7 / 48
第7話 皇子として4
しおりを挟む離宮に帰りバースの奴隷首輪を外すとバースが。
「え? 何故、奴隷首輪を外すのですか? 」
「俺の側近にするのに奴隷のままではまずいだろう。お前の父親はどんな冤罪で処刑されたの
だ? 」
「俺の父親は男爵でウイル第3皇子の後見人のダマス・ドリン公爵の派閥に入るように誘われたが、中立を守るからと断った。しかしその1週間後に警備兵が来て麻薬の密売で逮捕されて牢に入れられた。父親は正義感の強い人で麻薬の密売などしていないのに警備兵が倉庫から麻薬が見つかったと言ったが、倉庫は1年以上も使っていなかったから最初から麻薬を用意していたみたいだ。父親は潔白だと言ったが裁判もせずに自白したと言って処刑された」
「裁判もせずに処刑したのはおかしいな。余が調べて冤罪なら家名を復活させてあげよう」
バースは感激したのか。
「ありがとうございます。俺、リオン様の為に命がけで仕えます」
こうして2人目の側近を雇ったのだ。
これからも部下を増やしていざと言うときに備える事にして部下の能力を知るためにと、ついでに自分のステータスを見てみた。
名前 リオン・クロード
性別 男
年齢10歳
称号 クロード帝国、第5皇子
★アマリア女神の加護持ち
レベル:30/∞
魔力量 500(最大1,000)
統率力 50 威圧力 50
武力 40(剣 40。軍事力10)
体力 50 知性 70
精神 50 指導力 50
運 60 誠実 70
スキル
言語翻訳(どんな言葉でも読み書きができる)
鑑定(他人のステータスを見られる。善人か悪人、味方か敵か判別できる)
火魔法 50 風魔法 50
空間魔法 1 水魔法 50
土魔法 20
名前 シモン・バーンズ
性別 男
年齢55歳
称号 第5皇子の執事
レベル:60/100
魔力量 600(最大1,000)
統率力 60 威圧力 40
武力 60(剣 60。軍事力10)
体力 50 知性 60
精神 50 指導力 50
運 60 誠実 80
スキル
火魔法 50
名前 アヤノ・クリス
性別 女
年齢19歳
称号 第5皇子の側近
レベル:50/100
魔力量 400(最大1,000)
統率力 30 威圧力 40
武力 60(剣 60。軍事力10)
体力 60 知性 60
精神 50 指導力 30
運 50 誠実 80
スキル
水魔法 50
名前 リンダ・グレン
性別 女
年齢25歳
称号 第5皇子の側近
レベル:75/100
魔力量 600(最大1,000)
統率力 30 威圧力 60
武力 80(剣 70。軍事力10)
体力 70 知性 60
精神 70 指導力 50
運 50 誠実 80
スキル
火魔法70 水魔法 50
驚いた! アマリア女神の加護がついて俺のステータスが凄い事になっている。
シモン、アヤノ、リンダのステータスも想像以上だ。
此れなら俺と側近の5人で1万の兵と互角以上に戦えるだろう。
全員の軍事力が弱いのはまだ兵士がいないからだろう。
剣の訓練も素振りだけではなくシモンと実践で打ち合いの訓練をして今では3回に1回は勝てるようになり、シモンがもう少しで教える事が無くなると言っている。
前世で武術などしたことのない俺の上達が早いのはもしかしたならアマリア女神の加護があるお蔭かも知れない。
今日は久しぶりに陛下から呼び出しがあり王宮に来ている。
王宮に着くと直ぐに陛下の執務室に案内された。
ドアをノックして。
「第5皇子のリオンです。入っても宜しいでしょうか」
「来たか。入りなさい」
執務室に入ると陛下は机の上に山と積まれた書類と格闘していて。
「少しだけ待ってくれ切の良い所でやめるから」
俺はソファに座りながら皇帝になると大変だなと思いながら見ている。
115
あなたにおすすめの小説
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
僕だけレベル1~レベルが上がらず無能扱いされた僕はパーティーを追放された。実は神様の不手際だったらしく、お詫びに最強スキルをもらいました~
いとうヒンジ
ファンタジー
ある日、イチカ・シリルはパーティーを追放された。
理由は、彼のレベルがいつまでたっても「1」のままだったから。
パーティーメンバーで幼馴染でもあるキリスとエレナは、ここぞとばかりにイチカを罵倒し、邪魔者扱いする。
友人だと思っていた幼馴染たちに無能扱いされたイチカは、失意のまま家路についた。
その夜、彼は「カミサマ」を名乗る少女と出会い、自分のレベルが上がらないのはカミサマの所為だったと知る。
カミサマは、自身の不手際のお詫びとしてイチカに最強のスキルを与え、これからは好きに生きるようにと助言した。
キリスたちは力を得たイチカに仲間に戻ってほしいと懇願する。だが、自分の気持ちに従うと決めたイチカは彼らを見捨てて歩き出した。
最強のスキルを手に入れたイチカ・シリルの新しい冒険者人生が、今幕を開ける。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
パーティーを追放されるどころか殺されかけたので、俺はあらゆる物をスキルに変える能力でやり返す
名無し
ファンタジー
パーティー内で逆境に立たされていたセクトは、固有能力取得による逆転劇を信じていたが、信頼していた仲間に裏切られた上に崖から突き落とされてしまう。近隣で活動していたパーティーのおかげで奇跡的に一命をとりとめたセクトは、かつての仲間たちへの復讐とともに、助けてくれた者たちへの恩返しを誓うのだった。
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
追放されたので田舎でスローライフするはずが、いつの間にか最強領主になっていた件
言諮 アイ
ファンタジー
「お前のような無能はいらない!」
──そう言われ、レオンは王都から盛大に追放された。
だが彼は思った。
「やった!最高のスローライフの始まりだ!!」
そして辺境の村に移住し、畑を耕し、温泉を掘り当て、牧場を開き、ついでに商売を始めたら……
気づけば村が巨大都市になっていた。
農業改革を進めたら周囲の貴族が土下座し、交易を始めたら王国経済をぶっ壊し、温泉を作ったら各国の王族が観光に押し寄せる。
「俺はただ、のんびり暮らしたいだけなんだが……?」
一方、レオンを追放した王国は、バカ王のせいで経済崩壊&敵国に占領寸前!
慌てて「レオン様、助けてください!!」と泣きついてくるが……
「ん? ちょっと待て。俺に無能って言ったの、どこのどいつだっけ?」
もはや世界最強の領主となったレオンは、
「好き勝手やった報い? しらんな」と華麗にスルーし、
今日ものんびり温泉につかるのだった。
ついでに「真の愛」まで手に入れて、レオンの楽園ライフは続く──!
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる