聖女の紋章 転生?少女は女神の加護と前世の知識で無双する わたしは聖女ではありません。公爵令嬢です!

幸之丞

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いよいよ、初登校の日になりました。

私が、お父様とお祖父様に
「商会で儲けるので、その利益を、私たち貴族だけでなくて、領民のみんなに、還元したいの! 

みんな読み書きや、足し算、引き算が出来るようになったら、領民達の生活がもっともっと良くなって、それが、私たちに返ってくるの」
みたいな事を、女神様が言っていたと言い続けてやっと出来た教育制度。
他の貴族みたいに、奪うだけでなくて、与えなくては駄目だと思うの。
与えた物が何倍にもなって返ってくるのだから・・・
今は、公爵家が主体になって色々な事業をしているけれど、きっと学校で学んだ子供達は自分たちで事業を興したり、今あるものも改善していくと思うの。
経済が大きくなり、そして税収が多くなる。ふふふ。

なんて考えて馬車に乗っていたらメリアに、
「お嬢様、顔がデレデレ 気持ち悪い。そして何か悪いこと 考えている?」

って 言われてしまいました。

「気持ち悪って何よ!」
私は気持ち悪いと指摘されて思わず言い返してしましました。

「気持ち悪い顔 いやらしい 考えていた?」

「違うわよ!学校行ったら友達100人出来るかな?って 考えていたのよ!」

私はそんなこと考えてもいなかったけれど、1年生って言えば友達100人出来るかな?と思って言って見ました。 が、

「エルーシア様 人見知り 無理」

(あ~あ。確かに無理ね。数年前よりは、ましになったとお母様に言われているけれども)
「じゃ、メリアは、友達100人できるのかしら?」

「私には、必要ない。エルーシア様だけで充分」
私は、「えへへへ」 っと笑ってメリアの頭を撫で撫でしました。
メリアは目を細めて喜んでいます。

「ふふふ。私だけでいいって、重いけど嬉しいわ」
と満面の笑みで答えたら

「エルーシア様のお世話だけで手一杯」
ズッコー!

私はメリアのおでこにチョップをしました。
そうこうしているうちに学校に到着しました。

私とメリアは、「初日は絶対私の運転する馬車に乗って、お嬢様と娘に登校してもらう」とまわりに豪語した、親馬鹿のワグナーに別れを告げて馬車から降りました。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
今日から始まる小等学校は3年制で、読み書きや、簡単な算術、そして地理や歴史等の基礎を学びます。学費は無料です。
その後、希望者は、3年の高等学校へ進学します。
高等学校では、専門的な事を学びます。農畜水産科、学術科(数学、歴史、地理等)騎士科、商業科、魔法科などそれぞれにあった科目の勉強をします。
領地で住む者は、わずかな金額で学ぶことが出来ます。


私は、高等学校に進学しないで王都学院(後に王都学園に名前を変更)に入学します。
この小等学校で成績の良かった2~3名を選抜してその子達を一緒に学院に通います。
選抜された子供は、公爵家がお金を出します。学院内では私の従者扱いですが、普通に授業が受けられます。


数年前に設立された、孤児院(4歳~15歳)乳児院(0歳~3歳)
私の名前をとってエア計画。
私たちが予測していたほど、孤児は、少数です。
我が領地では、シングルマザーでも充分な所得があります。
そして、治安がしっかりしていて、人殺しが少なく、街、畑にしっかりと城壁がある為、魔物・モンスターなどに襲われることもなく、流行病も衛生管理がしっかりしているので、不慮の事故が無い限り若い人が亡くなることはまれになりました。
収入がしっかりしているので、生活水準が他の領地に比べ高いため、捨てられる子供が少ないのでしょう。
そして領主一家が驚いたのは、乳児院に入所した子供達は、しっかりと躾られるので、貴族達の養子として引き取られるのです。
そして、孤児院では、小等学校に入る前に躾をしっかりとして、読み書き、簡単な計算は出来るようになります。
この世界で読み書きができる人は少ないので、勤め先で重宝されます。
勤め先のご主人に認められて養子になる子供がとても多いのです。
乳児院と孤児院は、シングルマザーやシングルファザー達の学童保育化しています。そういう理由で子供達は、孤児院や乳児院で遊ぶようになりました。
この年齢の子供達はすでにもうお友達です。
エルーシアはここ数年、メリアに孤児院によく連れてこられました。
最初は、人見知りが出て子供達と遊ぶことはなかったのですが、
メリアのフォローにより、子供達と遊ぶようになりました。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

「「「あ! エルーシア聖女様。今日からよろしくお願いします」」」

(わたし別に聖女じゃ無いけど・・・)

「みなさま、わたしは聖女ではありません。ただのエルーシアです」
私は、聖女と呼ばれるような事は、なにもしていないのだけれど・・・
好き勝手しているだけなんだけどな・・・

ですけど、私の姿を見るだけで拝む人が出る始末です。


そして私は、皆と一緒に教室に行きました。

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