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第2章
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【ガーネット8歳】
「やったぁ!綺麗に咲いた!」
離宮の中庭にあるお花畑。
ずっと大切に育ててきたお花が咲いた。
クー兄様が私の為に作ってくれた大切な大切な私のお花畑。
「間に合って良かった。
クー兄様、喜んでくれるかなぁ~」
色取り取りに咲いた可愛い花を見つめて私は胸を弾ませる。
だって今日はクー兄様の二十歳のお誕生日。
蕾をつけた花達がこの日に咲くように毎日お祈りしていた。
「ガーネット様!
いけません!またその様なお姿で……」
そう言って地面に寝転んでお花を眺めていた私を、侍女のメルが抱きかかえるようにして起こしてくれる。
メルはお仕事で忙しいクー兄様の代わりにいつも側にいてくれる私のお世話役。
この炎の国に仕える将軍の娘で侍女達の中では少し位が高く、同じ歳のクー兄様とは幼い頃から一緒に育った幼馴染みで深い信頼を得ている。
優しいメル。
クー兄様の次に大好きな人。
メルは綺麗な赤い長髪を風になびかせながら、私の服についた土をパンパンッと払ってくれた。
「ね!見て、メル!
お花がやっと咲いたのよ?クー兄様は喜んでくれるかしら?」
メルの服を軽く引っ張り私が自慢気にお花畑を見せると、彼女も表情を綻ばせながら頷いてくれる。
「ええ、絶対に喜んで下さいますわ。
ガーネット様がお心を込めて育てた花ですもの」
メルの言葉が嬉しくて更に心を弾ませると、私はお花畑の前で屈んで手入れをしながら口を開く。
「早くクー兄様に見せたいなぁ~。
ね?今日は何時頃戻ってくるのかな?」
「え?……。
あ、そう……ですね」
私の問い掛けにメルは言葉を濁す。
チラッと様子を伺うと少し、困ったような表情。
「やったぁ!綺麗に咲いた!」
離宮の中庭にあるお花畑。
ずっと大切に育ててきたお花が咲いた。
クー兄様が私の為に作ってくれた大切な大切な私のお花畑。
「間に合って良かった。
クー兄様、喜んでくれるかなぁ~」
色取り取りに咲いた可愛い花を見つめて私は胸を弾ませる。
だって今日はクー兄様の二十歳のお誕生日。
蕾をつけた花達がこの日に咲くように毎日お祈りしていた。
「ガーネット様!
いけません!またその様なお姿で……」
そう言って地面に寝転んでお花を眺めていた私を、侍女のメルが抱きかかえるようにして起こしてくれる。
メルはお仕事で忙しいクー兄様の代わりにいつも側にいてくれる私のお世話役。
この炎の国に仕える将軍の娘で侍女達の中では少し位が高く、同じ歳のクー兄様とは幼い頃から一緒に育った幼馴染みで深い信頼を得ている。
優しいメル。
クー兄様の次に大好きな人。
メルは綺麗な赤い長髪を風になびかせながら、私の服についた土をパンパンッと払ってくれた。
「ね!見て、メル!
お花がやっと咲いたのよ?クー兄様は喜んでくれるかしら?」
メルの服を軽く引っ張り私が自慢気にお花畑を見せると、彼女も表情を綻ばせながら頷いてくれる。
「ええ、絶対に喜んで下さいますわ。
ガーネット様がお心を込めて育てた花ですもの」
メルの言葉が嬉しくて更に心を弾ませると、私はお花畑の前で屈んで手入れをしながら口を開く。
「早くクー兄様に見せたいなぁ~。
ね?今日は何時頃戻ってくるのかな?」
「え?……。
あ、そう……ですね」
私の問い掛けにメルは言葉を濁す。
チラッと様子を伺うと少し、困ったような表情。
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