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箱入り令嬢は密かに慕う執事に夜伽の手解きを受け、快楽に沈む
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重ねられた唇から愛情が伝わる。唇に触れる感触からの快感ではない、内側から溢れ出すような幸福感がアリアを満たしていた。
「貴女の肌の熱を、直接感じさせて下さい」
スペンサーが蝶ネクタイを外し、燕尾服のジャケットを脱いだ。次第に露わになっていく美しい裸体に、アリアは顔を赤らめつつも、目を離すことが出来なかった。全身が心臓になってしまったかのように、爆動が躰中に響き渡る。
「クスッ。見惚れていらっしゃるのですか」
スペンサーの甘く妖艶な囁きが、耳元に落とされる。
「ッファ……!!」
フルリと首を小さく震わせ、涙目で見上げた先には、細身でありながらも程よく筋肉のついた引き締まった胸板が迫っていた。
「可愛い人だ……」
スペンサーが眼鏡を外し、シルバーグレイの瞳に欲情を灯した。
スペンサーの唇が、アリアの全身をなぞる。口づけとは違う、彼の舌から感じる熱い熱とねっとりと舐め回しアリアの性感を擽るその感触に、アリアの唇からは絶え間なく切ない吐息が漏れていた。
「あ……ッハァ……やッアァァ……!!」
蜜壺からはスペンサーの愛撫を受ける度にドクドクと蜜が溢れ、シーツに水溜りを作っていった。そこはジンジンと熱く疼き、先程彼から受けた愛撫を求めて蠢いていた。
さ、わって……欲しい。早く、この渇きを満たして欲しい……
「お、ねが……」
アリアは懇願するようにスペンサーを見つめ、手を取った。
「貴女という人は……私の欲情を、どこまで煽るつもりですか。初めての貴女に無理をさせたくないと、こちらは必死に抑制しているというのに」
「ご、ごめんなっさい」
アリアは慌ててスペンサーの手を離そうとしたが、逆に手首を捕らえられてしまった。
「もう、止めてあげることなど出来ません」
スペンサーの美しい指が、するりとアリアの腰から足の付け根へと撫でた。
「ック……」
ビクビクする内腿から蜜の滴る花弁をいたぶるように左右に揺らし、蜜を絡め取った指をアリアの目の前で妖艶に舐め上げる。
「芳しい蜜の匂いに惹かれた私は、貴女の虜。この責任、とって頂けますか」
細めた瞳から覗く、その野性的で官能的な光に射抜かれ、アリアはただ頷くことしか出来なかった。
膝立ちしたスペンサーの下半身。その中心には猛々しくそそり立った雄の象徴が勃ち上がっていた。
「ッッ」
あ、あれが……スペンサー、の……
初めて男性器を見たアリアはショックを受けつつも、その力強さ、逞しさに引き込まれ、彼女の奥深くに眠っていた肉欲が目を覚ましていくのを感じた。
怖い。
けれど、どうしようもく惹かれてしまう。
それは腹に付きそうな程そそり立ち、まるでそこだけが別の生き物かのように脈を打っていた。
その逞しい欲の塊で、私を貫いて欲しい。貴方の欲情を、私の中に感じたい。
「スペン……」
アリアは両腕を伸ばした。
「感じさせてください。貴方を、私の中で……」
「お嬢ッ……アリア」
「貴女の肌の熱を、直接感じさせて下さい」
スペンサーが蝶ネクタイを外し、燕尾服のジャケットを脱いだ。次第に露わになっていく美しい裸体に、アリアは顔を赤らめつつも、目を離すことが出来なかった。全身が心臓になってしまったかのように、爆動が躰中に響き渡る。
「クスッ。見惚れていらっしゃるのですか」
スペンサーの甘く妖艶な囁きが、耳元に落とされる。
「ッファ……!!」
フルリと首を小さく震わせ、涙目で見上げた先には、細身でありながらも程よく筋肉のついた引き締まった胸板が迫っていた。
「可愛い人だ……」
スペンサーが眼鏡を外し、シルバーグレイの瞳に欲情を灯した。
スペンサーの唇が、アリアの全身をなぞる。口づけとは違う、彼の舌から感じる熱い熱とねっとりと舐め回しアリアの性感を擽るその感触に、アリアの唇からは絶え間なく切ない吐息が漏れていた。
「あ……ッハァ……やッアァァ……!!」
蜜壺からはスペンサーの愛撫を受ける度にドクドクと蜜が溢れ、シーツに水溜りを作っていった。そこはジンジンと熱く疼き、先程彼から受けた愛撫を求めて蠢いていた。
さ、わって……欲しい。早く、この渇きを満たして欲しい……
「お、ねが……」
アリアは懇願するようにスペンサーを見つめ、手を取った。
「貴女という人は……私の欲情を、どこまで煽るつもりですか。初めての貴女に無理をさせたくないと、こちらは必死に抑制しているというのに」
「ご、ごめんなっさい」
アリアは慌ててスペンサーの手を離そうとしたが、逆に手首を捕らえられてしまった。
「もう、止めてあげることなど出来ません」
スペンサーの美しい指が、するりとアリアの腰から足の付け根へと撫でた。
「ック……」
ビクビクする内腿から蜜の滴る花弁をいたぶるように左右に揺らし、蜜を絡め取った指をアリアの目の前で妖艶に舐め上げる。
「芳しい蜜の匂いに惹かれた私は、貴女の虜。この責任、とって頂けますか」
細めた瞳から覗く、その野性的で官能的な光に射抜かれ、アリアはただ頷くことしか出来なかった。
膝立ちしたスペンサーの下半身。その中心には猛々しくそそり立った雄の象徴が勃ち上がっていた。
「ッッ」
あ、あれが……スペンサー、の……
初めて男性器を見たアリアはショックを受けつつも、その力強さ、逞しさに引き込まれ、彼女の奥深くに眠っていた肉欲が目を覚ましていくのを感じた。
怖い。
けれど、どうしようもく惹かれてしまう。
それは腹に付きそうな程そそり立ち、まるでそこだけが別の生き物かのように脈を打っていた。
その逞しい欲の塊で、私を貫いて欲しい。貴方の欲情を、私の中に感じたい。
「スペン……」
アリアは両腕を伸ばした。
「感じさせてください。貴方を、私の中で……」
「お嬢ッ……アリア」
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