【白銀の黒帝：15】転生者と生まれ変わり

4章：王国侵攻編

魔の森で前祝いでもしておくか 前編

イアス達がシュンと共に魔の森のログハウスに到着すると、そこには追い払われた神獣、玄武、麒麟、鳳凰、白狼、白虎が小型化しており、アーク、大魔王、元竜王、シリル、リンがいる。　大魔王は人に擬態し、元竜王は人化している。　シリルとリンは、魔力制御しておるものの素の状態である。

すでに、赤竜、小赤竜、魚、焼きそば、野菜などバーベキューは始まっている。

「お前ら、イアス達もつれてきた。」って俺だ。
「イアス達、久しぶりだな」ってアークがとイアス達にもエールをわたす。　
「えーと、隊長、この集まりは？」って、アークから受け取ったエールをさっそく飲み始めてるイアス。
「あそこのむっちゃ可愛い少年って、もしかしてシリルさん？」ってイル。
「じゃぁーあの、可愛い綺麗な人はリンさん？」ってルイ。

連れてきたはいいけど、説明してなかったな。
「明日のよ、異物排除のメンバーだ」って言っておいた。
「シリルだぞ。　これが素だぞ。　可愛いいうんじゃないぞ」ってシリルだ。
「そう、われがリンだ」と苦笑してるリン。

肉や野菜を食べながら、お互い紹介しつつ、皆でエールやワインをのむ。　
「隊長は、なんでこの集まりに俺らも？」ってイアス。
「明日が終わるとよ、俺ら当分人間社会に戻ってこねぇーから俺らの素顔とよ、過剰なんだけどよ、お前らも明日のパーティーに参加ってこと連れてきた」
「「「えー、隊長達で総取りは勘弁っすよ！」」」ってイアス達。
「うん、そう思ったからだ」ってリン。　
「だから、連れてきただろ」って俺がタバコに火をつけて一服。

「「「んで、隊長の素顔って」」」って興味津々のイアス達。　俺としてはスルーでもよかったんだが。
仕方なく俺がが帽子とイヤーカフを外す。　
イアス達は唖然として、一時の間、時が止まった感じだ。　早く復活しろ。
「えーっと、ちょっと超絶イケメンっすけど！　瞳も髪の色も見たことない色っすわ。　俺、男なんで惚れませんけど」というイアスに、コクコク頷くイルとルイ。

「そういや、素顔を人間にみせるの久しぶりだな。　シリル以来か？」って俺。　ついでに、イヤーカフはめて帽子かぶって人間社会仕様に戻った。
「うーん、たぶんそうだぞ」ってシリル。
「あんま俺らの特徴も口伝とかされると困るから、公言禁止な」といって呆けてる3人に魔術をかけておく。

そうそう明日戦争だけど、俺らはこんな会話している。