21 / 40
第二十一章
しおりを挟む
母は、帰宅してすぐにレパトロワと会いたかったようだが、それは兄が控えさせてくれたようだった。
あの後、侯爵家での茶会がどうなったのか、レパトロワは兄からもなにも聞いていない。
レジナルドとの婚約が破談となって、更に噂となることを思えば、今日の出来事ばかりを気にしても仕方ないだろう。
それよりも、久しぶりにアランと話せたことが嬉しかった。二人で並び座って冬枯れの庭園を眺めた。ミルクを多めにしたお茶を楽しんで、お茶がなくなるまでのわずかな間、なんてことのないお喋りをした。
ただそれだけのことなのに、どうしてこれほど心が弾むのだろう。こんなに温かな気持ちにさせてくれるのだろう。
アランが聖夜の晩餐に招いてくれたのが嬉しくて、その上彼は、ドレスまで贈ると言ってくれた。
色まで尋ねられて、それでレパトロワは言ったのだった。アランが選んでくれるなら、なんでもと。
アランは何色を選んでくれるのだろう。彼が選ぶなら、たとえ青でも構わない。青は劇的に似合わないのだけれど、それでもアランに美しいと言ってもらえるように着こなそう。
そんなことを考えて、夕刻までの時を過ごした。
晩餐の席で、兄は明日の段取りについて大まかなことを話した。
仕事の早い兄は、夕刻のうちに書類を整えレジナルドの生家へ書簡を届けさせた。
多分、この日を見越して前もって用意をしていたのだろう。
昨日の晩餐で、父はレパトロワに覚悟があるかと確かめた。その上で、ルフィールド伯爵家から婚約解消を申し込まれても、「勝手を受け入れる」と言った。
たった一日の間に、これまで凪いでみえた両家の縁が決裂することとなった。
切っ掛けも原因もレジナルドにあるのだから、もうレパトロワは責任を感じる必要はないのだろう。
なにより、兄は父からこの縁談の後始末を任されたようで張り切っている。
父とはすでに確認済みなのだと思う。この場は飽くまでも、母を納得させ、レパトロワが不安にならずとも済むように噛み砕いて説明をしてくれている。
「レパトロワを同席させるというの?」
母は、内々で収めてしまいたいのだろう。娘が疵をつけられるのを、その目に映したくないと哀しんでいる。
「大丈夫ですわ、お母様」
「本当に大丈夫なの?」
「ええ。最後くらい真正面から向き合うほうが、後々さっぱりいたしますわ」
「⋯⋯強いのね、貴女。一体誰に似たのかしら」
母は、はあと溜め息を一つついて、カトラリーを持ち直した。そんなに切ってはお肉がミジンコになってしまいますよと教えてあげたくなるほど、ローストビーフを切り刻んでいる。
明日は、それぞれの家の面々が揃うことになっている。ルフィールド伯爵家からはレジナルドの両親とレジナルド本人が来る。
こちらは父と母に加えて兄が仕切り役となって、父が良いと言ってくれたのでレパトロワも同席することになった。
母は、わざわざそんな場に同席させなくてもよいだろうと心配してくれたのである。
最後くらい、お互いの関係の後始末に誠意を以ってあたろうと思った。それくらいの気概を、レジナルドにも持っていてほしい。彼は決して曲がった気質の青年ではないのだと、レパトロワは思っている。
ルフィールド伯爵夫妻の顔色は悪かった。
何もなければ、「性格の不一致」などと曖昧な理由をつけて、穏便に解消としたかったのだろうとは、兄が言ったことである。
だが、昨日の茶会で、プリムローズとの親しい交流を貴族たちの前で兄に指摘されては、「解消」なんて言い出すことはできないだろう。
当たり前にレジナルド有責による破棄である。それが貴族のルールだろう。
レパトロワがこれまでの交流で、婚約者としての責任を果たしてきたことを兄は淡々と述べた。
対して、と言ってからレジナルドの行いを並び連ねて、いついつの行いがどうだったとか、学園での生徒たちの評判はこうだとか証拠と証言を並べた。
相手が悪いとはこのことだろう。
父と兄を相手に、ルフィールド伯爵夫妻は思惑を通しきれると思ったのだろうか。
領地では堅実な領地経営で領主様と敬われている。ルフィールド伯爵家は、国を支える貴族の一翼である。
土地なしの文官に負けるつもりはなかったのだろうが、昨日の茶会はレジナルドばかりでなく、ルフィールド伯爵家の常識が問われるものとなった。
もうすでに、プリムローズが神託を授かったとか、聖女であるかもとかは、なんの効力もないことだった。寧ろ、そんなことで元ある婚約を蔑ろにするのは節操がないと言われかねない。
プリムローズが婚約者の従姉妹であるのも醜聞となった。姉妹間や親族間での心移りを恥ずべきことと嫌う貴族は案外多い。
レジナルドは、始終俯き加減になっていた。
