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二の十三

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いやーまさかスマイルがあそこまでとんでもない殺意を抑えているとは知らなかったなぁー(棒)

タイヘンダタイヘンダー

「さてと、化け物より上の殺意を心の中に秘めた化け物とお話した気分はどーだい??」 

そう野郎共に声をかける。
返答はない。
まぁ期待してなかったけどね!
この状況で返答出来たら中々の勇者だよ

そんなことを考えてると、お目当ての人物が影から出てきこっちに向かって話しかけてくる

「スマイルの殺意が爆発するように、確実に、ゆっくりと誘導してたハクがよく言うよね」

と、物陰から出てきた少女は言う。

「あぁ、やっぱ居た?」
「そりゃあね」

彼女はヒナ。

ルク日メンツで唯一、ルクアちゃんの「入隊試験」に正規の方法で合格した剣士であり、女子組のまとも枠その2である。

「良かった~!ヒナこっち来てた~!」
「そりゃどうも。ロリ組の制御は任せて」

あ~~~~安心感~~~!!

「うぁぁぁぁぁ...この世界来てから唯一心を許して全てを任せられる存在来たぁぁぁぁ...」

「そんな疲れてるの?ロリ組救助休む?スマイル貸してくれればいけるよ??」
「そうしたい......」

しかし、問題点が1つあるのだ

「ヒナ、マップ覚えてる...?」
「ごめん」

そう、方向音痴なのだ。

ちなみにスマイルも

「ついて行くよ」
「ほんっとにごめん」
「いいよ」

救助、明後日かぁ...
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