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本編
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「それに」という言葉に「まだあるのか!」と義輝の顔を見ると、当たり前のようにこう言った。
「これから毎日、修兵のココに俺の精液を注ぎ込んであげるから。今回は負担がかかるかもと思ってゴムを使ったけどー…明日からは生だからね。」
「え?毎日…嘘…」
「こんなくだらない嘘はつかないよ?いーっぱい気持ちイイコトしよーねぇ。」
なんて笑っている義輝が悪魔に見えた。こんなの毎日とか絶対に身体が保たないと思ったからだ…
「ムリ。身体が保たん!」
「え~じゃあ、今まで通りにシてあげようか?」
という義輝の台詞に思考が停止しかけた。
「は?どういう事?」
「ん~?だーかーらぁ、寝ている間にシてあげようかって事。」
「え?」
「ん?どーしたの?」
「今、聞こえちゃいけない事が聞こえた気がする…毎日?寝ている間にシてるのか?嘘だよな?」
動揺するのを隠せずに義輝にそう問うと笑顔でこう返ってきた。
「嘘なわけないじゃん。ただ、俺のモノを挿れたのは今回が初めてだけど?指なら何回も咥え込んでるよ?修兵のココは」
と言って俺のお尻の割れ目をなぞる。衝撃的な事実に唖然として義輝を見つめた。
そうか…多少の違和感はあったが、すんなりと入るはずであると冷静な俺の思考が語り掛けてきた。
「俺、知らない…起きないのか…」
「あー…念には念を入れて夜に飲んでる薬の効果のお陰でさらにグッスリと寝ているからね。起きないんじゃなくて起きれなかったんだよ」
でなければ、今回、すんなりと俺のモノが入るわけないでしょと言って首を傾げている義輝にどう返すのが正解なのか分からなくなった。
「生で睡姦シてほしいとか…修兵も大概だねぇ…」なんて言っているが…そうではない!断じて違う!
「そんなわけねーだろ!え…俺、知らない内にこんな事になってたの?怖いんだけど…」
「怖いの?」
「普通に怖いだろ。今回の…その、アレだって怖かったし…」
「怖がる必要もないと思うけどね~」
と言っているが…普通に考えて怖いだろ。
「何で…そこまでするんだよ?おかしいだろ」
「う~ん…おかしくはないと思うけど?好きなら当然なんじゃないの?」
「いや、好きでもそこまでしねーだろ。つーか、義輝って俺の事、好きなのか?本当に?」
「だからそう言ってるでしょーが」
なんて言って溜め息をついているが…つきたいのはこっちである。
「え…じゃあ、どこが好きなんだよ…」
「知りたいの?教えたら起きてる君とシても良いの?」
と言って俺を見つめてくる義輝の目は真剣そのものに見えた。雰囲気に飲まれて頷いてしまった事を後悔するのは近い未来の出来事である…
「そーだねぇ。泣き顔も可愛いし、苦しそうに歪んでいる顔も可愛いよね。興奮する。あぁ勿論、嬉しそうな笑顔も可愛いんだけどー…修兵の表情はいろいろと雄弁に語ってくれてるよね。分かりやすくて好きだよ。それに俺を呼ぶ声も嫌いじゃないし…ベッドに縛り付けて二度と部屋から出したくないくらいには好きだよ。ま、実際にベッドに縛り付けて監禁はしないけど…」
という不穏な言葉にサッと血の気が引いた俺の顔を義輝はニッコリと笑いながら見てくる。そして、俺の頬にキスをした後、さらに口を開いた…
「家族や庇護鬼以外で唯一、一緒に居たいと…居てほしいと思える相手なんだけど?」
片腕だけで支えて縦抱っこをされていた俺はそう言った義輝の顔をマジマジと見つめてしまった。
*
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