彼は争いごとに向かない。今も、兄がいつの間にか集めた証拠を聞かされて、どれも憶えがあるらしく顔色を悪くしていた。
だがそれでも、彼にも言い分があったのだろう。
徐ろに面を上げたレジナルドは、若干視線を彷徨わせながら言った。
「私の父は芸術家を支援しております。母は歌劇団を。我が家はパトロンとなって文化振興を大切にしているんです」
行き成り語り出したレジナルドを、兄は黙って見つめていた。父が無表情なのはいつものことで、母だけが眉を寄せて聞いていた。
「私もパトロンとして聖女を保護するつもりで、その⋯⋯」
「君、プリムローズを支援しようと考えたんだね?」
兄の問いかけに、レジナルドは頷いた。
「誰が聖女と言ったんだ?」
「神殿で神託を授かったと」
「ああ、それなら私も見ていた。非常に曖昧なものだったよ。その証拠に、神託が降りたことも聖女認定も公式発表はされていないだろう」
兄は、伯爵夫妻を前にしても顔色一つ変えなかった。今も父に向き直って、
「父上、我が家の新聞が、その記事の記載を漏らしたんでしょうかね」
と確かめた。ちなみに新聞は王国では最もメジャーなものを数誌読んでいる。
「芸術支援も教会への寄付も、等しく貴族にとっては高貴な義務だ。それをとやかく言うつもりはない。だが、レジナルド殿」
兄は、レジナルドを真っ直ぐ見つめて言った。
「プリムローズは聖女でも聖人でもない。レパトロワの従姉妹で君の学友だ。私はね、君がプリムローズに惹かれることを責めているのではないんだよ」
兄の声は穏やかだった。若者の至らなさを窘めている。
「方法を選んで、若しくは順番を踏んで、君が真っ当に我が家とレパトロワに対して話し合ってくれたなら、早々にこの縁談は解消されていただろう」
レジナルドが瞳を揺らして兄を見る。
「君も私も互いに嫡男だ。将来、家門を担うことになる。だからこそ、約束事には真摯に向き合わなければならないんだよ。わかるね?」
レジナルドは兄の問いかけを理解したのか、華やかな面立ちも沈んで見えた。
だが次の瞬間、思いがけないことを口にした。
「レパトロワのことは、妻になるのだと、そう決まっていると思っていました」
「ええ?」
思わず声を漏らしたのはレパトロワだった。
あの後、侯爵家での茶会がどうなったのか、レパトロワは兄からもなにも聞いていない。
レジナルドとの婚約が破談となって、更に噂となることを思えば、今日の出来事ばかりを気にしても仕方ないだろう。
それよりも、久しぶりにアランと話せたことが嬉しかった。二人で並び座って冬枯れの庭園を眺めた。ミルクを多めにしたお茶を楽しんで、お茶がなくなるまでのわずかな間、なんてことのないお喋りをした。
ただそれだけのことなのに、どうしてこれほど心が弾むのだろう。こんなに温かな気持ちにさせてくれるのだろう。
アランが聖夜の晩餐に招いてくれたのが嬉しくて、その上彼は、ドレスまで贈ると言ってくれた。
色まで尋ねられて、それでレパトロワは言ったのだった。アランが選んでくれるなら、なんでもと。
アランは何色を選んでくれるのだろう。彼が選ぶなら、たとえ青でも構わない。青は劇的に似合わないのだけれど、それでもアランに美しいと言ってもらえるように着こなそう。
そんなことを考えて、夕刻までの時を過ごした。
晩餐の席で、兄は明日の段取りについて大まかなことを話した。
仕事の早い兄は、夕刻のうちに書類を整えレジナルドの生家へ書簡を届けさせた。
多分、この日を見越して前もって用意をしていたのだろう。
昨日の晩餐で、父はレパトロワに覚悟があるかと確かめた。その上で、ルフィールド伯爵家から婚約解消を申し込まれても、「勝手を受け入れる」と言った。
たった一日の間に、これまで凪いでみえた両家の縁が決裂することとなった。
切っ掛けも原因もレジナルドにあるのだから、もうレパトロワは責任を感じる必要はないのだろう。
なにより、兄は父からこの縁談の後始末を任されたようで張り切っている。
父とはすでに確認済みなのだと思う。この場は飽くまでも、母を納得させ、レパトロワが不安にならずとも済むように噛み砕いて説明をしてくれている。
「レパトロワを同席させるというの?」
母は、内々で収めてしまいたいのだろう。娘が疵をつけられるのを、その目に映したくないと哀しんでいる。
「大丈夫ですわ、お母様」
「本当に大丈夫なの?」
「ええ。最後くらい真正面から向き合うほうが、後々さっぱりいたしますわ」
「⋯⋯強いのね、貴女。一体誰に似たのかしら」
母は、はあと溜め息を一つついて、カトラリーを持ち直した。そんなに切ってはお肉がミジンコになってしまいますよと教えてあげたくなるほど、ローストビーフを切り刻んでいる。
