アルファな彼とオメガな僕。

スメラギ

文字の大きさ
73 / 91
Main Story〜アルファな彼とオメガな僕。〜

71*

 
 僕は再び崇陽のモノがほしいという思考に全てを支配されたようだった…
 ナカは喜び締め付け蠢いている。口からはだらしなく垂れた唾液と喘ぐ声しか出ていない。

 「ン…んんっ…ぁあっ!!」

 ぐぽぐぽと入っては出てを繰り返す崇陽のソレでナカが満たされ、擦られる度にイイトコロを刺激してくる。
 崇陽は僕の身体を僕以上に知り尽くしている。

 崇陽の肩を掴んでいると不意に崇陽の顔が下がる。言葉にならない声で崇陽を呼ぶが反応はなく…返事の代わりに胸の頂きを舐め、強く吸い付いてきた。

 その痛いくらいの愛撫に腰が震えて先端からは軽く白濁がどぷっと出てくる。

 堪らず震える腕で崇陽の首へと縋りついた。その瞬間、首に激痛が走ったが、首の痛みでさえ今の僕にはさらなるスパイスとなり強い快楽を拾う事となる。
 その衝撃でナカが崇陽のモノをキツく締め付けて崇陽の精液を絞り取ろうと最奥が蠢き、視界が真っ白に染まった。

 ナカで弾ける熱を感じながら徐々に意識が遠退いて行った…



 寝惚けながらも目覚めると今度はキレイなベッドへと、うつ伏せで寝かされていたが…体勢がおかしい…ギシギシと揺れるベッドと同じく揺れる身体。そして、熱いモノがナカを擦りあげてくる感覚があり、一気に覚醒した。が、直後、盛大に声が出た。

 「ンぁああっ!!」

 ビクビクと震えた腰が自分の絶頂を知らせてくる。だが、おかしな事に僕の前からは一滴も出ていなかった。
 既に出し尽くしているソレは柔らかさを保ったまま揺れている。
 しかし、ナカで動いているソレは硬さも太さも変わっている気配がない…

 背後から僕のナカを犯している張本人の動きが止まった。

 「蒼、起きたのか?」
 「はァ…、ン…ぁ…おきたぁ…」

 崇陽の問掛けにそう答えて、ぼやける視界で後ろへと振り向いた。視線が絡んだと思った刹那、崇陽のモノがググッと大きくなりドクドクと脈立ち始める。
 鈍った頭でも分かった。崇陽の限界が近いのだと…

 「んんっ…ぁ…た、かあっ…き!!」

 僕は崇陽の名前を懸命に呼んで、突き出していたお尻をさらに広げるように両足を左右へと開く。
 もっと奥へと崇陽のモノを受け入れようとするオメガの本能とも呼べるものだった。

 そして、崇陽もまた僕のさらに奥へと入って来ようと、苦しいくらいにソレを穿つと子宮の入り口にねじ込み、縫い付けるかのように押し付けてきた。

 さらに身体を密着させると後ろから抱えるように僕のお腹へと腕を回す。
 深々と刺さるソレに最奥の蠢きが止まらない。痙攣を起こし、ガクガクと震えながら達し続ける僕のナカに熱いモノが注ぎ込まれた。

 
感想 6

あなたにおすすめの小説

運命のつがいと初恋

鈴本ちか
BL
三田村陽向は幼稚園で働いていたのだが、Ωであることで園に負担をかけてしまい退職を決意する。今後を考えているとき、中学の同級生と再会して……

僕の事を嫌いな騎士の一途すぎる最愛は…

BL
記憶喪失の中目覚めると、知らない騎士の家で寝ていた。だけど騎士は受けを酷く嫌っているらしい。 騎士×???

【完結】半端なあやかしの探しもの

雫川サラ
BL
人の子として生まれながら人ならざる「力」に目覚めてしまった少年・蘇芳。生きる場所を失い、絶望の淵に一度は立った蘇芳だが、ひとりのあやかしとの鮮烈な出会いによって次第に内側から変わり始める。 出会いも最悪なら態度も最悪なそのあやかしにどうしようもなく惹かれる理由は、果たして本当に血の本能によるものだけなのか? 後ろ向きな考え方しかできなかった少年が突然自分に降りかかった宿命にぶつかり、愛することを知り、生きようとする理由をその手で掴むまでのお話。 本作で第11回BL小説大賞に参加しております。投票やご感想大変嬉しいです。 ※オメガバースの世界観を下敷きとした、前近代(近世)日本に似た異世界のお話です。独自設定はほんの味付け程度ですが1話目に作中に登場する用語の説明があります ※R描写あり回には*をつけます

ある国の皇太子と侯爵家令息の秘め事

虎ノ威きよひ
BL
皇太子×侯爵家令息。 幼い頃、仲良く遊び友情を確かめ合った二人。 成長して貴族の子女が通う学園で再会し、体の関係を持つようになった。 そんな二人のある日の秘め事。 前後編、4000字ほどで完結。 Rシーンは後編。

政略結婚のはずが恋して拗れて離縁を申し出る話

BL
聞いたことのない侯爵家から釣書が届いた。僕のことを求めてくれるなら政略結婚でもいいかな。そう考えた伯爵家四男のフィリベルトは『お受けします』と父へ答える。 ところがなかなか侯爵閣下とお会いすることができない。婚姻式の準備は着々と進み、数カ月後ようやく対面してみれば金髪碧眼の美丈夫。徐々に二人の距離は近づいて…いたはずなのに。『え、僕ってばやっぱり政略結婚の代用品!?』政略結婚でもいいと思っていたがいつの間にか恋してしまいやっぱり無理だから離縁しよ!とするフィリベルトの話。

彼氏未満

茉莉花 香乃
BL
『俺ら、終わりにしない?』そんなセリフで呆気なく離れる僕と彼。この数ヶ月の夢のような時間は…本当に夢だったのかもしれない。 そんな簡単な言葉で僕を振ったはずなのに、彼の態度は…… ハッピーエンド 他サイトにも公開しています

遊び人の若旦那が本気で惚れたのは…

すいかちゃん
BL
材木屋の若旦那・誠太郎は、見目麗しく才能も豊かだ。その反面、遊び人としても名高かった。だが、それは仮の姿。実際は、奉公人である優斗と恋人関係にあった。 そんな時、誠太郎に縁談の話が持ち上がる。誠太郎に身体を許し、屋敷を去る優斗。誠太郎は、ある決心をする。

「出来損ない」オメガと幼馴染の王弟アルファの、発情初夜

鳥羽ミワ
BL
ウィリアムは王族の傍系に当たる貴族の長男で、オメガ。発情期が二十歳を過ぎても来ないことから、家族からは「欠陥品」の烙印を押されている。 そんなウィリアムは、政略結婚の駒として国内の有力貴族へ嫁ぐことが決まっていた。しかしその予定が一転し、幼馴染で王弟であるセドリックとの結婚が決まる。 あれよあれよと結婚式当日になり、戸惑いながらも結婚を誓うウィリアムに、セドリックは優しいキスをして……。 そして迎えた初夜。わけもわからず悲しくなって泣くウィリアムを、セドリックはたくましい力で抱きしめる。 「お前がずっと、好きだ」 甘い言葉に、これまで熱を知らなかったウィリアムの身体が潤み、火照りはじめる。 ※ムーンライトノベルズ、アルファポリス、pixivへ掲載しています