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番外編
とある官僚の、上司観察日記1 モブ
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「シメオン、この書類に不備があります。二番目の項目を見直して下さい」
「す、すすすみません!!」
僕の上司——アシル・ロードライト様は、とても有能だ。
年齢も僕と一つしか違わないというのに、もう治安関連の副長官を任されている。
そんな彼は、王太子の親しい友人でもあった。
彼と同じ場所で働く僕の名は、シメオン・オクレール。
しがない男爵家の六男だ。
日頃の働きが認められ、一ヶ月前に地方の農業関連の部署からこちらに異動になった。
城の中は何もかもが豪勢で、未だに気後れしてしまう。
アシル様から受け取った書類を再度確認すると、彼の言う通りで二番目の項目の計算が違っていた。
修正して再度彼を見ると、ものすごい早さで書類の確認をこなして判をついている。
……人間離れし過ぎだ。
※
それから数日後の昼休み、事件が起こった。
仕事部屋の扉を通り抜けて、世にも奇妙な物体が次々に室内に侵入してきたのだ。
部屋の中にいるのは仕事量の多い副長官と慣れない仕事に戸惑う僕だけで、他の官僚達は昼食を食べに外に出かけている。
「な、なんだこれ」
ブンブンという羽音が、そこら中で聞こえる。
奇妙な物体の正体は、羽の生えた……クッキーのようだ。
念のためにもう一度確認したが、どう見てもクッキーである。
何匹ものクッキーが、仕事部屋に入り込んで部屋の中を飛び回っていた。
「っ……アシル様、これは!?」
「気にしなくていいですよ、いつものことですから。害はありません」
なんで、そんなに平然としていらっしゃる!?
いくら冷静沈着なアシル様でも……この状況はあんまりじゃないですか!?
しかし、僕の心の叫びとは裏腹に、アシル様は周辺をブンブン飛び回っているクッキーを一枚引っ掴み、口元へと運ぶ。
「ま、まさか……」
僕の予想は当たった。
彼は掴んだその物体を咀嚼し始めたのだ。
た……食べたぁーーーーっ!?
アシル様が、あの不気味な物体を何のためらいもなく口に入れたぁーーーーっ!
いや、確かにいい匂いがしているけれど、アレを食べるってどうなんだぁーーっ!?
僕が一人でオロオロしていると、キィと小さく音を立てて仕事部屋の扉が開いた。
「アシル! 見た、見た~?」
飛び込んできたのは、桃色の髪の美少女だった。
ライラック色の淡い色合いのドレスに身を包んだ、ラズベリー色の瞳の、まるで人形のように整った顔立ちの少女……
しかし、その子の体は残念なことに刺青まみれである。
彼女を視界に入れたアシル様が、溜め息をつきながら声を出した。
「やっぱりカミーユか。差し入れなら、普通に持っ来てくれればいいのに」
「だって、折角の休日だから色々実験したいし?」
知り合いだろうか。
アシル様と彼女は、かなり打ち解けた間柄らしい。
というか、敬語でないアシル様の言葉を今初めて聞いた気がする。
「でも、前の地面を這ってきたロールケーキよりはマシかな?」
そう話すアシル様の言葉に、美少女は目を輝かせた。
「そっかぁ! アシル的には、飛ぶのはアリなんだね」
「いや、だから普通に持って来てよ……今日のは羽音が煩いし」
アシル様……美少女との会話が成立している!?
僕は、先ほどから彼女が何を言っているのか、サッパリわからないというのに。
「本当は蝶の羽をつけるつもりだったんだけど、失敗して虻の羽になったんだ……」
「……虻」
「まあまあ、どうせ口に入れたら消えるんだし、固いこと言わないでよ」
言い訳しつつ、彼女も飛び回っているクッキーを捕まえ、宝石のような白い歯で齧り出した。
リスみたいで可愛い。刺青をしているのが、ちょっと残念だけれど。
官僚や兵士には見えないから、職業魔法使いだろうか。
じっと美少女を見ていると、不意にアシル様が僕に声をかけてきた。
「そういえば、シメオンは彼女に会うのが初めてでしたね。紹介しておきます」
アシル様は美少女を伴って僕の側に立つと、綺麗なコバルト色の目を細めた。
「妻のカミーユです」
「つ……つま?」
「ええ、手出し無用ですよ?」
もしかして僕、牽制されています?
