーティーの打ち合わせを先生方としていると一人の女子生徒が部屋に入って来た。
「オレンジか」
思わず漏らした言葉。俺をセレナの呪縛から正気に戻してくれた令嬢も同じオレンジ色のネクタイだった。学園に復学したら御礼を言おうと思ったが、どこの誰かがわからない。
ボォーと扉付近の女子生徒と先生のやり取りを見ていれば、
「どうしたシルベルト?あの令嬢に興味があるのか?」
とクラード様に聞かれ、
「いや、例の私達を解き放ってくれた令嬢に御礼を言いたいと考えていて」
と言えば、みんな頷く。
「確かにシルを正常に戻してくれたおかげで私達も解放されたのだから、何か御礼をしても良いぐらいだよ。普通なら表彰される程だ、感謝している」
とクラード様も言った。王太子が軽々しく御礼なんて言ったらまずいと思うが、俺自身個人的に宝石を送ってもかまわないぐらい、感謝はあった。
あのままだったら、淫魔とキスに性交、待ったなし…身震いをした。早く忘れたい。
ただどこの誰だか…
一瞬、女子生徒と目が合って、すぐ立ち去る様が、あの夜を思い出した。
そして、あの白い肌の足…甘く、美味そうな…
また下半身に血が集まりつつある。
駄目だ!自重しろ、バカ息子!
ここは学園だ、しっかりしろ!
意識を戻し卒業パーティーの話に戻り、軽食や音楽、警備の手配の打ち合わせを終える。
「終わったね、これで私は最後だ、こうやって最後までみんなと一緒にやらせてくれてありがとう」
とシリル様が言った。
シリル様だけ学年が違うグレイのネクタイ。本来なら半年前に生徒会は辞めていたはずだったが、あの頃はセレナに引き留められそのまま卒業までとなった。
「いやぁ、あんな事になって色々お互い考える事はあると思うけど、楽しかったのは本当だよ」
と少し遠くを見て話された。セレナを思ったのかもしれないが…
「では、生徒会室に行って書類の整理をしてしまいましょう」
と声をかければみんな笑って頷く。仕出かした事への弁明は出来ないが未来に向けて頑張る姿を見せるしかないと思っている。
そんな一歩を進んでいた、俺の肘が、先生の机の紙袋に当たった。
カッツン
袋から落ちたのは、白いハイヒール…
フラッシュバックのように蘇る光景。
私の部屋にあるものと同じ。
拾い上げたハイヒールは新品で、それが何故か残念で、物悲しさやうしろ髪ひかれるような、またあの白い肌、滑らかな曲線を思い出した。
「会いたいな」
と思わず漏らしたその言葉をクラード様が拾い上げた。
「あぁまたか。ハイヒールを落とした令嬢の事か、魅力的だったのか?確かに御礼をしたいからな。よし、どうにか判明できるように考えよう」
と言われた。
ここにいるメンバーに、恥ずかしいような嬉しいようなそんな微妙な心内を悟られないように平然と紙袋に靴を戻した。
まぁ、二度も呟いてしまったのは…恥ずかしいが。
脳裏に浮かんだのは、彼女の足をもう一度見せて欲しいなんて、そんな破廉恥な事は言えない。
結局オレンジのネクタイで一年生と判明はしているが、一年生だけと言えば、また変な勘繰りをされてしまうだろうということで学園の女子生徒を対象に残されたハイヒールを見せてこれは、誰のものか聞こうという話になった。
「大丈夫だよ、踵も折れているし、血も付いているんだろう、本人はわかると思うよ」
そんな軽いノリ。
卒業式や卒業パーティーの連絡をする全校集会を使って、一斉に聞いてしまおうという企みだ。
「御礼は何にするの」
とシリル様に言われ、俺は個人的に後で渡すにしても、(俺だけは彼女に直接解放してもらっているから!)全校生徒に聞くのだから、何かあった方が名乗り出やすいのではないかとなった。
「彼女が望むものを!!」
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