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36.やくざからの誠意
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翌日、カレンさんの件でアプリコットさんから大使館経由で知事と連絡して、午後に前にやくざとあったホテルに向かう。
あの時と同様に待ち合わせの部屋の近くに俺たちの控え部屋として一室抑えている。
「本郷様。
時間です」
今回の護衛としてキャシーさんがついてくれる。
「それでは行こうか」
何を言われるのかわからないが、とにかく会わないと話が進まない。
指定された部屋の扉をノックして中に入ると、前にあったやくざが土下座していた。
は??
わけわからん。
そのやくざの隣で同じように頭を下げている人がいるが、これまた初老の紳士だが、明らかに堅気じゃないだろう。
「とにかく頭を上げてください」
俺がそういうと二人は頭を上げて、さらに詫びを口にしてきた。
「本郷様に仁義を通してもらった矢先に裏切るような真似を許して、大変申し訳なく思っている」
「ええ、とにかく話をしましょうか。
その前に初めての方がいらっしゃりますが、紹介してもらえますか」
俺がそういうと、やくざは紹介し始めた。
広域暴力団の代表で、投資会社の社長をしている人だった。
俺が相手にしているやくざはいわゆる経済やくざに分類されるもので、しのぎを経済界から吸い上げている。
なので、基本法律に抵触するようなことは目立つところではしていない。
例のあいつらもいわゆる町金という商売をしていた連中だった。
そのあと社長から最初に詫びの言葉と現金で1千万円を渡された。
「これは、お約束が守れませんでしたからお返しします」
あの時支払った金を律儀に返してきたが、これだけで幸たちの件を手打ちにするつもりもないようだ。
とにかくやくざの方が平身低頭して俺たちに詫びを入れている。
その後は社長ではなく前にあったことのあるやくざから彼らがつかんでいる状況の説明があった。
とにかく俺には隠すつもりもないようだ。
それによると、あいつらはあの幹事長の息子とつるんで女性を攫っては乱暴していたらしく、適当に遊んだら配下の風俗に女性を送っていたらしい。
良く女性から訴えられなかったと思ったのだが、そこは与党幹事長の政治力で、とにかく地元では警察でも抑え込んでいたらしく、俺も外事から聞いている話と合致する。
地元の警察は動けないと聞いていたので、頷ける話だった。
やくざ側は今朝がた例の幹事長の東京事務所の人からお詫びの連絡を受け取ったとかである程度情報をつかんでいるらしい。
それにもともとこのやくざ連中は幹事長派閥と敵対している派閥の先生との関係が昔からあり、そちらの方をひいきとしていたので、配下のしでかしたことについては寝耳に水だったようだ。
それで、幸たちがさらわれた経緯については、どうもあのドラ息子が前から岩崎あかね・由美親子を狙っていたようで、前に借金漬けにした件もその一環だったとか。
それを俺が横から攫ったような格好になり、あの時にはこれ以上拘わらない約束を取り付けたのだが、あのドラ息子が納得するはずもなく、強行に及んだとか。
よくよく話を聞くと、あの町金は最近になって幹事長閥とつるむことで力を付けてきており、近々独立するような動きもあったとか。
まだ、色々と出てきそうな話だが、現在分かっている範囲ではこんな感じだと説明してくれた。
それで、俺への詫びとしてとりあえず、急遽用意したとかで受け取ってほしいとあった。
「本郷様はお金に不自由していないようですね。
金持ちに詫びとして金ではこちらの誠意が伝わらないと思い別な形で用意しましたのでご笑納ください」
そういわれて三人の美女が部屋の中に入ってきた。
「相当お好きと聞いておりますから、日本では簡単に入手できなさそうな愛人を用意しました。
全員が大学生です」
は?
確かに美女ぞろいだけど、流石に……
「ご心配には及びません。
彼女たちはお金に困り風俗堕ちするところを連れてきましたから。
とりあえず2年間の愛人として本郷様にご奉仕することは彼女自身も納得しております」
その後の詳しい説明では町金でお金を借りているようで、学資にも困ってきていたようで、風俗堕ちするところを二年間の約束で借金をチャラにすることになっているそうだ。
もし俺が断ればその話はなくなり、そのまま彼女たちは風俗嬢にジョブチェンジとなると聞かされたら俺は断れない。
とにかく、今回の件はこれで手打ちとしましょうという話になった。
「私どもは、これで今回の件の借りを返したとは思いませんが、今用意できる最大限の誠意です」
「十分に誠意を受け取りましたから、私としてもそちらに含むところを持ちません」
「それを聞いて一安心できます」
「あの~、本郷様のお言葉で安心できましたが、その~」
あのやくざは何位か言いたそうにしているが、言いにくそうだ。
まだ厄介事があるらしい。
あの時と同様に待ち合わせの部屋の近くに俺たちの控え部屋として一室抑えている。
「本郷様。
時間です」
今回の護衛としてキャシーさんがついてくれる。
「それでは行こうか」
何を言われるのかわからないが、とにかく会わないと話が進まない。
指定された部屋の扉をノックして中に入ると、前にあったやくざが土下座していた。
は??
