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本編
34*ー義輝Sideー
「っ…んんっ…よしき、なにかんがえてるの?」
行為中に考え事をしていたのが悪かったのか…緩やかになった俺の動きが不満なのか、少し拗ねたように聞いてくる修兵の表情に自分が欲情したのが分かった。
さらに硬さが増し大きくなった俺のモノに修兵のナカが締まる。
「んんっ…ぁ…お、きくっ…なったぁ…」
「可愛い顔する修兵のせいだよ」
そう言ってグリグリと修兵の前立腺を刺激してやると甘い声を漏らし、俺のモノを締め付けてきた。
何度も咥え込んだ修兵のソコは俺のモノの形を十分に覚えている事だろう…
「んぁ…よしきっ…も、だしたい!」
「出しなよ」
修兵の前立腺をグリグリと刺激しつつ、体重をかけると深々とイイトコロに突き刺さったのか背を反らしてビクビクと痙攣していた。
どうやら、イッたらしい…ハクハクと口を開いたり閉じたりしているのが、何だか可愛く見えた。
続けざまに腰を動かし穿つと、悲鳴が上がった。
「ぁああ!!ひぃ、んっ…ふぅ…んんっ…」
「ふふ、気持ちイイんだ?」
「やらぁ…おかひくなるぅ…ン!!」
呂律の回らぬ口で一生懸命に言葉を紡いでいる。覗き込むと涙で歪んでいる顔で俺の事を見てくる。
(あぁ、もっと顔を歪ませたい…)
(いや、少しでも優しくしてあげないと…)
(あぁ、もっと鳴いた声を聞かせてほしい)
(でも、これ以上は可哀想だよ)
(あぁ、もっとグチャグチャにしたい…)
(いや、でも…)
なんて矛盾した気持ちが生まれる。こんな気持ちが生まれたのも、無性に欲しいと思ったのも修兵に出会うまでは全くなかった…
自分がこんなになるなんて思いもしなかった…
オメガでもなく女のベータでもなく…ただの男のベータである彼を自分の唯一にしたくなるなんて予想もしてなかった…
(しかも、一目惚れ…)
数十年と生きてきた俺が小さな彼に落ちるなんて思わなかった。しかも、一瞬で落ちた。こんなに簡単に落ちるのだと驚いたくらいだ…
好きとか愛してるなんて気持ちなど知らずに生きていくのだと思っていた。
人生は分からないものだと自嘲する。あんな脆弱な人間の年端もゆかぬ子どもにだ…
まぁ、あれから成長して随分、オメガに近い顔立ちに育ったものだ…アレでベータなのだから…一部のアルファは詐欺だと騒ぎそうだな…
なんてくだらぬ事を考えながらベッドのスプリングの反動を活かし、体重をかけるように攻め立てると、立て続けにイキ始めた…
意識を失う事もできずに、イキ続けるのはある意味、拷問に近いのかもしれない…
グチャグチャになった顔に興奮する自分がいる。この瞬間だけは満たされるのだから、そうとう歪んだ性癖を持っているんだなぁ…と他人事のようにそう思った…
ビクビクとイキ続けているのは気持ちイイけど苦しいのだろう…意識を飛ばしたいだろう…止まってほしいのだろうと思うけれど、自分の思いとは裏腹に身体はこの子を求めている。
声すらまともに出なくなっている修兵を見つつも、動きが止まる気配すら見せない自分の腰に嘲笑が浮かぶ。
薬を飲ませ一度、この子のナカに体液を注ぎ込めば、理論上の問題はないのだが…
俺の性欲が全くおさまらない…1回じゃ全然足りない…
むしろ、もっと…もっと繋がっていたくなる…離したくない…そんな思いに支配され、この子の意識がなくなってからも暫く止めてあげられないのが現状だ…
これでは母を溺愛している父の事なんて言えない…寧ろ、父よりも酷いのかもしれない…
父は加減を知っているし、しっかりと母の身体の事も考えてヤッている…
うつ伏せに転がされ、ビクビクと痙攣し続けている修兵を見下ろすと、白い項が視界に入る。その項には俺が噛み付いた痛々しい跡が薄っすらと残っている。
身体を重ねるようになって何日間かに何回かは噛み付くようになった…
早く番いたいと思う俺の本能がそうさせているのだろう…
家の中では保護具をつけていないので、項は剥き出しになっている。
その項に俺の視線が釘付けになる…意図せずにゴクリと喉が鳴った。
逡巡するのも一瞬で俺は口を開いて、修兵の項に牙を立てた。
*
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