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第十七章 決断
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俺はsolemnity Britishのスーツを着て、フィーデスの松本社長、vivacitasの三島悠花、一ノ瀬流通グループの一ノ瀬社長とテープカットの為に並んでいた。
「それでは皆さん、テープカットをお願いします」
司会者の発声に合わせて、みんながテープにハサミを入れた。
フィーデス directと命名された1号店は、日本有数の不動産会社と一ノ瀬グループの合弁会社が運営するビッグモール埼玉にOpenした。
さっそく取材に来ているSunday Morning Bizの林キャスターとスタッフが、フィーデスの松本社長をインタビューしている。
Openにあたり、フィーデスの関東地区に住む会員に招待状を発送していた。
そのお陰かは判らないが、入場制限が掛かるほどお客様に来て頂いている。
「一ノ瀬の不動産部に行けば、安い物件があるかもしれないと言ったことがこうなるとは。
一寸先は判らんな」
「俺の提案に加山社長が賛成してくれたところがスタートでした」
俺たち二人にしか判らない感動があった。
店内を見て回ると、solemnityのサロンに聖苑と奥様、陽彩がいた。
大学の入学式に着ていくスーツの採寸に来ている。
前から欲しかったようで、陽彩は満面の笑みで採寸を受けていた。
社長秘書が俺と加山社長を呼びに来て、モールの事務所に行く。
中に入ると、一ノ瀬社長、フィーデスの松本社長、不動産会社の役員が待っていた。
「フィーデスの会員から、フィーデス directの店舗を近くに作って欲しいとリクエストがたくさん着ている。
今年中に、仙台、名古屋、大阪、福岡のモールに出店する検討に入った。
solemnityのサロンをどこに置くか、検討して欲しい」
松本社長が、加山社長に申し入れた。
サロンのスタッフの育成やコストを考えれば、全部は無理だろう。
今年は大阪に置くのが妥当かなと俺は思った。
「すぐに検討に入ります、回答期限はいつまでですか?」
「出店プロジェクトチームを作って検討するから、solemnityから誰か出してくれ」
「では伊王プロデューサーに出席して貰います」
加山社長が即答した、俺に拒否権は無いようだ。
solemnityは、去年大幅に路線変更をした。
そのため今年は新しいことに手を出さないで、足元を固める年にするはずだった。
俺が考えていたプランは、新年早々から吹き飛んだ。
「それでは皆さん、テープカットをお願いします」
司会者の発声に合わせて、みんながテープにハサミを入れた。
フィーデス directと命名された1号店は、日本有数の不動産会社と一ノ瀬グループの合弁会社が運営するビッグモール埼玉にOpenした。
さっそく取材に来ているSunday Morning Bizの林キャスターとスタッフが、フィーデスの松本社長をインタビューしている。
Openにあたり、フィーデスの関東地区に住む会員に招待状を発送していた。
そのお陰かは判らないが、入場制限が掛かるほどお客様に来て頂いている。
「一ノ瀬の不動産部に行けば、安い物件があるかもしれないと言ったことがこうなるとは。
一寸先は判らんな」
「俺の提案に加山社長が賛成してくれたところがスタートでした」
俺たち二人にしか判らない感動があった。
店内を見て回ると、solemnityのサロンに聖苑と奥様、陽彩がいた。
大学の入学式に着ていくスーツの採寸に来ている。
前から欲しかったようで、陽彩は満面の笑みで採寸を受けていた。
社長秘書が俺と加山社長を呼びに来て、モールの事務所に行く。
中に入ると、一ノ瀬社長、フィーデスの松本社長、不動産会社の役員が待っていた。
「フィーデスの会員から、フィーデス directの店舗を近くに作って欲しいとリクエストがたくさん着ている。
今年中に、仙台、名古屋、大阪、福岡のモールに出店する検討に入った。
solemnityのサロンをどこに置くか、検討して欲しい」
松本社長が、加山社長に申し入れた。
サロンのスタッフの育成やコストを考えれば、全部は無理だろう。
今年は大阪に置くのが妥当かなと俺は思った。
「すぐに検討に入ります、回答期限はいつまでですか?」
「出店プロジェクトチームを作って検討するから、solemnityから誰か出してくれ」
「では伊王プロデューサーに出席して貰います」
加山社長が即答した、俺に拒否権は無いようだ。
solemnityは、去年大幅に路線変更をした。
そのため今年は新しいことに手を出さないで、足元を固める年にするはずだった。
俺が考えていたプランは、新年早々から吹き飛んだ。
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