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2章:学園編

実技の授業 後編

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寮の訓練場に戻った俺シリルとジョシュアは、軽くながしながら打ち合いしている。

「なぁ、シリルが手加減間違えるなんて、何があったんだ?」
「相手混魔族だったから、もう少し身体強化上手かなって思ったんだぞ。 ただここの留学生というのを忘れてだぞ、相手のレベルの読みを間違えたんだぞ。 一応、人間社会での対人戦は、たぶん1000年してなかったってことを思い出したんだぞ」
「それじゃぁーしょうがないんだ。 シリル、強化つかってなかったし、木刀は逆手したんだ。」
「でも、この学園でシリルが相手するのは俺だけだとおもったのに、なんでアドバイスしたんだ?」とやや強くうちこむジュシュア。 なぜかちょっと機嫌わるいぞ。

俺が受けながしながら、「あれ、癖だ。 魔界で魔族達と模擬戦したあと、指導するんだぞ。 ついついその癖がでただけだ。」って言って、少しスピードを上げ始めていく。 ジョシュアが嬉しそうに「なんだ、だったらよかった」といいながら徐々に早くなる。

2時間程、剣術と体術を交えながら戦い、少し魔術の練習したところで、ギルドから数百単位の任務依頼が数件きた。 そのためジョシュアと討伐に行き、夕食はシュンさんの所で食べて、シュンさんと模擬戦をする俺とジョシュアだぞ。

◇◇◇
1週間、午後の実技に顔をだしたあと、結局別訓練場となったため、あれこれって寮でもいいってことだし、魔の森いけば昼飯と夜飯はシュンさんのご飯食べれるってことだぞという事に気づいた俺。学園長と相談して、実技の参加は免除にしてもらったぞ。

ジョシュアも、この案に賛成だが、俺と一緒のみの時間が欲しいということで、月と火曜が寮の訓練場で、水と木が魔の森、金はギルド任務として、土曜と日曜は自由だがどちらかを魔の森にいったり、魔大陸の未開拓地にいったすることになった。

ジョシュアは、参加してないが、もちろんダンジョンの間引きもしている俺だし、魔界の政務も相変わらずこなしてるんだぞ。 
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