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5章:訓練編
14歳になったライオネルとレック
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そんな子供達にとっては地獄の特訓の日々が続き、あっという間に2年が経過。
ライオネルとレックが14歳となる。
ライオネルの身長は175CMで、レックが168CMとなっていた。
その間、ライオネルには、槍術、剣術、魔銃、暗殺術を教え、魔法は得意属性が、風、雷、闇なため、空歩、風纏や黒雷の合成を教える。
またレックには、剣術、魔銃、暗殺術、ナイフを教え、魔法は得意属性が火、水なため、合成で氷を教え、初級の回復、次元として単独転移、次元ボックスまで習得させるのであった。
念話は、もちろん教えている。
また、その間、シュンとリンは半年に1度3週間不在になり、シリルも交代で1か月程不在になる。
シュンとリンが不在の時は、オルクが来るのであった。
ライオネルとレックは特に不在の理由はあえて聞かずにいたし、シュン達も話さないでいた。
シュン達の教えは、”殺気のある奴は殺してよい。 魔物も、動物も人間もみな同じ命。 命に重さなどないし、やられなきゃやられる”である。
この日、ライオネルとレックは、シュンとリンと共に盗賊のアジトにきている。
シュンが念話で会話するのである。
シュン:「ライ、レック、お前らだけでやれよ。 何人中にいる?」
ライオネル:「はい、師匠。 俺の索敵だと、あの建物の中に20人っす。」
シュン:「23人だ。 3人奥にいんぞ」
ライオネル:「すみません、いました」
シュン:「レック、中にはいってすぐマッピングすんだぞ。 30分で殲滅して戻ってこい」
レック:「わかりました。 でも」
ライオネル:「レック、俺たちは今、鍛えてもらってるが、あと1年後にはやらなきゃらられるんだ。」
レック:「ああ、そうだった。 いこう」
といい、盗賊のアジトへ気配を消しながら向かうライオネルとレックだった。
「シュンが、今回、保護しない理由がわれわかったぞ」ってリン。
「だろ。 匂いがサルやカイより少しよえーしな」
「そうか、だが、シリルだろ」って突っ込まれた。
「かもしんねぇーな。 今も、だけど、人間保護すんのはシリルぐれぇーじゃねぇーとしねぇーな」って俺はニヤリ笑う。
「ああ、われもそう思う。 シリルは、今も面白いが、最初から笑えたからな」
「だよな。 イアン達も滅多にいねぇーが、シリルみてぇーな人間もそうそういねぇーだろうな。」
「シリルは、今はもう元人間だがな」
「まさか魔王になるとはな」って俺たちは笑うのだった。
本当、あんときは笑ったな。 まさか、魔族になるとはな。 しかも魔王種になるわで、魔王だ。
ライオネルとレックが盗賊討伐している間、俺とリンはそんな会話してた。
「終わったみてぇーだな」
「あー、40分か。」
「んじゃぁ、指導にいくか」といい、俺はタバコに火をつけて殲滅が終わったアジトに向かう。
ライオネルもレックも、任務として覚悟して臨んだが、初めての人間の殺害にためらいがあった。
俺の指摘や指導は聞くものの気持ちの整理がつかないようだった。
そのため、俺は指導を途中でやめ、リンに彼らを外へつれださせ、白炎で浄化したあと、魔の森へ戻る事にした。
やっぱり、10歳だとある程度、倫理観ができあがっていて無理だったかもな。
ライオネルとレックが14歳となる。
ライオネルの身長は175CMで、レックが168CMとなっていた。
その間、ライオネルには、槍術、剣術、魔銃、暗殺術を教え、魔法は得意属性が、風、雷、闇なため、空歩、風纏や黒雷の合成を教える。
またレックには、剣術、魔銃、暗殺術、ナイフを教え、魔法は得意属性が火、水なため、合成で氷を教え、初級の回復、次元として単独転移、次元ボックスまで習得させるのであった。
念話は、もちろん教えている。
また、その間、シュンとリンは半年に1度3週間不在になり、シリルも交代で1か月程不在になる。
シュンとリンが不在の時は、オルクが来るのであった。
ライオネルとレックは特に不在の理由はあえて聞かずにいたし、シュン達も話さないでいた。
シュン達の教えは、”殺気のある奴は殺してよい。 魔物も、動物も人間もみな同じ命。 命に重さなどないし、やられなきゃやられる”である。
この日、ライオネルとレックは、シュンとリンと共に盗賊のアジトにきている。
シュンが念話で会話するのである。
シュン:「ライ、レック、お前らだけでやれよ。 何人中にいる?」
ライオネル:「はい、師匠。 俺の索敵だと、あの建物の中に20人っす。」
シュン:「23人だ。 3人奥にいんぞ」
ライオネル:「すみません、いました」
シュン:「レック、中にはいってすぐマッピングすんだぞ。 30分で殲滅して戻ってこい」
レック:「わかりました。 でも」
ライオネル:「レック、俺たちは今、鍛えてもらってるが、あと1年後にはやらなきゃらられるんだ。」
レック:「ああ、そうだった。 いこう」
といい、盗賊のアジトへ気配を消しながら向かうライオネルとレックだった。
「シュンが、今回、保護しない理由がわれわかったぞ」ってリン。
「だろ。 匂いがサルやカイより少しよえーしな」
「そうか、だが、シリルだろ」って突っ込まれた。
「かもしんねぇーな。 今も、だけど、人間保護すんのはシリルぐれぇーじゃねぇーとしねぇーな」って俺はニヤリ笑う。
「ああ、われもそう思う。 シリルは、今も面白いが、最初から笑えたからな」
「だよな。 イアン達も滅多にいねぇーが、シリルみてぇーな人間もそうそういねぇーだろうな。」
「シリルは、今はもう元人間だがな」
「まさか魔王になるとはな」って俺たちは笑うのだった。
本当、あんときは笑ったな。 まさか、魔族になるとはな。 しかも魔王種になるわで、魔王だ。
ライオネルとレックが盗賊討伐している間、俺とリンはそんな会話してた。
「終わったみてぇーだな」
「あー、40分か。」
「んじゃぁ、指導にいくか」といい、俺はタバコに火をつけて殲滅が終わったアジトに向かう。
ライオネルもレックも、任務として覚悟して臨んだが、初めての人間の殺害にためらいがあった。
俺の指摘や指導は聞くものの気持ちの整理がつかないようだった。
そのため、俺は指導を途中でやめ、リンに彼らを外へつれださせ、白炎で浄化したあと、魔の森へ戻る事にした。
やっぱり、10歳だとある程度、倫理観ができあがっていて無理だったかもな。
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