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3章:帝都編
ハロイド君との会話 前編
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Side:クロイド
帝都に用事があるついでに、叔母が心配してるというハロイド君15歳に会ってほしいと言われた。
オーランド公爵家、四旗将の1つ槍だ 女性は薙刀を使う。 僕の実家も、その系図の一つだ。
勘当されて、貧乏だった時、叔母だけが手紙と一緒にお金を送ってくれた。
あまり行きたくないけど、恩のある叔母の頼みだ。
手紙によると、ハロイド君は横暴でわがままだったが半年以上前から様子がおかしいと。
ハロイド君の槍の腕前は、上の下、だけど魔法の属性は無属性らしい。
年齢の割には小柄で、2歳下のフロイド君は平均より高く体格も徐々に良くなって、同年代で槍に関して彼に勝てるものはいない、しかも属性魔法は火、風、雷ときている。
こりゃ自暴自棄にもなるよな。 思春期だし。 僕だって嫌になった。
属性魔法、火、水、闇と少しできる槍で帝国で冒険者登録して徐々にランク上げヤマト国で刀術を学んだ。
それで成り上がったけど僕だけど、彼の場合は嫡男、家督は弟に譲ると言ってるらしい。
とりあえず、午後に屋敷についた。
ロイド、ヒルダ、フロイド君、そして元奴隷にしては可愛い少女のアシュリー嬢にあった。
飛び級でフロイド君は学園にはいる。 アシュリー嬢は聖属性らしく貴重だ。
それもあって、奴隷解放と一緒に当縁の伯爵家の養女にして、フロイド君の要望で婚約者になったそうだ。
初めてアシュリーにあって一目惚れしたってフロイド君がいう。
ハロイド君には確かヘンドリック侯爵家の娘でジュリアンって同い年の婚約者がいる。
彼女も薙刀は優秀、属性魔法は火と氷だったと思う。
僕が行った時、ハロイド君は出かけたらしくて夕食まで帰ってこないらしい。
「クロイド、悪いが夕食にはハロイドに食堂になんとかだす。 会話してほしい。」ってロイドだ。
フロイド君とアシュリー嬢は部屋へ戻った後に言われた。
「叔母の頼みだから、構わないけど、僕からみればロイドもヒルダさんも、フロイド君と比べ過ぎだよ。
叔母曰く、小柄でも槍の腕前は上の下だったらしいじゃないか。 あんな重たいのを振るのに努力したと思うよ。」
「しかし、槍聖の直系としては、上を求めてしまうものです。」ってヒルダさん。
「ああ、努力はしてたが、半年前以上からは一切槍の訓練にもでてない。 これでは我が家の恥だ。」ってロイド。
「自暴自棄になってるのかもね。 聞く所じゃ成人の祝いもしてないらしいじゃん。」
「あの子がいないんですもの。」
「そうだ、一日中ふらふらしておるらしい、そんな子に祝いなどできない」
「もともと才能がある人ってそうだよね。 食堂でも一切話さないと思うよ。
その後、談話室で話しするけど、僕とハロイド君だけにしてよ」
「なんでだ?」
「あなた、クロイドさんの言う通りよ。 ここは第三者に任せてみましょう」ってヒルダさんだ。
ロイドは渋々承諾してくれた。
半年以上も家族と会話が無い子が、両親と僕がいる場で会話してくれるわけないってなんでロイドってわからないのかな。
帝都に用事があるついでに、叔母が心配してるというハロイド君15歳に会ってほしいと言われた。
オーランド公爵家、四旗将の1つ槍だ 女性は薙刀を使う。 僕の実家も、その系図の一つだ。
勘当されて、貧乏だった時、叔母だけが手紙と一緒にお金を送ってくれた。
あまり行きたくないけど、恩のある叔母の頼みだ。
手紙によると、ハロイド君は横暴でわがままだったが半年以上前から様子がおかしいと。
ハロイド君の槍の腕前は、上の下、だけど魔法の属性は無属性らしい。
年齢の割には小柄で、2歳下のフロイド君は平均より高く体格も徐々に良くなって、同年代で槍に関して彼に勝てるものはいない、しかも属性魔法は火、風、雷ときている。
こりゃ自暴自棄にもなるよな。 思春期だし。 僕だって嫌になった。
属性魔法、火、水、闇と少しできる槍で帝国で冒険者登録して徐々にランク上げヤマト国で刀術を学んだ。
それで成り上がったけど僕だけど、彼の場合は嫡男、家督は弟に譲ると言ってるらしい。
とりあえず、午後に屋敷についた。
ロイド、ヒルダ、フロイド君、そして元奴隷にしては可愛い少女のアシュリー嬢にあった。
飛び級でフロイド君は学園にはいる。 アシュリー嬢は聖属性らしく貴重だ。
それもあって、奴隷解放と一緒に当縁の伯爵家の養女にして、フロイド君の要望で婚約者になったそうだ。
初めてアシュリーにあって一目惚れしたってフロイド君がいう。
ハロイド君には確かヘンドリック侯爵家の娘でジュリアンって同い年の婚約者がいる。
彼女も薙刀は優秀、属性魔法は火と氷だったと思う。
僕が行った時、ハロイド君は出かけたらしくて夕食まで帰ってこないらしい。
「クロイド、悪いが夕食にはハロイドに食堂になんとかだす。 会話してほしい。」ってロイドだ。
フロイド君とアシュリー嬢は部屋へ戻った後に言われた。
「叔母の頼みだから、構わないけど、僕からみればロイドもヒルダさんも、フロイド君と比べ過ぎだよ。
叔母曰く、小柄でも槍の腕前は上の下だったらしいじゃないか。 あんな重たいのを振るのに努力したと思うよ。」
「しかし、槍聖の直系としては、上を求めてしまうものです。」ってヒルダさん。
「ああ、努力はしてたが、半年前以上からは一切槍の訓練にもでてない。 これでは我が家の恥だ。」ってロイド。
「自暴自棄になってるのかもね。 聞く所じゃ成人の祝いもしてないらしいじゃん。」
「あの子がいないんですもの。」
「そうだ、一日中ふらふらしておるらしい、そんな子に祝いなどできない」
「もともと才能がある人ってそうだよね。 食堂でも一切話さないと思うよ。
その後、談話室で話しするけど、僕とハロイド君だけにしてよ」
「なんでだ?」
「あなた、クロイドさんの言う通りよ。 ここは第三者に任せてみましょう」ってヒルダさんだ。
ロイドは渋々承諾してくれた。
半年以上も家族と会話が無い子が、両親と僕がいる場で会話してくれるわけないってなんでロイドってわからないのかな。
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