超廃課金勢のソシャゲ転生~俺がガチャを引いたら異世界者が転生してくる件について~

嵐を巻き起こす男

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第1章 魔王軍VS地球軍編

第四十一話 嵐を巻き起こす男パーティーの昇格試験

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「ではギルドにお連れ致しますので、少し固まってもらってよろしいですか? 出来る限り転移の範囲を狭めて力を使いすぎないようにしたいのですが……」
「もちろんですよ」


 もうそろそろ限界近いのかな? まあ何度でも転移できたらやばいもんね。


「じゃあ寄って寄ってー」


 シャルティアたんとミツハたんの近くに寄る。こんなに女の子の近くにいることなんてそうそうないぜ? 俺って幸せ者だなぁ。まあ傍から見たら女の子3人が寄り合ってるとしか見えないけどね。


 いつもより光の量が少なく、目が痛くなることがなかった。力を抑えてたら光の量も減るのかな?


「は!? え!?」


 たしかに俺はギルドに連れてってとしか言ってないけどカウンターの目の前にでちゃ駄目でしょ……そりゃ驚くわ。


「すいません、魔法です。昇格試験受けにきました」
「え? あっ、はい。わかりました。パーティーでSランクの昇格試験でしたよね」
「それで合ってます」


 さすがプロ、どんなに無茶苦茶なやつがきても接客はしっかりすると。


「用意は出来ておりますので、今すぐでも昇格試験始められますが、よろしいですか?」
「もちろんです」
「パーティー名は何になさいますか?」


 パーティー名なんて考えてなかったな。どうしようか?


「なあお前らいいパーティー名ないか?」
「シャルティア軍団がいいのだー」
「却下な」
「獄炎魂(フレアソウル)」
「黙れ」


 なんで魔王軍幹部ここにいるんだよ……自分の仕事ちゃんとしろよ……。


「またサボっていたのですか……ほら、帰りますよ」


 なんか執事さんに連れていかれたわ。


「それで、結局パーティー名どうすんだ?」
「そんなこと急に言われても思いつかないのじゃ」
「だよなー」


 いやー、困ったな。どうするよ?


「何か縁起のいい感じのパーティー名はどうですか? 例えば富士山とか」
「富士山って他の奴ら意味わかんないだろ」
「そうですね。じゃあ全員の頭文字を取って、サシアミとかはどうですか?」
「いや、意味わかんねーよ」
「そうですよねぇ。どうしましょうか?」
「えっと、そんなに悩むならとりあえず仮の名前でいいですよ?」
「あ、じゃあとりあえず嵐を巻き起こす男でお願いします」


 うん、とりあえずだからね。絶対この名前のままにはしないから安心するのだ。


「えっと……嵐を巻き起こす男でよろしいのですか?」
「はい、仮なんで!」


「それでは、嵐を巻き起こす男様方、リングにお入りください!」
「今回は初めてのパーティーSランク昇格試験ということで、解説件実況の私、錦がお送りいたしマース!」


 えっと、色々ツッコミたいんだけど、とりあえず実況ついてるのなんなんだよ? めっちゃいっぱい観客いるし、なんか昇格するかどうかで賭けされてるし、リングめっちゃ広いし、なんか緊張するな。


「ゴングの鐘がなった~!」


 解説の人ちょっとウザイな。集中力途切れるわ。


「挑戦者、嵐を巻き起こす男パーティーを迎え撃つのは、我らが人類の最高傑作、完全無欠のロボット、ザハークだ!!」


 魔王軍のとこにいっぱい並べてあったロボットが巨大化したみたいなやつが出てきた。こいつがザハークとかいうやつなのか。俺ひとりじゃ絶対勝てねぇな。
 だが、俺達なら話は別だろう?


「ザハーク、先制攻撃だぁぁぁぁぁ!! 巨大な火の玉を出して挑戦者を焼き払うぅぅぅぅぅ!!」


 いや、全弾シャルティアたんとサリエル様が弾いてるからノーダメージだけどな。


「挑戦者、反撃を試みるが、ザハークに届くのか!?」


 俺達の力、いっちょ見せてやるか。


「おっと、青髪美少女が炎と氷の魔法を交互に放つ!! これは期待できそうだ!!」
「うっさいのじゃ」
「そしてそして!! 赤髪の美少女も精霊を召喚して、攻撃をする!! 2体目も出てきたぞ!! あれはバフをかけているのでしょうか、闘気が高まっていることが私にもわかります!! それにしてもこのパーティー、美少女しかいません! 出来ることならば私もパーティーの一員になりたいです!!」


 うん、絶対嫌だわ。


「おっと、金髪美少女も動き始めるうぅぅぅ!! 続いて緑髪の美少女すらも動いたあぁぁぁぁ!! これは、守りを捨てているのか!? 気が狂ってしまったのでしょうか!?」


 気が狂ったってひどいな。こんなん速攻で叩いて終わりだろうが、シャルティアたんとミツハたん、それにサリエル様だぞ? あっ、もちろん俺は入ってないからね!


「いくのだー!」


 あ、ロボットがボロボロに……。


「え!? な、何が起こったのでしょうか!? 我らがザハークが、鉄屑になってしまいました!!! 嵐を巻き起こす男パーティーの勝利、初めてのパーティーSランク誕生です!!!!!」
「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
「嵐を巻き起こす男万歳!!!!!」


 うん、やっぱり俺ほとんど何もしてないよね。こうなることはわかってたけどね。100連ガチャの成果もまったく出せてないけど、それはまた地球軍と戦う時にでも披露してやろうかな。


「おめでとうございます、これはSランクの証明カードです。無くさないでくださいね?」
「わかりました、ありがとうございます」


 これで俺達もSランクだな。これからやることもないし、とりあえず魔王城にでも戻ろうかな?
 そう思っていた矢先に、受付の人から声をかけられた。


「すみません、もしよかったら依頼を受けてもらえませんか? この依頼を頼めるような実力者は今あなた方しかいないんです。もう1人のSランクの方も今他の依頼を受けていて……」
「もちろん受けさせてもらいますよ」
「ありがとうございます」


 どんな依頼でもかかってこい!
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