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高校1年生編
4.夏といえば…バカンス!と言いたいところだけど…*
しおりを挟む春から夏になるのは早いもので…あの宿泊研修の後、特に表だって特級の奴らと事を構える事はなかった。が、家の力とは恐ろしいもので、あの汚点だけを残した宿泊研修の結果をなかったことにされた。
まぁ、あの好成績を修めた事実が消える事はなく…それがさらに両者の対立を浮き彫りにした。『純血の一族』から離脱する三男や四男が増えている。
それを支援しているのは既に一人立ちした『元純血の一族』の者たち…長年蓄積された物が一気に崩壊した…と表現するべきか…これでは下剋上も時間の問題かもしれないな…
生まれた順番が遅かっただけで、優秀な者というのに代わりはない。
まぁ、俺としてはリンに害がなければ放置しておく予定だったんだけどな…
リンの実家に元俺の実家から圧力があったんだ……
まぁ、俺が動く前に周りが動いて事なきを得た。
有能な部下が居てくれて助かっている。
あー、話は180度変わるが…流石にそろそろ「ウィル」と呼び捨てにしてもらいたいという思いから始めたんだけど…
普段がダメなら、セックスの時だけでもって感じでな…
イきたくなったら呼び捨てで名前を呼ぶこと。呼び捨てでなければイかせない。っていうルール的な??
思いの外、興奮するらしく…毎晩、凄いことになっている。そして、今日も例外ではなかった…
★
「ぁんっ…イきたいっ…」
そう言いながら気持ち良さそうに身体をくねらせキュンキュンと俺のモノを締め付けてくる。
「イきたいなら、言うべき事は分かるだろ?」
「はぁんっ…いじわるぅんんっ…すきぃ…」
「っ…あ、あんまり締め付けるな」
「やぁっ…む、むりだぁもんっ…むりぃ!っああ!」
可愛く下で啼きながらも強情に俺を呼び捨てる事を拒否する…
「ほら、早く!俺を呼び捨てろ」
「うぅっ…ひんっ!ぁんっ…あっ、あっ、あっ!」
最初からイかせないのではなく、程よく快楽に抗えなくなってからが本番だと思っている。
結合部からは『ぐちゅぐちゅ』と卑猥な音がしており、ベッドには使用済みの避妊薬や未使用の物が散乱している。
「イかせてよぉっ…はぁっ…んんっ…ウィルしゃまぁ…」
「ほら、俺の名前を呼び捨てで呼んだら嫌と言うほどイかせてやるから」
なんて言いつつ腰をゆるゆると動かすことはやめない。まぁ、イかせないように加減しているので、もどかしいのだろう。涙を流しながら自らイイトコロに当てようとしてくる。もちろん躱すけど…
「んんっ…あぁ…」
いよいよ限界らしい…俺の首に腕を回して、キツく抱き締めてくると耳元に口を寄せてきた。
「ウィルっ…ウィルっ…イかせてぇっ…ウィ―…ぁあああー!」
リンが俺の名前を最後まで呼ぶ前に俺の理性も飛んだ。それはもう、キレイに消し飛んだ。
先程までとは比べ物にならないくらいの締め付けと、リンが理性を飛ばし「ウィル」と呼び捨てにして何度も俺を呼び、求めてくれる、その光景に興奮が最高潮まで達して最奥を抉るように掻き混ぜ突き上げ続けた。
その行為は明け方まで続いた。もちろん、起きた時リンは身動き取れず、辛そうだったが嬉しそうに、はにかむものだから…またもや押し倒しそうになった。
リンの可愛さは兵器だと再確認した。まぁ、夏休みと言っても俺たちからすれば普段と変わらない日常を送ったに過ぎなかったんだけど…
まぁ、普段と変わったと言えば…セックスする時間が増えた事か…精力も獣並みだと痛感した夏休みになった。
*
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