高校生の身体を乗っ取った事になった俺の話だけど、結局は俺の話

八木恵

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3章:総大将の帰還

挨拶周り②

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そして、今度は、九州へ。
「海、これぐらいでどうだ?」って俺。 妖力のコントロールの練習を継続させてる。
「ああ、力がわく」って海。 傘下で契りをかわしてるから、感じやすい。
「よし、ちょろじゃなくて、ちょだな」って俺の感覚。

九州の土蜘蛛一家のところ。
喧嘩三昧の3日間の滞在。 もちろん、勝ったけどな。
そして、しこたま飲まされた。 海も五分五分だった。 土蜘蛛たちは、ほぼ一族としては最強妖怪に位置付けされてるからな。 200年ぶりだったけど、楽しめた。

最後に京都。
京都は大天狗にまかしてる。
「陸殿、いや総大将だったな」って大天狗。 一応、うちの大幹部の1人。
「いいよ、陸で。 海もめったに陸って呼んでくれなくてさ。」って海をジト目でみる俺。
「さすがに2人の時は呼んでるって」って、海。 2人旅だったから道中で徐々に海の話し方がくだけてきた。 
儂からたまに昔みたに俺になるしね。
「陸殿~」ってガシャにその上には、酒呑童子、狂骨たちだ。
「元気そうでなによりだ。」っていってガシャにのる俺、海、大天狗。
「久々にいくか」って、ガシャの上でかるい打ち合いしつつむかうは一条家。

一条家からがっつり、食べ物と酒を拝借して庭で宴会。
「久しぶりだな、ここの食事」って俺、酒をのんでキセルふかしてる。
「ああ、ひさしぶりだ」って大天狗。
「あの時は辰巳がひょっこりまじって、卓巳がどなってきたよな」って俺。
「そう、そう」って狂骨。 ってなんかみんなしょんぼり状態。
烈、水無ときたし、こいつらにとったら水無なんて自分達の娘状態だったもんな。

「今回は久美つれてこれなかったけどよ、今度つれてくるな」って俺。
「若返ったって聞いたガシャ」ってガシャ。
「おう、若返ったよ」って言ったら、パッて明るくなった。
「そうだ、一条家の当主が交代するのじゃ。 18代目で名前は、タクじゃ。
しかも、まだ高校2年生じゃ。 才のあるかもしれん素質の持ち主じゃそうだ」って大天狗。
「へぇ~。 四葉にいっているガキ共に知らせておかないとな。」って俺。
「ああ、気を付けるようにいっておこう」って海。

やば、そんな奴がいるのかよ。 ベリアルの奴いってなかったぞって心の中で突っ込んだ。

こうして俺の挨拶周りは終了して、予定より1週間ほど遅くなったけど本家に戻った。
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