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5章:死亡フラグ回避

空母制圧へ

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”パラパラ”と上空に音がした。
空母の登場だ。 今までのループじゃ、開戦翌日に登場したが、まさかの混乱できっと出したんだろ。
俺、待ってたぜ。

「全戦引け。 古代遺跡の空母じゃ立ちゆかん」って総指揮の親父だ。

笑えるな。 確かに今までは従った。 ってか、今までは俺も空母に対して何もできないでいた。
だが今は違う。
俺:「ヌト、おまえのお披露目だ。」
ヌト:「うっす、旦那、あれ破壊でやんすね」
俺:「そうだ。」

頭領達に地上は任せて、ヌトに乗って空母破壊だ。
結界で守られてる。 ふん、魔法の真理まで魔神に鍛えられた俺だ。 双剣で解除して空母に乗り込んだ。 

目指すは、空母の動力源の核となる魔石の破壊だ。 
空母に乗りこんだ俺は双剣で、殺してまくったし、多分俺の取り巻きだったやつも殺した。

ヌトもいる、ってかヌトも流石ってわけで雷やら両足キックで元同級生含む敵さん殺してるし。

空母の設計図は、もう把握済み。
空母には玉座があって、その下に動力源がある。

◇◇◇
ヌトに空母の看板やら他の制圧をまかせて俺は、玉座に向かった。

玉座についた俺。
「兄上、いつのまに剣術を?」ってフロイド。 そして、アシュリー、アイザックがいる。

過去にないっていうか空母破壊を試してないから、今までにない会話だな。
「槍をやめただけだ」って答えた。
「兄上さえいなきゃ、いなきゃ」って癇癪起こしてるフロイド。 
意味わからん。 それ俺、言葉じゃないか。剣なら槍に負けないな。

≪こいつ、変に歪んだ。 多分だが婚約者寝取られたのも、アイザックに勝てないのも次男に生まれたせいだっておもってるな。≫
(それを俺にぶつけてるのかよ。)

実際、血のつながった弟だが、正直過去のループで、処刑で嘲笑うこいつの顔を何度もみている俺にとって、別にこいつに何も感じないから、槍で向かてきたフロイドをさくっと双剣で首はねた。
首をはねて殺しても、やっぱりさっきまで顔みしりの奴を殺したのと同じくらいの感覚しかない俺だ。


「いやぁーフロイド。」ってアシュリーが泣き崩れる。 でもそれ嘘泣きだろ。
「アシュリー、僕がいる」ってなんかアシュリーを抱きしめるアンザックだ。 
「アンザック様、あの、あのずっと私を虐めた男に、しかもレイプされたんですぇー」って泣きながらいう。 

おーい、俺こいつと一回もしてないし。最初のループ以外はしてないし、何言ってやがる。
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