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第1章 (3)ヴァロンside
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しおりを挟む「これが証拠よ!
私は夢の配達人、白金バッジのリディア!つい先日、下剋上成功させたんだぁ~!」
右手の人差し指と中指の間に、白金に輝く六角形のバッジを挟んで女は……。
ーーいや。リディアは、自慢気に俺に微笑んだ。
下剋上とは夢の配達人の上位の実力者達が、その力を示す為のバッジを奪い合い地位を得る制度。
青銅→銀→金→白金。
と、バッジが作られた素材が力の証。
リディアの持つ白金バッジは、夢の配達人の規定で現在三人しかいない最高位の物。
つまりリディアは、夢の配達人の中で三本の指に入る実力者。という事になる。
「……。嘘だろ?
お前みたいな女が、白金バッジ?」
白金バッジなんて……。
そもそも夢の配達人のバッジなんて本物を見た事ない。
リディアの言っている事が本当に正しいのか……。
自分の身に起きている事に、俺はすっかり混乱していた。
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