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第10章 (3)シュウside
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【数日後】
私の申し出を、ヴァロンは受け入れてくれた。
夢の配達人の隠れ家の広場で待つ彼の元に、私は7歳になった自分の息子を連れて行った。
息子は私とヴァロンが初めて会った時と同じ年齢。
こんな日が来るなんて、不思議な気持ちだ。
「……ヴァロン。
息子の、ミライと言います」
「は、初めまして……!」
ヴァロンに紹介すると、ミライは私の隣で緊張したように頭を下げる。
そんな様子を見てヴァロンはフッと笑うと、ミライの正面に屈んで顔を覗き込んだ。
「へぇ~。
やっぱ、お前に似てんな。
初めて会った時のシュウそっくりじゃん」
ヴァロンはミライの頭を撫でながら、私を見て言った。
ミライは憧れのヴァロンに会えて、とても嬉しそうだった。
それはそうだ。
何度も何度もヴァロンに会ってみたいとせがむ息子を、私はずっと遠回しに交わしてきたのだから……。
夢の配達人になりたいと頑張ろうとする息子を、私は自分の気持ちを優先させて隠れ家には今まで近付けさせなかった。
ミライ。
未来を繋げて生きてほしいと願いながら、私はずっとこの子を縛り付けてきた。
……ごめんね。
こんな未熟な父親の元に、せっかく生まれて来てくれたのに……。
これからは、全力で応援するから。
名前の通り、未来に向かって突き進んでほしい。
私の申し出を、ヴァロンは受け入れてくれた。
夢の配達人の隠れ家の広場で待つ彼の元に、私は7歳になった自分の息子を連れて行った。
息子は私とヴァロンが初めて会った時と同じ年齢。
こんな日が来るなんて、不思議な気持ちだ。
「……ヴァロン。
息子の、ミライと言います」
「は、初めまして……!」
ヴァロンに紹介すると、ミライは私の隣で緊張したように頭を下げる。
そんな様子を見てヴァロンはフッと笑うと、ミライの正面に屈んで顔を覗き込んだ。
「へぇ~。
やっぱ、お前に似てんな。
初めて会った時のシュウそっくりじゃん」
ヴァロンはミライの頭を撫でながら、私を見て言った。
ミライは憧れのヴァロンに会えて、とても嬉しそうだった。
それはそうだ。
何度も何度もヴァロンに会ってみたいとせがむ息子を、私はずっと遠回しに交わしてきたのだから……。
夢の配達人になりたいと頑張ろうとする息子を、私は自分の気持ちを優先させて隠れ家には今まで近付けさせなかった。
ミライ。
未来を繋げて生きてほしいと願いながら、私はずっとこの子を縛り付けてきた。
……ごめんね。
こんな未熟な父親の元に、せっかく生まれて来てくれたのに……。
これからは、全力で応援するから。
名前の通り、未来に向かって突き進んでほしい。
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