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第1章 比類無き者たちの目覚め

第十五話 想いとは裏腹に・・・♪

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太陽系第三惑星・・・それは「ポテ地」またの名を「地球」と呼ばれるじゃがいもの様な可愛らしい姿をした楽園の様な小さな小さな星・・・その傍らに寄り添う様に浮かぶ衛星「ムーン」・・・その月の世界の管理人でもあるかぐや姫の目覚めと共に新たなる物語は始まったのでありました・・・

かぐや姫が約2000年の眠りから目覚め目の当たりにしたポテ地の様子を見て驚き付き人ならぬ月兎の精霊ウサ・ポンに命じ鶴と亀のキメラロボット?鶴亀&亀鶴を使いとしてポテ地の日の本国の最高峰霊山「富士さん」に眠る埴輪の精霊「ハニワン」たちを目覚めさせる為にエネルギー不足を克服して旅立たさせたのでありました♪

その際にかぐや姫は鶴亀&亀鶴に「祈りの宝玉」と言う玉を手渡しハニワンたちが無事にポテ地の災禍転福(災い転じて福となす)を果たせるようにと願ったのでありました・・・

「祈りの宝玉」は富士の中腹にある「テヘペロ洞窟」の中の結界を解きその先に眠るハニワンたちのボス「イヴィル・ハニワン」の眠りを覚ます為に必要なレアアイテムなのでありました♪

鶴亀&亀鶴の飛び立った後の月界のかぐや姫とウサ・ポンはその後の様子を確かめる為に用意したモニターを覗くのでありましたが・・・


ウサ「・・・姫??・・・何故かツーとカーからの通信が途絶えてしまっています・・・(=o=;)」

かぐや「・・・おや??・・・どうしたのでしょうね??」

ウサ「・・・今・・・復旧作業に入りましたが・・・」

かぐや「うむ・・・エネルギーも不足していましたからね・・・暫く様子を見ましょう♪」

ウサ「・・・そうですねw」


鶴亀&亀鶴の発射シーンを思い出しながら(〃∇〃)♪っとなる二人なのでありました・・・w


発射台として活躍した竹型ロボ「竹輪一号」はと言うと元の形態である竹筒形態へと戻りかぐや姫たちの居城である「門松城」の城門脇へと戻っているのでありました・・・


竹輪「・・・」


・・・・流石一本気の警備隊長・・・無言ですw


さて・・・こちらは太陽界の女王フレアの依頼を受けて同じくポテ地の日の本国のとある小さな森の奥深くに眠る精霊たちを呼び覚ます為にやって来たエージェント「カラース・ブラザーズ」こと黒装束の兄弟たちはと言うと・・・


黒装束の弟「・・・兄弟・・・いやがったぜ♪虫のやつw」

黒装束の兄「ああ・・・何やら結界の中の誰かと話しているみたいだな??」

黒装束の弟「・・・うん・・・暫く様子を見てみるかい??」

黒装束の兄「・・・だな♪・・・上手くすればすんなり中に入れるかも知れないしな♪」

黒装束の弟「そりゃ好都合♪」


と共に森に訪れた超高性能探索虫型ロボ「MU-C」と結界の中の住人でもあるシマリスの精霊「シマ・ポン」とのやり取りを茂みの影から見守る事にした様です(。・・。)♪

この小さな森は「トゥルシーの森」と呼ばれポンポンたち精霊の多くが精霊界からこの物質界へと訪れ活動をする為に物質的身体を休眠させている結界の中の聖地「トゥルシオン」が存在しています♪


その頃・・・鈍い音に耳を澄ませ目を凝らしていた虎の精霊トラ・ポンは・・・


トラ「・・・何やら見慣れぬ気配が・・・ここの者では無いな?」


そう言うとシマ・ポンが居る東の方角を睨みつけるのでありました・・・


空にはぽっかりと満月がそれぞれの様子を伺う様に微笑んでいる様です♪


ムーン「・・・フフン♪」


トラ「・・・満月を見るとツイ・・・ウズくなw」


 ヒュ~~~~~ン♪ヒュ~~~~~ン♪


と・・・自慢のトランペットを自分の周りにクルクルと飛び回せるトラ・ポンなのでありました・・・

ポンポン達は光の玉(命のエネルギー体)を好みの物体に変化させる事が出来るのであります♪


場面は変わりようやくポテ地に辿り着いた太陽の女王フレアの末娘たちはと言うと・・・


E「・・・ポテ地に着いたけど何処か隠れるとこ探さなくちゃね♪」

S「うん・・・こっそり見張って無くちゃいけないから・・・う~~ん」


そう言うと二人は日の本国の周辺ガイドマップを取り出して適当な場所を探すのでありました(〃∇〃)


さてさて・・・舞台となるポテ地の日の本国(日本)ですが・・・今は大荒れの様子・・・こちらもこっそり見守って居ましょう♪


※羊の精霊メイ・ポン(作者の分身)(。・・。)♪


次回はいよいよそれぞれの結界の中へと進み目覚めを迎える予定です(o・ω・o)v


お楽しみに♪♪

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