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第四十一話 怪力と愚か者と家族愛と
怪しい噂
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「分かってるよ、お袋こそ風邪引くなよ。炭鉱を掘った結果毒ガスが出ちまうこともあるんだからな」
「はいはい、分かってるよ。ちゃんと緊急用のガスマスクは全員に配備してる」
ベネットの言葉に笑って返す。
「そうそう、アタシらは次にチビロボン廃坑ってとこの調査へ向かうんだ。もしかしたら会うこともあるかもねえ」
「ハハハ……どうなんかな」
(……なんだか少しだけ、ベネットに元気が出てる気がするな)
そうしてドアの向こうへ……いく時に、振り向いてニコッと笑う。そしえ手を振り今度こそ出て行った。
「あら? アンタらはあの……ナガ、ナガ……ニンゲンさんの仲間じゃないか」
……ドアの向こうから声が聞こえる。そしてリーダーのナガレ、ガッツリ名前を忘れられている。
「バッ……ちょ、黙ってろにゃあ……!」
「あらあらあら! ネコさんにゴブリンさんにサキュバスまで! あら~あの子ったらなかなか多様性なチームに……」
「種族までバラさないでよー! ……あっ」
「バカもう何してんのデカい声出さないでって……!」
……聞き覚えのありすぎる声がモロ聞こえだ。これにはナガレもベネットも「クッ……」と苦笑するしかなかった。
「……なるほど、そう言うことか。あのアリアスとやら、筋が通っているようだ」
「ひ、ひええ、高い……こ、これどうやって降りるんじゃあ」
……そして外の広い窓枠には、あと二人も盗み聞きしてる奴らがいたのだった。
~☆~☆~☆~☆~☆~
「……と、言うわけなんだ」
「へぇ~~~~」「そんなことがあったのにゃあ」「おったまげのぶったまげだねー」
「し、白々しいッス」
宿屋の食堂で再び集合。ナガレが簡潔にベラとの会話をまとめると、ニンフォもミケもシャットもよそ見しながらリアクションした。
「知ってたくせに……ジョーとマスターは何してたんだ?」
「私たちはイビル教団について調査を行っていたのじゃ。決して盗み聞きなんかしてないのじゃ」
「……ちなみに俺はマスターの子守り……」
「オイ」
「……エスコートをしていた」
「うむ、それでよし」
ご満悦のレン。その様子を見ると、良い情報が手に入ったようだ。
「……マリーオウギルドで、冒険者たちに聞き込みができた。マスターが『とっても可愛くてキュートな冒険者のお姉ちゃんを探す妹ちゃん』として、色々教えてもらった」
(長い……)(設定が長い……)(前半のとっても可愛いは必要なのか……?)
「その結果、妙な噂を聞いてのう。ドブツ村跡地というエリアの付近にて、妙なモンスターを見たらしい」
「はいはい、分かってるよ。ちゃんと緊急用のガスマスクは全員に配備してる」
ベネットの言葉に笑って返す。
「そうそう、アタシらは次にチビロボン廃坑ってとこの調査へ向かうんだ。もしかしたら会うこともあるかもねえ」
「ハハハ……どうなんかな」
(……なんだか少しだけ、ベネットに元気が出てる気がするな)
そうしてドアの向こうへ……いく時に、振り向いてニコッと笑う。そしえ手を振り今度こそ出て行った。
「あら? アンタらはあの……ナガ、ナガ……ニンゲンさんの仲間じゃないか」
……ドアの向こうから声が聞こえる。そしてリーダーのナガレ、ガッツリ名前を忘れられている。
「バッ……ちょ、黙ってろにゃあ……!」
「あらあらあら! ネコさんにゴブリンさんにサキュバスまで! あら~あの子ったらなかなか多様性なチームに……」
「種族までバラさないでよー! ……あっ」
「バカもう何してんのデカい声出さないでって……!」
……聞き覚えのありすぎる声がモロ聞こえだ。これにはナガレもベネットも「クッ……」と苦笑するしかなかった。
「……なるほど、そう言うことか。あのアリアスとやら、筋が通っているようだ」
「ひ、ひええ、高い……こ、これどうやって降りるんじゃあ」
……そして外の広い窓枠には、あと二人も盗み聞きしてる奴らがいたのだった。
~☆~☆~☆~☆~☆~
「……と、言うわけなんだ」
「へぇ~~~~」「そんなことがあったのにゃあ」「おったまげのぶったまげだねー」
「し、白々しいッス」
宿屋の食堂で再び集合。ナガレが簡潔にベラとの会話をまとめると、ニンフォもミケもシャットもよそ見しながらリアクションした。
「知ってたくせに……ジョーとマスターは何してたんだ?」
「私たちはイビル教団について調査を行っていたのじゃ。決して盗み聞きなんかしてないのじゃ」
「……ちなみに俺はマスターの子守り……」
「オイ」
「……エスコートをしていた」
「うむ、それでよし」
ご満悦のレン。その様子を見ると、良い情報が手に入ったようだ。
「……マリーオウギルドで、冒険者たちに聞き込みができた。マスターが『とっても可愛くてキュートな冒険者のお姉ちゃんを探す妹ちゃん』として、色々教えてもらった」
(長い……)(設定が長い……)(前半のとっても可愛いは必要なのか……?)
「その結果、妙な噂を聞いてのう。ドブツ村跡地というエリアの付近にて、妙なモンスターを見たらしい」
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