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3章:学園都市編

再度、学園都市のギルドへ

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シュンとシリルは、食堂の訓練場で軽く模擬戦をしている。 
昨日は、移動ばかりであまり運動していなかった俺だ。

模擬戦をしながら俺がニヤニヤしながら「楽しんだみてぇーだな」といいながら蹴りをいれ、シリルも防御しながら「楽しんだだぞ。 また、海行きたいってたぞ」といいながら、木刀で攻撃を入れてくる。

たく、お前の逢引きにどれだけ俺が内密に動いてるのかこいつ気づいてないな。 
でも、制御も落ち着いたみてぇーだしよしとするか。
「あー、あの島、滅多にって、今、行ってねぇーから自由に逢引の場につかっていいぞ」といいながら攻撃をかわし、木刀を振り下ろす俺。
「何十年後だと思うけど助かるぞ」といいながら木刀で防御しつつ一度離れるシリルだ。
「学園、明日からだ。 朝食たべたら、ギルドにいくぞ」って俺。
「明日って、早いぞ!」というと、俺がタバコに火をつけながら「しゃーねぇーだろ」と苦笑いし、軽い模擬戦は終了となる。

◇◇◇
ここは、学園都市のギルドのマスター室。 
デニスは、一応冒険者っぽい格好だが、シュン達3人は私服のままである。

ジムが4人の急な登場にも驚いている。
「お主ら早いな。 すまんな。 学園の準備だが午後までまってくれ。」ってジム。
「午後ね。 了解。 んで、イアス達は今訓練場か?」って俺はタバコに火をつけて一服しながら聞いた。
「あー、第一訓練場におるだろ。 やや狭いがあいつら専用にしてある」ってジムだ。
「いたいた」といいながら隊長コートに着替え、リン、シリルも着替えるのだった。

それを見て、ジムがあきれながら「お主ら、相変わらずじゃな」って突っ込まれたけど、「面倒だかんな、んじゃぁまたな」といって俺たちはその場からイアス達のいる所へ転移した。
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