84 / 322
第五章 大忙し
9
しおりを挟む
「今日は特別ゲストに、出雲真凛ちゃんが来てくれました」
水無瀬結がパーソナリティを務める、ラジオ番組に出演した。
fortunaとの共演が多かったので、MV共演者がメンバーの誰かじゃないかと疑われている。
注目を浴びている今がチャンスと、ラジオで話すことになった。
「真凛ちゃん、あのafterglowの「Digitalis」、MVの共演者って誰?」
来栖千鶴がストレートに聞いてくる。
「植木遥ちゃんじゃないよ」
「もう、真凛ちゃん、からかわないで」結が怒っている。
「白河寧々ちゃんでも無いよ」
「そんなこと言うから、ファンが心配する」
来栖千鶴が怒っている。
「残念ながら、fortunaのメンバーではありません」
真凛が答えた。
「私、出たかった。
ずっと言ってるのに、事務所が許してくれない」
突然、水無瀬結が言い出した。
録音なので休憩が入って、向こうでスタッフと話し合いをしている。
気を取り直して、再開した。
「真凛ちゃんは完全版は見たんでしょうか?」
「見ましたよ」
「感想は?」
「三角監督の作品に、出演出来ただけで幸せですね」
「判る、もう一度出たいもん」千鶴が共感する。
「ズルい。二人は共演したけど、私はまだなの」
結が言ったが、事務所批判は抑えていた。
「何と言っても、afterglowの曲が素晴らしいの。
それにMVは、まだまだ見どころがあるよ。
皆さんの期待以上の出来だと思うので、是非見てください」
ラジオの放送では、事務所の所だけがカットになっていた。
真凛が話した事は、全部放送されていた。
SNSではfortunaファンの安堵が拡がり、相手探しはますますエスカレートしていった。
6月の終わり、梅雨の真っ只中にafterglowの「Digitalis」が発売された。
水無瀬結がパーソナリティを務める、ラジオ番組に出演した。
fortunaとの共演が多かったので、MV共演者がメンバーの誰かじゃないかと疑われている。
注目を浴びている今がチャンスと、ラジオで話すことになった。
「真凛ちゃん、あのafterglowの「Digitalis」、MVの共演者って誰?」
来栖千鶴がストレートに聞いてくる。
「植木遥ちゃんじゃないよ」
「もう、真凛ちゃん、からかわないで」結が怒っている。
「白河寧々ちゃんでも無いよ」
「そんなこと言うから、ファンが心配する」
来栖千鶴が怒っている。
「残念ながら、fortunaのメンバーではありません」
真凛が答えた。
「私、出たかった。
ずっと言ってるのに、事務所が許してくれない」
突然、水無瀬結が言い出した。
録音なので休憩が入って、向こうでスタッフと話し合いをしている。
気を取り直して、再開した。
「真凛ちゃんは完全版は見たんでしょうか?」
「見ましたよ」
「感想は?」
「三角監督の作品に、出演出来ただけで幸せですね」
「判る、もう一度出たいもん」千鶴が共感する。
「ズルい。二人は共演したけど、私はまだなの」
結が言ったが、事務所批判は抑えていた。
「何と言っても、afterglowの曲が素晴らしいの。
それにMVは、まだまだ見どころがあるよ。
皆さんの期待以上の出来だと思うので、是非見てください」
ラジオの放送では、事務所の所だけがカットになっていた。
真凛が話した事は、全部放送されていた。
SNSではfortunaファンの安堵が拡がり、相手探しはますますエスカレートしていった。
6月の終わり、梅雨の真っ只中にafterglowの「Digitalis」が発売された。
1
あなたにおすすめの小説
プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?
九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。
で、パンツを持っていくのを忘れる。
というのはよくある笑い話。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる