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3章:サミットと交流戦
表彰式&祝賀会
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表彰式兼祝賀会は、両国の関係者すべてが集まる。
俺、シリルはもの凄く不機嫌である。
人が多いのもあるが、優勝チームという事で前のほうの丸テーブルで着席である。
「だから嫌だったんだぞー」とガリスに文句をいう。
「まぁ、この時間だけの我慢っすよ」と言われ、俺はエールをのみながら「早く帰りたいぞ」というのであった。
「ええ、俺もです」とやや疲れた感じでいう。
ガリスは、試合のあと魔大陸の他のチームの人達から話かけられたり、勧誘があったりとかでぐったり疲れていたのであった。 貴族からのお誘いなどもあった。 やんわり断っているが、それでもだ。
両大陸のお偉いさんのスピーチがはじまり、表彰式が始まる。 まず3位から、チーム全員が檀上にあがって両大陸の王家から祝福の言葉を各選手に贈りながら、またメダルの授与などがある。 俺、シリルはもの凄く嫌なので、その時間帯は姿を消していた。
表彰式が終わると、祝賀会と交流会という形で食事やら飲み物の提供が始まる。 その頃に戻ってきた俺だぞ。
「シリル、どこいってたんだよ。」ってマレクに言われて、メダルと魔法陣の書いた紙を渡された。
「あー、トイレいってたぞ。 んで、なんだこの魔法陣?」って聞いたぞ。
「この後のイベントで、照明が暗くなったら、この魔法陣に魔力をそそぐと面白い事がおこるんだって。
さっき、両大陸の外務大臣の人がいってたよ。 それに、交流会でいつもやってるんだってさ」というマレクだった。
「ふーん」といって受け取る俺だぞ。
食事を食べながら、円卓にはいろいろな人が来るが俺はスルーしている。
◇◇◇
暫く時間がたち、ようやく祝賀会も終盤である。
両大陸の外務大臣が檀上にあがり、
「3年の1度の、サミットも今日で無事終了となります。 有意義な会議に、そして学生の皆様の素晴らし戦いもみれ今回も大成功だったと思います」
「毎回最後に次回の成功と両大陸の発展またさらなる交流が深まる事を願い、ここにいる全員で配った魔方陣に魔力をそそいで、この会場内に素晴らしい絵を浮かびあげましょう」
「独りでもかけると映像が表示されないので、必ずですよ」というのであった。
俺シリルが見ると、人間側も魔大陸側も生徒含めて王族たちも魔法陣の紙をもっている。
そして、両大臣が一緒にカウントする「「3」」「「2」」「「1」」「「スタート」」という合図で室内は暗くなるのであった。
俺、シリルはもの凄く不機嫌である。
人が多いのもあるが、優勝チームという事で前のほうの丸テーブルで着席である。
「だから嫌だったんだぞー」とガリスに文句をいう。
「まぁ、この時間だけの我慢っすよ」と言われ、俺はエールをのみながら「早く帰りたいぞ」というのであった。
「ええ、俺もです」とやや疲れた感じでいう。
ガリスは、試合のあと魔大陸の他のチームの人達から話かけられたり、勧誘があったりとかでぐったり疲れていたのであった。 貴族からのお誘いなどもあった。 やんわり断っているが、それでもだ。
両大陸のお偉いさんのスピーチがはじまり、表彰式が始まる。 まず3位から、チーム全員が檀上にあがって両大陸の王家から祝福の言葉を各選手に贈りながら、またメダルの授与などがある。 俺、シリルはもの凄く嫌なので、その時間帯は姿を消していた。
表彰式が終わると、祝賀会と交流会という形で食事やら飲み物の提供が始まる。 その頃に戻ってきた俺だぞ。
「シリル、どこいってたんだよ。」ってマレクに言われて、メダルと魔法陣の書いた紙を渡された。
「あー、トイレいってたぞ。 んで、なんだこの魔法陣?」って聞いたぞ。
「この後のイベントで、照明が暗くなったら、この魔法陣に魔力をそそぐと面白い事がおこるんだって。
さっき、両大陸の外務大臣の人がいってたよ。 それに、交流会でいつもやってるんだってさ」というマレクだった。
「ふーん」といって受け取る俺だぞ。
食事を食べながら、円卓にはいろいろな人が来るが俺はスルーしている。
◇◇◇
暫く時間がたち、ようやく祝賀会も終盤である。
両大陸の外務大臣が檀上にあがり、
「3年の1度の、サミットも今日で無事終了となります。 有意義な会議に、そして学生の皆様の素晴らし戦いもみれ今回も大成功だったと思います」
「毎回最後に次回の成功と両大陸の発展またさらなる交流が深まる事を願い、ここにいる全員で配った魔方陣に魔力をそそいで、この会場内に素晴らしい絵を浮かびあげましょう」
「独りでもかけると映像が表示されないので、必ずですよ」というのであった。
俺シリルが見ると、人間側も魔大陸側も生徒含めて王族たちも魔法陣の紙をもっている。
そして、両大臣が一緒にカウントする「「3」」「「2」」「「1」」「「スタート」」という合図で室内は暗くなるのであった。
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