わけわからん。
そのやくざの隣で同じように頭を下げている人がいるが、これまた初老の紳士だが、明らかに堅気じゃないだろう。
「とにかく頭を上げてください」
俺がそういうと二人は頭を上げて、さらに詫びを口にしてきた。
「本郷様に仁義を通してもらった矢先に裏切るような真似を許して、大変申し訳なく思っている」
「ええ、とにかく話をしましょうか。
その前に初めての方がいらっしゃりますが、紹介してもらえますか」
俺がそういうと、やくざは紹介し始めた。
広域暴力団の代表で、投資会社の社長をしている人だった。
俺が相手にしているやくざはいわゆる経済やくざに分類されるもので、しのぎを経済界から吸い上げている。
なので、基本法律に抵触するようなことは目立つところではしていない。
例のあいつらもいわゆる町金という商売をしていた連中だった。
そのあと社長から最初に詫びの言葉と現金で1千万円を渡された。
「これは、お約束が守れませんでしたからお返しします」
あの時支払った金を律儀に返してきたが、これだけで幸たちの件を手打ちにするつもりもないようだ。
とにかくやくざの方が平身低頭して俺たちに詫びを入れている。
その後は社長ではなく前にあったことのあるやくざから彼らがつかんでいる状況の説明があった。
とにかく俺には隠すつもりもないようだ。
それによると、あいつらはあの幹事長の息子とつるんで女性を攫っては乱暴していたらしく、適当に遊んだら配下の風俗に女性を送っていたらしい。
良く女性から訴えられなかったと思ったのだが、そこは与党幹事長の政治力で、とにかく地元では警察でも抑え込んでいたらしく、俺も外事から聞いている話と合致する。
地元の警察は動けないと聞いていたので、頷ける話だった。
やくざ側は今朝がた例の幹事長の東京事務所の人からお詫びの連絡を受け取ったとかである程度情報をつかんでいるらしい。
それにもともとこのやくざ連中は幹事長派閥と敵対している派閥の先生との関係が昔からあり、そちらの方をひいきとしていたので、配下のしでかしたことについては寝耳に水だったようだ。
それで、幸たちがさらわれた経緯については、どうもあのドラ息子が前から岩崎あかね・由美親子を狙っていたようで、前に借金漬けにした件もその一環だったとか。
それを俺が横から攫ったような格好になり、あの時にはこれ以上拘わらない約束を取り付けたのだが、あのドラ息子が納得するはずもなく、強行に及んだとか。
よくよく話を聞くと、あの町金は最近になって幹事長閥とつるむことで力を付けてきており、近々独立するような動きもあったとか。
まだ、色々と出てきそうな話だが、現在分かっている範囲ではこんな感じだと説明してくれた。
それで、俺への詫びとしてとりあえず、急遽用意したとかで受け取ってほしいとあった。
「本郷様はお金に不自由していないようですね。
金持ちに詫びとして金ではこちらの誠意が伝わらないと思い別な形で用意しましたのでご笑納ください」
そういわれて三人の美女が部屋の中に入ってきた。
「相当お好きと聞いておりますから、日本では簡単に入手できなさそうな愛人を用意しました。
全員が大学生です」
は?
確かに美女ぞろいだけど、流石に……
「ご心配には及びません。
彼女たちはお金に困り風俗堕ちするところを連れてきましたから。
とりあえず2年間の愛人として本郷様にご奉仕することは彼女自身も納得しております」
その後の詳しい説明では町金でお金を借りているようで、学資にも困ってきていたようで、風俗堕ちするところを二年間の約束で借金をチャラにすることになっているそうだ。
もし俺が断ればその話はなくなり、そのまま彼女たちは風俗嬢にジョブチェンジとなると聞かされたら俺は断れない。
とにかく、今回の件はこれで手打ちとしましょうという話になった。
「私どもは、これで今回の件の借りを返したとは思いませんが、今用意できる最大限の誠意です」
「十分に誠意を受け取りましたから、私としてもそちらに含むところを持ちません」
「それを聞いて一安心できます」
「あの~、本郷様のお言葉で安心できましたが、その~」
あのやくざは何位か言いたそうにしているが、言いにくそうだ。
まだ厄介事があるらしい。
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