『雨と、白シャツと、奪われる熱』

なまみ

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第5話

豪雨の車中、溢れる肉欲

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灰色の雲が垂れ込め、視界を遮るほどの豪雨が都会を飲み込んでいた。
自営業の健一は、渋滞にはまった高級セダンの車内で、いらだたしくハンドルを叩いていた。ワイパーが激しく往復しても、フロントガラスの向こうは水に溶けて判然としない。

「……トントン」

窓を叩く小さな音。
見ると、そこにはずぶ濡れの女が立っていた。白いシャツが肌に透け、Iカップの巨大な乳房が、雨の重みと重力に従ってゆったりと揺れている。彼女は縋るような上目遣いで、健一の目を見つめた。

「……乗せて、いただけませんか?」

健一は、言葉を発する前に引き寄せられるようにドアのロックを解除していた。
車内に滑り込んできた彼女からは、激しい雨の匂いと、それを上書きするような、濃厚で芳醇な女の体香が立ち上る。

「冷たいんです。……温めてくれませんか?」

彼女はシートベルトもせず、健一の左腕にその規格外の双丘を押し当てた。

「っ……!」

冷えたシャツの感触のすぐ奥から、心臓を直接掴むような熱い弾力が伝わってくる。健一の理性が、その重みに負けて音を立てて崩れた。

「……ここで、いいのか?」

「ええ。雨が、全部隠してくれますから」

彼女は自らシートを倒し、タイトスカートを惜しげもなく捲り上げた。濡れたストッキングの奥、すでに溢れ出している愛液が、シートの革と擦れて「ヌチャリ」と卑猥な音を立てる。
健一は我慢できず、彼女のシャツのボタンを引きちぎるように外した。
露わになったのは、雨粒を弾いて白く輝く、巨大な肉の果実。先端の突起は冷えた空気と興奮で硬く立ち、健一の口内に迎えられるのを待っていた。

「あ、はぁ……っ! すごい、力……」

彼女は健一の頭をその豊かな胸に埋め込ませ、腰をくねらせる。健一はむさぼるように乳房を食み、もう片方の手で彼女の秘部へと指を突き立てた。
中からは、熱い飛沫が溢れ出している。雨音に紛れて、グチュ、グチュと攪拌される音が狭い車内に充満した。

「いれて……。もう、我慢できない……っ!」

彼女の誘いに、健一はズボンを蹴り脱ぎ、一気にその熱の中へと沈み込んだ。

「……っ! ああああ!」

結合部から火花が散るような快感。彼女のIカップの巨乳が、突き上げられるたびに車内の天井を打たんばかりに激しく跳ねる。

「あ、あ、いい、そこ……っ! 壊して、私を……っ!」

彼女の上目遣いはすでに焦点が合わず、快楽の波に呑まれて白濁している。健一もまた、自分がどこにいるのか、誰を抱いているのかさえ忘れていた。ただ、この熱い、あまりにも柔らかい肉の塊を、壊れるまで突き上げたいという本能だけが、腰を動かさせていた。

「だめ……出る……っ!」

「出して……! 私の中に、全部……っ!」

彼女が健一の背中に爪を立て、太ももで彼の腰をがっしりと挟み込んだ。
極限の締め付けとともに、健一の理性が真っ白に弾ける。

「おおおおおっ!」

熱い奔流が、彼女の奥深くへと何度も叩きつけられた。

「んんんんっ! あ、はぁ……っ、ああぁ……!」

彼女もまた、全身を弓なりに反らせて絶頂に達した。Iカップの乳房が、激しい呼吸とともに大きく波打つ。
車窓は二人の熱気で白く曇り、外の世界とは完全に切り離されていた。
数分後。
健一が荒い息を整え、目を開けたとき。
助手席には、濡れたシートの感触だけが残っていた。彼女の姿はどこにもない。
ただ、窓の外を流れる激しい雨と、車内に残された、胸を焦がすような女の残り香だけが、彼を呆然とさせていた。
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