ま、まさかね。
アシル様は女性に入れ込むようなタイプではないし。
それにしても……目の前の美少女は、とても既婚者には見えない。
外見もそうだが、落ち着きがなさ過ぎる。
「よ、宜しくお願いします。僕は、シメオン・オクレールです……」
「カミーユ・ロードライトです!」
挨拶すると、美少女が元気よく名乗った。
そうか。彼女が、あのカミーユ・ロードライト侯爵令嬢なのか。
もう一人の王太子の友人で、魔法棟長官の娘。
自身も優秀な魔法使いで、極度の変わり者という噂の……
確かに、ちょっぴり変わっているかもしれない。
そう思いながら、僕は部屋を飛び回るクッキー達を見つめた。
「アシル、お昼を一緒に食べよう」
「うーん。そうしたいんだけど、まだ仕事が残っていて」
「そっかぁ、それは仕方ないね。邪魔をしちゃ悪いし、ロイス様と……」
「カミーユ、待った!!」
「ぐえ!」
アシル様が、素早い動きでカミーユ様の襟首を掴んだ。
カミーユ様が令嬢にあるまじき声を上げている。
「五分で終わらせるから、ここにいて」
「……わかった」
空いている椅子に座り、アシル様の仕事が終わるのを待つカミーユ様……退屈そうだ。
アシル様は、先ほどよりも更に処理速度を上げ、人間業ではない早さで書類を片していく。
「はい、アシル。あ~ん」
そう言いながら、仕事中のアシル様の口元にカミーユ様が羽根つきクッキーを差し出した。
カミーユ様。明らかに仕事の邪魔になっているよ.……
しかし、大人しく口を開けるアシル様。
少し頬が赤いように見えるのは、僕の気の所為ではないだろう。
「今日は、お昼も作ってきたんだよ」
「それは楽しみだけど、材料に変なものは入れてないよね?」
「失礼な! 普通に作ったよ!」
抗議の声を上げながら、カミーユ様はアシル様の口元に二枚目のクッキーを運ぶ。
……ここにいたら、明らかにお邪魔だよねぇ。
甘々な雰囲気に耐えきれなくなった僕は、十秒後に書類を投げ出して部屋を後にした。
「す、すすすみません!!」
僕の上司——アシル・ロードライト様は、とても有能だ。
年齢も僕と一つしか違わないというのに、もう治安関連の副長官を任されている。
そんな彼は、王太子の親しい友人でもあった。
彼と同じ場所で働く僕の名は、シメオン・オクレール。
しがない男爵家の六男だ。
日頃の働きが認められ、一ヶ月前に地方の農業関連の部署からこちらに異動になった。
城の中は何もかもが豪勢で、未だに気後れしてしまう。
アシル様から受け取った書類を再度確認すると、彼の言う通りで二番目の項目の計算が違っていた。
修正して再度彼を見ると、ものすごい早さで書類の確認をこなして判をついている。
……人間離れし過ぎだ。
※
それから数日後の昼休み、事件が起こった。
仕事部屋の扉を通り抜けて、世にも奇妙な物体が次々に室内に侵入してきたのだ。
部屋の中にいるのは仕事量の多い副長官と慣れない仕事に戸惑う僕だけで、他の官僚達は昼食を食べに外に出かけている。
「な、なんだこれ」
ブンブンという羽音が、そこら中で聞こえる。
奇妙な物体の正体は、羽の生えた……クッキーのようだ。
念のためにもう一度確認したが、どう見てもクッキーである。
何匹ものクッキーが、仕事部屋に入り込んで部屋の中を飛び回っていた。
「っ……アシル様、これは!?」
「気にしなくていいですよ、いつものことですから。害はありません」
なんで、そんなに平然としていらっしゃる!?
いくら冷静沈着なアシル様でも……この状況はあんまりじゃないですか!?
しかし、僕の心の叫びとは裏腹に、アシル様は周辺をブンブン飛び回っているクッキーを一枚引っ掴み、口元へと運ぶ。
「ま、まさか……」
僕の予想は当たった。
彼は掴んだその物体を咀嚼し始めたのだ。
た……食べたぁーーーーっ!?
アシル様が、あの不気味な物体を何のためらいもなく口に入れたぁーーーーっ!
いや、確かにいい匂いがしているけれど、アレを食べるってどうなんだぁーーっ!?
