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プロローグ。
しおりを挟むビー玉。
という方が想像がつくかもしれない。
ここでは、ビー玉として話を進めて行く。
その、丸くて綺麗な球体に様々な色がある。
この世界では、生まれたときに、不思議な透明なビー玉がひとつ渡される。
それは、必ず肌身離さずに持っておくことと記されている。
そして、ある年月が過ぎるとその人から出るオーラ、性格、言動などでビー玉に色が発色されるとも記されている。
それも、だいたい高校2年の始め頃とされている。
発色した色により、その人の適正や隠れた才能が分かるという。
また、男女の相性を見る指標にしてる人もいる。
そこまで読み終わり、声をかけられた。
「おい、優、そろそろ帰るぞ。」
「ちょっと待って、帰る準備するから。」
「早くしろー!!」
読んでいた本をカバンに入れて、教室を出る。
「おまたせ、翔。」
「おう!!」
二人は廊下を歩いていった。
すると、周りから、
「あ、私、赤色だ!!」
「え、俺、黄色!!」
など、教室を出ると、大きな声が聞こえてきた。
そして、翔は自分のポケットから、まだ透明なままのビー玉を持って聞いてきた。
「優、おまえは何色?」
「まだ、発色してない。」
二人の手には透明のビー玉。
これが、将来の自分の手がかりになるものだと教えられた。
「もう、色が出たやつもいるんだな。」
「そうだね。」
翔と優はそう話しながら歩いていった。
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