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第7章(5)シュウside
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しおりを挟む「相手は手強いですよ。
しかし、君でなくては出来ない任務です。
今から作戦を練りましょう!」
「はいっ!
よろしくお願いします!」
ーーそう。
これは、ヴァロンの娘であるユイだけが出来る任務だ。
必ず、彼女と共に成功させてみせる!
ユイの帰還が、眠っていた私を呼び起こしてくれた。
久々に感じる、マスターとしてではない私自身の胸の高鳴り。
それは、ヴァロンと共に白金バッジを守っていた時に感じていたものと同じだった。
「!……そうだ。
言い忘れてました、ユイ。おかえりなさい」
リディア、ヴァロン。
今度は君達の娘と、私は最高の仕事をします!
そう二人に誓って、私は進みだした。
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