惑わさないで!

ひまわりまま

文字の大きさ
上 下
4 / 4
第四章

欲望の海から

しおりを挟む
彼女の脳の中の一部が快感をおぼえ、
とろけていく。
彼も彼女の熱さにますますとろけていく。
二人だけの世界。
もう誰も邪魔することはできない!
たとえそれが親でも、友達でも医者であっても!?

甘い香り、ほろ苦さ、彼の甘さを目を閉じて味わう。
「おいしい・・・」
恍惚の表情を浮かべながら彼女は貪るように夢中に彼を味わう。

「もっと もっと!!」

「ああ!大好き!!もう離れられない!!」
彼女は欲望の海へと完全に堕ちていった。

そして彼女は心の底から叫んだ!


「アイ ラブ チョコレート!」

「グッドバイ ダイエット!!」




しおりを挟む

この作品の感想を投稿する


処理中です...