自分の気持ち。

土星人

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キミには言えない

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寒い夜は苦手だ。

寒い朝も苦手だ。

二人身を寄せて、一つのベッドで寝たことを思い出すから。

一人で起きて、キミの部屋を出て行ったことを思い出すから。

あの夜は、寒いのに暖かくて
それはキミに包まれていたからだったんだね。

あの朝は、とても寒くて
それはキミともっと一緒にいたかったからだったんだ。


あの二日間のこと、全部忘れずに覚えてる。

なのに

キミの顔、声、匂い、体温

キミの記憶だけが薄れていくの。

『キミと二人で過ごした二日間』は

きっと

『誰かと二人で過ごした二日間』に

なってしまうんだね。

あんなに「絶対忘れない」って強く想ったキミの存在は

もう透明になりかけてる。

****

キミという存在が私の心臓だった。

その心臓を失くした私は、もう死んでしまっているのかな。

他の心臓じゃ、拒絶反応を起こしてしまうの。

キミじゃないと

キミがいないと

私は

『生きられないよ。』

私を

『生き返らせて。』

『殺さないで。』

私はまだ

『死にたくない。』
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