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3章:学園都市編
学園都市のギルド
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ジムは、ギルド本部を魔道国家の中央にあたる学園都市に移動し、ギルドマスター室の執務机で事務作業をしている。 既に時刻は20時をすぎており、ギルド内にはジム以外だれもいない。
すると突然、マスタ室の目の前に、ビーニー帽をかぶった身長175CMの17歳前後の青年、紺色の髪を二つに纏めた身長163CMの17歳前後の少女に、同じ身長で、少し長めのショートで紺色の髪をした少年のあどけなさを残したどうみても14歳の少年と、身長は180CMで紺色の長めのショートの髪に、切れ長で瞳の色も紺色の17歳ぐらいの青年4名がたっている。
「ジム、ひさしぶりだな」って、ビーニー帽をかぶった青年がタバコをくわえながらいう。
ジムは驚きながらも彼の事は知っている。
「シュン殿たち、来てくれたんじゃな」と嬉しそうにいい、「座ってくれ」といってソファー席に座る。
「シュン殿、リン殿、シリル殿、ひさしぶりじゃな。 んで、もう1人のお方は?」
「デニスっていうんだ。 俺もリンもさすがに学園は行きたくねぇーし、シリルもまぁ1人で学園行きたくねぇってんで、知り合いに頼んで連れてきた」って俺だ。
「デニス・ドラーティオといいます。 よろしくお願いします。」ってデニスの奴は丁寧に挨拶してる。
「俺らと違ってまともだろ」って俺。
「うん? 俺行かなくていいんじゃないかだぞ」ってシリルだ。
「今ごろ気づいたか。 やっぱ抜けてんな」って俺。 きっとシリルの事だ、今回自分は学園に行かなくていいと思っていたみたいだ。
「相変わらずだな」と苦笑するリン。
「俺、帰るぞ。」って速攻で不貞腐れてるシリル。
俺がシリルの頭を軽く撫でながら「冗談だ。 任務内容わかってんだろ。 ジムとは俺らが話し聞いてくから、拠点に帰っていいぞ。」って言っておいた。
「うん、わかってるぞ。 先に帰るぞ。 限界だぞ」と言って転移しいったシリルだ。
状況に追いつけないジム、デニス。
「シリル殿は、大丈夫か?」
「俺、何か機嫌に触ることしましたか?」とややしょげながらいうとデニス。
俺がタバコをふかしながら苦笑するしかない。
「あー、今回ここに来るまであんま時間なかったからよ、あいつ実家の仕事を短期間で寝ずにやってたんだ。 デニスにあったのもさっきここに来る時だったろ。 まぁ、明日には落ち着く。 あんま気にすんな。」
「シュン殿がそういうなら、大丈夫だな。」ってジム。
そう、あまりシリルの今の状態は追及しちゃいけないからな。
「任務内容については、手紙に書いてあったけど、もう少し説明してくれ」って俺はタバコの火を消して聞いた。
「そうじゃな。」といい、説明を始める。
「まず、今のこの大陸の状態じゃが、魔導国家は、この大陸では孤立状態だ。
王国の国王がサディアスになってから、海洋国家、臨海国家は国家として存続しておるが王国のいいなりじゃ。
今のところ、魔導国家への侵略はないが王国はほぼ軍事国家へ変貌している。
王国が、今後、何をしようとしていつか不明じゃが、魔導学園の生徒の半数以上が王国、臨海、海洋国家からきておる。 竜騎士、騎士育成については昔からここが名門じゃからな。
そこで、教師の1/3が王国で他半数も王国の息がかかっておる。
簡単にいうとじゃ、学園内の将来有望な生徒の引き抜きなどなど、生徒も横暴になっておる。
息のかかった生徒は、休み明けごとに強くなっておる。
ギルドの隊員も2名ほど教師として内情さぐりでいれておるが、詳細は不明じゃ。
学園長は、ラグダスだったのじゃがラグダスに何かあってはという事で、ラグダスの実弟でラドフになっており最低限の秩序は保たれてる状態じゃ。」っていう説明だ。
「ふーん、あんま興味ねぇーが、ようは、生徒達の強さの秘密を暴くのに魔術師が必要ってことで、見た目年齢的に問題ねぇー俺らに依頼してきたってことだろ?」って突っ込んでおいた。
「あーその通りじゃ。」
「シリルがいけばだいたいは、把握できんが俺もあいつも興味ねぇーとみねぇーし、あんま学生と交流とかもしねぇーからな。 まぁ、その補助のためデニスだな。
一応団体行動は出来るみてぇーだ。 んで、いつから学園にいかせりゃいいんだ?」
「先週から新学年が始まっておるもんでな、出来れば明後日の月曜からじゃ。
制服、教材、必要なものは明日までにそろえるが、武器等がな。」と頬を掻きながらいうジム。
「あー、それはこっちで用意すんし、シリルの制服の丈の調整もこっちでやんから、必要なリストを明日くれればいい。 」
「悪いの。 んで、シュン殿とリン殿はどうするんじゃ?」
「拠点は食堂にすんけど、まだ経営すんかは考えてねぇーな。 ひとまず、イアス達の様子みてだな。」
「あいつらは相変わらずじゃ。 まぁ、会ってくれれば喜ぶぞ。」ってジム。
