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座敷牢での睦み合い★
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「もう戻るよ。いいね?」
低められた声にのった色香に、抗えない。私は静かに頷いて、繋いだ周也の手を握りかえす。
そして、その手を離すことなく──地下にある座敷牢で周也に身体を貪られた。
上磨の家は古びた日本家屋だから、ほとんどの部屋が続きで人が来かねない。周也は営みの最中の私の姿も、声も絶対に他に漏らしたくないと、日中は隔絶されたここでの交わりを好むのだ。
ぴちゃっ、と秘蜜の混じった液を隘路から撥ね飛ばし、周也が私を見下ろす。
「こんなに濡らして、ナカをヒクつかせて……どうなの? 貴子」
「あ……アッ」
「言って。でなきゃこのままだよ」
ぐちょぐちょになった隘路を、襞をこそぐように掻き回される。
「あっ、あ……もう無理……ちょうだい、また周也をちょうだいッ」
ちゅぷっと指が引き抜かれ、見上げれば周也は恍惚の笑みを浮かべ、私を舐めるほどの執拗さで見ていた。
私に求められることが、絶頂できるほどの喜びなのだと、彼はよく言う。
精の匂いを漂わせ張り詰める雄茎が、淫花に白濁を塗りつける。
弾力のあるそれは花びらを撫でていたかと思えば、一気に蜜孔を進んで最奥にぶつかってきた。
「きゃうっ!!」
「ああ……本当に僕が好きなんだね貴子。こんなに締め付けて……抜くとき、すごく扱きあげてくる」
「ゃ……抜けちゃいや」
周也は勢いよく下腹を打ちつけて、亀頭で子宮口にキスをする。ぐりぐり押し付け、中への侵入を果たそうとすらしてくる。
「ぁ……あ、ぁ……」
「ここ、よく僕を覚えたねこうやって捏ねるの、大好きでしょ」
「う……うんっ、……すき、あッ!」
「愛しているよ、僕の巫女」
とろけるような愛の囁き、彼を思う気持ちが膨らんで……これを言えばどうなるかわかっていてなお、言わずにいられない。
好き、あなたがそして──
「私も、愛してる」
愛の言葉を受けた途端、周也は私をひっくり返した。
はじめて貫かれた時のような、後ろから深く深く繋がる体位に変わる。
「アっ、あッ、アッ」
最初の二、三突きで私は絶頂まで持ち上げられたのに、周也は激しい打ちつけを止めない。下りることなく達し続け、私は淫偎の証のような液を滴らせる。
「愛してる……君にとって、ここはゲームに過ぎなくても」
「……周、也」
「君だけを見てきたんだよ? わかるよ。君はもっと、大きい世界から来たんだろうなって……ここは、遊びの世界なんじゃないかって、でも」
また奥を抉られた。その隘路で抱き締めろと迫るように。
「絶対に逃さない」
いいわ。それであなたが生き延びて、私に全てをくれるなら、ここで囚われても。
繋ぎ止める楔の快さに悶えて、朱塗りの格子を掴んでいた手が、ずるりと垂れた。
「ここに、いる。いるから……ッ」
「……ずっとだよ」
「ん……ッ」
格子から引き離された身体が、座敷の真ん中に敷かれた布団に引き摺り込まれた。
「もう全部……忘れてしまえばいい」
「あ……ア、ア……ッ」
布団の上ということ以外は、人とも思えぬ獣じみた交わりに堕ちて──今日も村は炎上を免れている。
低められた声にのった色香に、抗えない。私は静かに頷いて、繋いだ周也の手を握りかえす。
そして、その手を離すことなく──地下にある座敷牢で周也に身体を貪られた。
上磨の家は古びた日本家屋だから、ほとんどの部屋が続きで人が来かねない。周也は営みの最中の私の姿も、声も絶対に他に漏らしたくないと、日中は隔絶されたここでの交わりを好むのだ。
ぴちゃっ、と秘蜜の混じった液を隘路から撥ね飛ばし、周也が私を見下ろす。
「こんなに濡らして、ナカをヒクつかせて……どうなの? 貴子」
「あ……アッ」
「言って。でなきゃこのままだよ」
ぐちょぐちょになった隘路を、襞をこそぐように掻き回される。
「あっ、あ……もう無理……ちょうだい、また周也をちょうだいッ」
ちゅぷっと指が引き抜かれ、見上げれば周也は恍惚の笑みを浮かべ、私を舐めるほどの執拗さで見ていた。
私に求められることが、絶頂できるほどの喜びなのだと、彼はよく言う。
精の匂いを漂わせ張り詰める雄茎が、淫花に白濁を塗りつける。
弾力のあるそれは花びらを撫でていたかと思えば、一気に蜜孔を進んで最奥にぶつかってきた。
「きゃうっ!!」
「ああ……本当に僕が好きなんだね貴子。こんなに締め付けて……抜くとき、すごく扱きあげてくる」
「ゃ……抜けちゃいや」
周也は勢いよく下腹を打ちつけて、亀頭で子宮口にキスをする。ぐりぐり押し付け、中への侵入を果たそうとすらしてくる。
「ぁ……あ、ぁ……」
「ここ、よく僕を覚えたねこうやって捏ねるの、大好きでしょ」
「う……うんっ、……すき、あッ!」
「愛しているよ、僕の巫女」
とろけるような愛の囁き、彼を思う気持ちが膨らんで……これを言えばどうなるかわかっていてなお、言わずにいられない。
好き、あなたがそして──
「私も、愛してる」
愛の言葉を受けた途端、周也は私をひっくり返した。
はじめて貫かれた時のような、後ろから深く深く繋がる体位に変わる。
「アっ、あッ、アッ」
最初の二、三突きで私は絶頂まで持ち上げられたのに、周也は激しい打ちつけを止めない。下りることなく達し続け、私は淫偎の証のような液を滴らせる。
「愛してる……君にとって、ここはゲームに過ぎなくても」
「……周、也」
「君だけを見てきたんだよ? わかるよ。君はもっと、大きい世界から来たんだろうなって……ここは、遊びの世界なんじゃないかって、でも」
また奥を抉られた。その隘路で抱き締めろと迫るように。
「絶対に逃さない」
いいわ。それであなたが生き延びて、私に全てをくれるなら、ここで囚われても。
繋ぎ止める楔の快さに悶えて、朱塗りの格子を掴んでいた手が、ずるりと垂れた。
「ここに、いる。いるから……ッ」
「……ずっとだよ」
「ん……ッ」
格子から引き離された身体が、座敷の真ん中に敷かれた布団に引き摺り込まれた。
「もう全部……忘れてしまえばいい」
「あ……ア、ア……ッ」
布団の上ということ以外は、人とも思えぬ獣じみた交わりに堕ちて──今日も村は炎上を免れている。
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