超廃課金勢のソシャゲ転生~俺がガチャを引いたら異世界者が転生してくる件について~

嵐を巻き起こす男

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第1章 魔王軍VS地球軍編

第八十話 連携攻撃

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 シャルティアたんが俺の横を通り過ぎ、颯爽とギャルに向かっていく。ギャルはビームを連発するが、その全てを躱し、シャルティアたんはどんどん距離を詰めていく。それはいいんだが、その躱されたビームは一直線に俺のほうに向かってきていた。俺は精製し続けていたロボットを盾にしてなんとか事なきを得た。秘密兵器の使い方絶対おかしいよなこれ。まあ生き残るためには仕方ないか。


「そんなビームいくら撃っても当たらないのだー」
「なにこいつまじウザいんですけどー。いつ私がビームしか撃てないなんて言った?」


 ギャルは掌を合わせて目を閉じた。そして、ギャルが目を開けた時、その方向で爆発が起きた。もちろん俺も巻き添えを食らったが、秘密兵器のおかげでなんとか致命傷にはならなかった。秘密兵器は何体もやられちゃったけどな。
 シャルティアたんはこの爆発に直撃した。俺、というより秘密兵器の何倍もダメージを食らっただろう。しかし、シャルティアたんはすぐに起き上がってギャルのほうに向かって再度走り出した。


「あれで倒れないわけ? なかなかやるじゃん。次は本気出そっかなー?」


 ギャルは腕を高く上げ、掌を空に向けた。すると、何も無かった空からギャルの身体よりもでかい斧が振ってきた。ギャルはそれを手に取った。


「あの変なやつらいっぱいいたのに、私が本気出すまでも無かったから、この斧を使う機会があってよかったよ」
「誰が変なやつらですって? 私達を嘗めるんじゃないわよ! プラズマサンダー!」
「その変なやつらには入っていないけど、私も部下のことを悪く言われるのはちょっと不愉快かな? ギガントインパクト!」
「変なやつはどっちですか? そんなケバケバの格好して可愛いとでも思ってるんですか? だとしたら……ダサいからやめたほうがいいと思いますよ?」
「な、なんか流れに乗り遅れたけどとりあえず攻撃なのじゃ!」


 アスカさんの雷魔法がまずギャルのほうに向かっていく。ギャルはその雷魔法を斧で切断し、左右に雷魔法を散らした。後ろで戦っていたテトさんの軍団と戦闘機は巻き添えを食らっていたが、ギャルは無傷だった。
 しかし、その攻撃と連携して、サリエル様がシャルティアたんよりも早くギャルの元へ辿り着き、ギャルに向かって剣を振り下ろした。ギャルはなんとか斧を使ってガードするが、魔王様の魔法によって、ギャルの身体に重力がかかり、ギャルを支える足場はどんどん沈んでいった。
 それを見逃さず、サリエル様は上から剣を叩きつけた。ギャルはなんとか後ろに飛ぶことで剣を躱したが、多量に重力がかかった状態で無理やり後ろに飛んだため、体制を崩した。
 しかし、ギャルも黙ってはいない。体制を崩しながらも、斧を横に一振りした。斧が当たる距離には誰もいないのに。だが、それはミスなどではなかった。斧を振った場所からビームが出てきたのだ。他のみんなは距離があったのでなんとか躱し、俺は秘密兵器にビームを食らってもらったから大丈夫だったが、サリエル様はそのビームを躱しきれず、腕を落とされてしまった。


「えっ、嘘、痛い、ぐっ」
「私に逆らうからそうなるんだよ! 死んで詫びろ!」
「死んで詫びるのはそっちなのだー」


 サリエル様に代わって、シャルティアたんがギャルの近くまで来ていた。ギャルは先程と同じように斧を横に振ったが、シャルティアたんは斧の側面を殴って、斧を破壊した。


「これで身を守る手段は無くなったのだー。おとなしく殺されろなのだー」
「なんなのマジで? そんなに死にたい? ならお望み通りに殺してやるよ!」


 ギャルは掌を合わせ、目を閉じた。その隙にシャルティアたんは攻撃しようとするが、一瞬早く爆発が起きて、シャルティアたんは吹っ飛ばされた……かと思えば、爆発の逆側から、風魔法が放たれていて、シャルティアたんが吹き飛ばされることは無かった。


「我にこのようなお膳立てをさせたのじゃ。倒さなければ許さんのじゃ」
「ありがとう、ミツハたん! いっくよー!」
「えっ、ちょっと待っ」


 ギャルはビームを撃とうとするが、それよりも早くシャルティアたんの拳がギャルを捉える。そして、俺のいいつけをちゃんと守ってギリギリ殺さないくらいの攻撃でギャルを戦闘不能にし、ミツハたんが魔法でギャルを捕らえた。


「よくやったみんな!」
「お主何もしてないじゃろうが」
「いや、俺は秘密兵器でテトさんのほうを助けようとしていてだな」
「そのわりには押されているように見えるのだー」


 なんだと!? 俺はテトさんが戦っている方向を向いた。テトさんの軍団の魔族達は戦闘機の爆風にやられ、防戦一方だった。ドラゴンや、俺の送った大量の秘密兵器もいるのにだ。俺の中の何かが危険信号を放っていた。


「今すぐ助けに行きましょう!」
「わかった、テトに死んでもらったも困るしね」


 負傷しているサリエル様と、回復役の執事さんを残し、テトさんのほうに走っていくと、そこには忌まわしきあいつがいた。
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