「んじゃぁ、また明日くる」といって立ち上がりそのまま食堂の中庭に転移する。
「まさか来てくれるとはな、感謝じゃ」といって独り言を言って、急ぎ学園長に夜中だが連絡をするのだった。
すると突然、マスタ室の目の前に、ビーニー帽をかぶった身長175CMの17歳前後の青年、紺色の髪を二つに纏めた身長163CMの17歳前後の少女に、同じ身長で、少し長めのショートで紺色の髪をした少年のあどけなさを残したどうみても14歳の少年と、身長は180CMで紺色の長めのショートの髪に、切れ長で瞳の色も紺色の17歳ぐらいの青年4名がたっている。
「ジム、ひさしぶりだな」って、ビーニー帽をかぶった青年がタバコをくわえながらいう。
ジムは驚きながらも彼の事は知っている。
「シュン殿たち、来てくれたんじゃな」と嬉しそうにいい、「座ってくれ」といってソファー席に座る。
「シュン殿、リン殿、シリル殿、ひさしぶりじゃな。 んで、もう1人のお方は?」
「デニスっていうんだ。 俺もリンもさすがに学園は行きたくねぇーし、シリルもまぁ1人で学園行きたくねぇってんで、知り合いに頼んで連れてきた」って俺だ。
「デニス・ドラーティオといいます。 よろしくお願いします。」ってデニスの奴は丁寧に挨拶してる。
「俺らと違ってまともだろ」って俺。
「うん? 俺行かなくていいんじゃないかだぞ」ってシリルだ。
「今ごろ気づいたか。 やっぱ抜けてんな」って俺。 きっとシリルの事だ、今回自分は学園に行かなくていいと思っていたみたいだ。
「相変わらずだな」と苦笑するリン。
「俺、帰るぞ。」って速攻で不貞腐れてるシリル。
俺がシリルの頭を軽く撫でながら「冗談だ。 任務内容わかってんだろ。 ジムとは俺らが話し聞いてくから、拠点に帰っていいぞ。」って言っておいた。
「うん、わかってるぞ。 先に帰るぞ。 限界だぞ」と言って転移しいったシリルだ。
状況に追いつけないジム、デニス。
「シリル殿は、大丈夫か?」
「俺、何か機嫌に触ることしましたか?」とややしょげながらいうとデニス。
俺がタバコをふかしながら苦笑するしかない。
「あー、今回ここに来るまであんま時間なかったからよ、あいつ実家の仕事を短期間で寝ずにやってたんだ。 デニスにあったのもさっきここに来る時だったろ。 まぁ、明日には落ち着く。 あんま気にすんな。」
「シュン殿がそういうなら、大丈夫だな。」ってジム。
そう、あまりシリルの今の状態は追及しちゃいけないからな。
「任務内容については、手紙に書いてあったけど、もう少し説明してくれ」って俺はタバコの火を消して聞いた。
「そうじゃな。」といい、説明を始める。
「まず、今のこの大陸の状態じゃが、魔導国家は、この大陸では孤立状態だ。
王国の国王がサディアスになってから、海洋国家、臨海国家は国家として存続しておるが王国のいいなりじゃ。
今のところ、魔導国家への侵略はないが王国はほぼ軍事国家へ変貌している。
王国が、今後、何をしようとしていつか不明じゃが、魔導学園の生徒の半数以上が王国、臨海、海洋国家からきておる。 竜騎士、騎士育成については昔からここが名門じゃからな。
そこで、教師の1/3が王国で他半数も王国の息がかかっておる。
簡単にいうとじゃ、学園内の将来有望な生徒の引き抜きなどなど、生徒も横暴になっておる。
息のかかった生徒は、休み明けごとに強くなっておる。
ギルドの隊員も2名ほど教師として内情さぐりでいれておるが、詳細は不明じゃ。
学園長は、ラグダスだったのじゃがラグダスに何かあってはという事で、ラグダスの実弟でラドフになっており最低限の秩序は保たれてる状態じゃ。」っていう説明だ。
「ふーん、あんま興味ねぇーが、ようは、生徒達の強さの秘密を暴くのに魔術師が必要ってことで、見た目年齢的に問題ねぇー俺らに依頼してきたってことだろ?」って突っ込んでおいた。
「あーその通りじゃ。」
「シリルがいけばだいたいは、把握できんが俺もあいつも興味ねぇーとみねぇーし、あんま学生と交流とかもしねぇーからな。 まぁ、その補助のためデニスだな。
一応団体行動は出来るみてぇーだ。 んで、いつから学園にいかせりゃいいんだ?」
「先週から新学年が始まっておるもんでな、出来れば明後日の月曜からじゃ。
制服、教材、必要なものは明日までにそろえるが、武器等がな。」と頬を掻きながらいうジム。
「あー、それはこっちで用意すんし、シリルの制服の丈の調整もこっちでやんから、必要なリストを明日くれればいい。 」
「悪いの。 んで、シュン殿とリン殿はどうするんじゃ?」
「拠点は食堂にすんけど、まだ経営すんかは考えてねぇーな。 ひとまず、イアス達の様子みてだな。」
「あいつらは相変わらずじゃ。 まぁ、会ってくれれば喜ぶぞ。」ってジム。
「んじゃぁ、また明日くる」といって立ち上がりそのまま食堂の中庭に転移する。
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