僕が一人でオロオロしていると、キィと小さく音を立てて仕事部屋の扉が開いた。
「アシル! 見た、見た~?」
飛び込んできたのは、桃色の髪の美少女だった。
ライラック色の淡い色合いのドレスに身を包んだ、ラズベリー色の瞳の、まるで人形のように整った顔立ちの少女……
しかし、その子の体は残念なことに刺青まみれである。
彼女を視界に入れたアシル様が、溜め息をつきながら声を出した。
「やっぱりカミーユか。差し入れなら、普通に持っ来てくれればいいのに」
「だって、折角の休日だから色々実験したいし?」
知り合いだろうか。
アシル様と彼女は、かなり打ち解けた間柄らしい。
というか、敬語でないアシル様の言葉を今初めて聞いた気がする。
「でも、前の地面を這ってきたロールケーキよりはマシかな?」
そう話すアシル様の言葉に、美少女は目を輝かせた。
「そっかぁ! アシル的には、飛ぶのはアリなんだね」
「いや、だから普通に持って来てよ……今日のは羽音が煩いし」
アシル様……美少女との会話が成立している!?
僕は、先ほどから彼女が何を言っているのか、サッパリわからないというのに。
「本当は蝶の羽をつけるつもりだったんだけど、失敗して虻の羽になったんだ……」
「……虻」
「まあまあ、どうせ口に入れたら消えるんだし、固いこと言わないでよ」
言い訳しつつ、彼女も飛び回っているクッキーを捕まえ、宝石のような白い歯で齧り出した。
リスみたいで可愛い。刺青をしているのが、ちょっと残念だけれど。
官僚や兵士には見えないから、職業魔法使いだろうか。
じっと美少女を見ていると、不意にアシル様が僕に声をかけてきた。
「そういえば、シメオンは彼女に会うのが初めてでしたね。紹介しておきます」
アシル様は美少女を伴って僕の側に立つと、綺麗なコバルト色の目を細めた。
「妻のカミーユです」
「つ……つま?」
「ええ、手出し無用ですよ?」
もしかして僕、牽制されています?
ま、まさかね。
アシル様は女性に入れ込むようなタイプではないし。
それにしても……目の前の美少女は、とても既婚者には見えない。
外見もそうだが、落ち着きがなさ過ぎる。
「よ、宜しくお願いします。僕は、シメオン・オクレールです……」
「カミーユ・ロードライトです!」
挨拶すると、美少女が元気よく名乗った。
そうか。彼女が、あのカミーユ・ロードライト侯爵令嬢なのか。
もう一人の王太子の友人で、魔法棟長官の娘。
自身も優秀な魔法使いで、極度の変わり者という噂の……
確かに、ちょっぴり変わっているかもしれない。
そう思いながら、僕は部屋を飛び回るクッキー達を見つめた。
「アシル、お昼を一緒に食べよう」
「うーん。そうしたいんだけど、まだ仕事が残っていて」
「そっかぁ、それは仕方ないね。邪魔をしちゃ悪いし、ロイス様と……」
「カミーユ、待った!!」
「ぐえ!」
アシル様が、素早い動きでカミーユ様の襟首を掴んだ。
カミーユ様が令嬢にあるまじき声を上げている。
「五分で終わらせるから、ここにいて」
「……わかった」
空いている椅子に座り、アシル様の仕事が終わるのを待つカミーユ様……退屈そうだ。
アシル様は、先ほどよりも更に処理速度を上げ、人間業ではない早さで書類を片していく。
「はい、アシル。あ~ん」
そう言いながら、仕事中のアシル様の口元にカミーユ様が羽根つきクッキーを差し出した。
カミーユ様。明らかに仕事の邪魔になっているよ.……
しかし、大人しく口を開けるアシル様。
少し頬が赤いように見えるのは、僕の気の所為ではないだろう。
「今日は、お昼も作ってきたんだよ」
「それは楽しみだけど、材料に変なものは入れてないよね?」
「失礼な! 普通に作ったよ!」
抗議の声を上げながら、カミーユ様はアシル様の口元に二枚目のクッキーを運ぶ。
……ここにいたら、明らかにお邪魔だよねぇ。
甘々な雰囲気に耐えきれなくなった僕は、十秒後に書類を投げ出して部屋を後にした。
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