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第7章 (1)ヴァロンside
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【ヴァロン15歳】
夢の配達人の隠れ家付近の酒場。
酒も飲めないのに俺は呼び出された。
その訳は……。
「お!ヴァロン君こっちこっち~!」
夢の配達人の同僚に呼ばれて、俺は溜め息を吐きながらその場に足を進める。
そこで目に入ってきたのは、酔い潰れてカウンター席の机で前屈みになって寝てるリディア。
「悪いね~。リディアさん珍しく酔い潰れちゃってさ~」
「1人で帰れそうにないからさ。頼むよ」
一緒に飲んでいた同僚達は、申し訳なさそうに俺に手を合わせて頭を下げた。
だったらこんなに酔い潰れるまで飲ますなよ。
と、心の中で俺は呟きながらも、カウンター席で眠るリディアに声をかける。
「おい、帰るぞ。起きろ、酔っ払い」
「ん~、むりぃ~……。
だっこ!……ヴァロン~だっこしてよ~」
肩を揺すった俺に、リディアはそう言いながら抱き付いてきた。
完全に酔い潰れてる。
めっちゃくちゃ酒臭いし……。何が”夢を届ける妖精”だよ!
正直イラッとしながらも、連れて帰らない訳にも行かず。俺はリディアをカウンター席からひょいっとお姫様抱っこで抱き上げた。
そのまま酒場を抜けるように歩いて行くと、辺りの客から「お~!」っと拍手と歓声が上がる。
この時、俺の身長はもうリディアと変わらなかった。
15歳になって金バッジにも昇格。すっかり成長した俺の姿を見て、実はリディアと出来てるんじゃないかって噂する奴等もいた。
もちろん、そんな事実はない。
確かに一緒に暮らしてるけど、今まで一度だってそんな関係になった事はなかった。
この日までは……。
夢の配達人の隠れ家付近の酒場。
酒も飲めないのに俺は呼び出された。
その訳は……。
「お!ヴァロン君こっちこっち~!」
夢の配達人の同僚に呼ばれて、俺は溜め息を吐きながらその場に足を進める。
そこで目に入ってきたのは、酔い潰れてカウンター席の机で前屈みになって寝てるリディア。
「悪いね~。リディアさん珍しく酔い潰れちゃってさ~」
「1人で帰れそうにないからさ。頼むよ」
一緒に飲んでいた同僚達は、申し訳なさそうに俺に手を合わせて頭を下げた。
だったらこんなに酔い潰れるまで飲ますなよ。
と、心の中で俺は呟きながらも、カウンター席で眠るリディアに声をかける。
「おい、帰るぞ。起きろ、酔っ払い」
「ん~、むりぃ~……。
だっこ!……ヴァロン~だっこしてよ~」
肩を揺すった俺に、リディアはそう言いながら抱き付いてきた。
完全に酔い潰れてる。
めっちゃくちゃ酒臭いし……。何が”夢を届ける妖精”だよ!
正直イラッとしながらも、連れて帰らない訳にも行かず。俺はリディアをカウンター席からひょいっとお姫様抱っこで抱き上げた。
そのまま酒場を抜けるように歩いて行くと、辺りの客から「お~!」っと拍手と歓声が上がる。
この時、俺の身長はもうリディアと変わらなかった。
15歳になって金バッジにも昇格。すっかり成長した俺の姿を見て、実はリディアと出来てるんじゃないかって噂する奴等もいた。
もちろん、そんな事実はない。
確かに一緒に暮らしてるけど、今まで一度だってそんな関係になった事はなかった。
この日までは……。
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