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2章:俺の双子たちの話

なぜか、金パツロン毛との再戦

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ベリアルの思惑なのかないかわからないけど、俺、海斗、剛はアーサーって人のあと、いなベリアルの案内で学園内にある訓練場にきた。

「僕、審判するからね」ってベリアルだ。
俺は逆手に木刀をもってる。
「準備はいいみたいだね、初め」ってベリアルの掛け声で試合開始。

さっそくアーサーって人の間合いにはいって、木刀ふったけど、防御された。 
へぇ~、確かにこの前よりは動きがよくなってる。 一度、さがったら、この度はアーサーって人が打ち込んできた。 すべて木刀で防御しつつ、隙みつけて蹴りいれる俺。
飛ばされたけど踏ん張るアーサーって人。 
結構やるなって思いつつ、間合いにはいってアーサーって人の木刀を飛ばした。

「はい、そこまで」ってベリアルだ。
「さすが烈君だね。 陸君に鍛えられているのかな。」ってベリアル。
「オヤジは滅多に相手にしてくれないし、まだオヤジの足元にもおよばないのは分かってる」って俺だ。
まじ、オヤジ強いし。
「へぇ~、そうなんだ」ってベリアル。
「すまないが、なぜ、君たちは一般人なのにそこまで鍛えるんだ?」ってアーサーって人。
答えに困るな。
「アーサー、過度な詮索はしないって約束の上での再戦だよね。 
 しいて言えば、三枝グループの直系傘下の子息子女は常に何かがあってはって事で鍛えてるらしいよ」ってベリアル。
確かにその通りだけどな。
「フォレスト卿、すみません。 ただ、ここまでの実力があって塾にはいってないのが気になっていて」ってアーサーって人だ。
「はいはいそれも」ってベリアルが言おうとした瞬間に、辺りが歪み、一面が紫色になっていく。

「ベリアル兄さん、ベルゼブブだ!」って柴犬がしゃべったかと思ったら、ベリアルが消えた。
何がおきてる?
俺達はわけもわからないまま、辺り一帯は紫色の空間らしきものになった。
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