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第十一章 激震
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「調査部と法務部が調べてくれた資料を見て、再生ファンドと競売の金額を話し合いました。
最終的に30億円で行くと決断したのは、私です。
その後に、店を作ったり、ECサイトの構築等20億程、使いました。
一番、苦労したのが、破産管財人との交渉です。
弁護士に依頼して、差し押さえ中の在庫分を全量買い取りました。
金額は言えませんが、簿価より多く払ったことは言っておきます」
「元々、solemnityは黒字企業です。
親会社の倒産に巻き込まれただけで、経営に問題はありません。
責任者に加山副社長を指名して、全面的に任せました」
「シンガポールの再生ファンドとsolemnityの連絡役に、私の信頼する中園陽菜を指名しました。
紆余曲折ありましたが、初年度から黒字を達成しました。
今年度も前半期で計画の進捗率65%と、好調を維持しています。
ただここから先、さらなる成長しようと思えば、追加の投資と経営の革新が必要です。
一ノ瀬流通グループにはその力がある、そう考えて会社を売却することにしました」
「私からは以上です」
報道各社を代表して、某テレビ局アナウンサーが質問をしていく。
「solemnityを買収しようと思ったきっかけは何ですか?」
「私自身がsolemnityの大ファンだったからです。
afterglowの「夏の果」MVで、出雲真凛が着ているワンピースはsolemnityです。
出雲真凛のフォトブックで、デビュー前の写真があります。
その時に着ているのがsolemnityの白と黒のドレスなんですが、これら全部、私の私物です」
「出てきて」
呼ばれて、白とピンクのドレスを着た出雲沙織が出てきた。
「これは、私が中学校卒業の記念に買ったものです。
今でも大事にしているくらいファンです」
「買収したら、再建する自信があったんですか?」
「ありました。証拠を見せましょう」
黒の豪華なドレスを着た、出雲真凛が出てきた。
「このドレス、私がネットオークションで落札したものです。
15年前のものですが、ハンドメイド時代の作品で当時の販売価格の5倍で落札することが出来ました。
オークションサイトを見て頂くと分かるんですが、古着でもいいお値段で取引されています。
それだけのブランド価値があるんです」
「再建につけた条件は、絶対に品質を落とさないことだけでした」
最終的に30億円で行くと決断したのは、私です。
その後に、店を作ったり、ECサイトの構築等20億程、使いました。
一番、苦労したのが、破産管財人との交渉です。
弁護士に依頼して、差し押さえ中の在庫分を全量買い取りました。
金額は言えませんが、簿価より多く払ったことは言っておきます」
「元々、solemnityは黒字企業です。
親会社の倒産に巻き込まれただけで、経営に問題はありません。
責任者に加山副社長を指名して、全面的に任せました」
「シンガポールの再生ファンドとsolemnityの連絡役に、私の信頼する中園陽菜を指名しました。
紆余曲折ありましたが、初年度から黒字を達成しました。
今年度も前半期で計画の進捗率65%と、好調を維持しています。
ただここから先、さらなる成長しようと思えば、追加の投資と経営の革新が必要です。
一ノ瀬流通グループにはその力がある、そう考えて会社を売却することにしました」
「私からは以上です」
報道各社を代表して、某テレビ局アナウンサーが質問をしていく。
「solemnityを買収しようと思ったきっかけは何ですか?」
「私自身がsolemnityの大ファンだったからです。
afterglowの「夏の果」MVで、出雲真凛が着ているワンピースはsolemnityです。
出雲真凛のフォトブックで、デビュー前の写真があります。
その時に着ているのがsolemnityの白と黒のドレスなんですが、これら全部、私の私物です」
「出てきて」
呼ばれて、白とピンクのドレスを着た出雲沙織が出てきた。
「これは、私が中学校卒業の記念に買ったものです。
今でも大事にしているくらいファンです」
「買収したら、再建する自信があったんですか?」
「ありました。証拠を見せましょう」
黒の豪華なドレスを着た、出雲真凛が出てきた。
「このドレス、私がネットオークションで落札したものです。
15年前のものですが、ハンドメイド時代の作品で当時の販売価格の5倍で落札することが出来ました。
オークションサイトを見て頂くと分かるんですが、古着でもいいお値段で取引されています。
それだけのブランド価値があるんです」
「再建につけた条件は、絶対に品質を落とさないことだけでした」
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