【白銀の黒帝:12】妖精と妖精の楽園

八木恵

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6章:迷宮都市のギルド

ライオネルとレックのギルドでの活動 前編

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ここはとある貴族の屋敷、アイザック、レスター、ライオが外にいる。
念話で会話している。
アイザック:「ライオ、中何人だ?」
ライオ:「本館に20名、外見張り10名、離れ手前20名 奥12名だ 合計62名 んで、本館3階左奥が当主だな。 そこに今5人いる」
レスター:「俺も同じ見解だ。 今回、当主のみなんだろ?」
アイザック:「ああ、目的は精霊石だ」
ライオ:「レスター、屋根に転移だな。 おれは空歩でいくよ」
レスター:「了解。 アイザック、10分後にもどる」

10分後、ライオとレスターが戻り、裏ギルドの会議室に戻る。

「アイザック、妖精石、あの当主10個ももってたよ」といってアイザックに渡すとレスター。
「あいかわらず時間通りだったな」
「まだまだな。 レスター、反省しようぜ」というライオに、レスター「ああ、少し物音させたしな。 気付かれなかったが、あれじゃまだまだだ」というのだった。 
「お前ら、ここにきて2年たってもいつも特訓してんな。」
「ああ、師匠達にもし会った時に何いわれるかわかんねーからな」ってライオ。
「そればっかりだな。 明日は任務ないから自由だぞ」
「討伐任務でもうけるか」とお互いに言っているのライオとレスターだ。
「お前ら、まだ17歳なんだから、たまの休みぐらいナンパとかしねぇーのか?」
「面倒っすよ。 セックスする相手がいればいいっすから。 なぁ、レスター」
「それでいいっすよ。」
「はぁ、そういうのばっかだなお前達。 まぁいいが、ギルドの受付は勘弁してくれよ。 結構めんどいからよ」
「わかってますって」ってライオに、「ギルド内、うわさ広がるの早いっすからね」というレスター。
「「俺ら、部屋もどります」」といってそのまま退室するのだった。

「ここに来た時からだけど、あいつらが来てから妖精石の回収も子供の保護率もあがったな。ただ、まだ氷山の一角だろうな」と独り言をいいながらアイザックは、マスター室に回収した妖精石を届けにいくのだった。

◇◇◇
そう、シュン達と別れたライオネルとレックは、あれから2年が経過していた。
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