明日は、それぞれの家の面々が揃うことになっている。ルフィールド伯爵家からはレジナルドの両親とレジナルド本人が来る。
こちらは父と母に加えて兄が仕切り役となって、父が良いと言ってくれたのでレパトロワも同席することになった。
母は、わざわざそんな場に同席させなくてもよいだろうと心配してくれたのである。
最後くらい、お互いの関係の後始末に誠意を以ってあたろうと思った。それくらいの気概を、レジナルドにも持っていてほしい。彼は決して曲がった気質の青年ではないのだと、レパトロワは思っている。
ルフィールド伯爵夫妻の顔色は悪かった。
何もなければ、「性格の不一致」などと曖昧な理由をつけて、穏便に解消としたかったのだろうとは、兄が言ったことである。
だが、昨日の茶会で、プリムローズとの親しい交流を貴族たちの前で兄に指摘されては、「解消」なんて言い出すことはできないだろう。
当たり前にレジナルド有責による破棄である。それが貴族のルールだろう。
レパトロワがこれまでの交流で、婚約者としての責任を果たしてきたことを兄は淡々と述べた。
対して、と言ってからレジナルドの行いを並び連ねて、いついつの行いがどうだったとか、学園での生徒たちの評判はこうだとか証拠と証言を並べた。
相手が悪いとはこのことだろう。
父と兄を相手に、ルフィールド伯爵夫妻は思惑を通しきれると思ったのだろうか。
領地では堅実な領地経営で領主様と敬われている。ルフィールド伯爵家は、国を支える貴族の一翼である。
土地なしの文官に負けるつもりはなかったのだろうが、昨日の茶会はレジナルドばかりでなく、ルフィールド伯爵家の常識が問われるものとなった。
もうすでに、プリムローズが神託を授かったとか、聖女であるかもとかは、なんの効力もないことだった。寧ろ、そんなことで元ある婚約を蔑ろにするのは節操がないと言われかねない。
プリムローズが婚約者の従姉妹であるのも醜聞となった。姉妹間や親族間での心移りを恥ずべきことと嫌う貴族は案外多い。
レジナルドは、始終俯き加減になっていた。
彼は争いごとに向かない。今も、兄がいつの間にか集めた証拠を聞かされて、どれも憶えがあるらしく顔色を悪くしていた。
だがそれでも、彼にも言い分があったのだろう。
徐ろに面を上げたレジナルドは、若干視線を彷徨わせながら言った。
「私の父は芸術家を支援しております。母は歌劇団を。我が家はパトロンとなって文化振興を大切にしているんです」
行き成り語り出したレジナルドを、兄は黙って見つめていた。父が無表情なのはいつものことで、母だけが眉を寄せて聞いていた。
「私もパトロンとして聖女を保護するつもりで、その⋯⋯」
「君、プリムローズを支援しようと考えたんだね?」
兄の問いかけに、レジナルドは頷いた。
「誰が聖女と言ったんだ?」
「神殿で神託を授かったと」
「ああ、それなら私も見ていた。非常に曖昧なものだったよ。その証拠に、神託が降りたことも聖女認定も公式発表はされていないだろう」
兄は、伯爵夫妻を前にしても顔色一つ変えなかった。今も父に向き直って、
「父上、我が家の新聞が、その記事の記載を漏らしたんでしょうかね」
と確かめた。ちなみに新聞は王国では最もメジャーなものを数誌読んでいる。
「芸術支援も教会への寄付も、等しく貴族にとっては高貴な義務だ。それをとやかく言うつもりはない。だが、レジナルド殿」
兄は、レジナルドを真っ直ぐ見つめて言った。
「プリムローズは聖女でも聖人でもない。レパトロワの従姉妹で君の学友だ。私はね、君がプリムローズに惹かれることを責めているのではないんだよ」
兄の声は穏やかだった。若者の至らなさを窘めている。
「方法を選んで、若しくは順番を踏んで、君が真っ当に我が家とレパトロワに対して話し合ってくれたなら、早々にこの縁談は解消されていただろう」
レジナルドが瞳を揺らして兄を見る。
「君も私も互いに嫡男だ。将来、家門を担うことになる。だからこそ、約束事には真摯に向き合わなければならないんだよ。わかるね?」
レジナルドは兄の問いかけを理解したのか、華やかな面立ちも沈んで見えた。
だが次の瞬間、思いがけないことを口にした。
「レパトロワのことは、妻になるのだと、そう決まっていると思っていました」
「ええ?」
思わず声を漏らしたのはレパトロワだった。
5,387
あなたにおすすめの小説
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
悪夢から目覚めたわたしは、気付かないふりをやめることにしました。
ふまさ
恋愛
ある日、オリヴィアは夢を見た。婚約者のデイルが、義妹のグレースを好きだと言い、グレースも、デイルが好きだったと打ち明けられる夢。
さらに怪我を負い、命の灯火が消えようとするオリヴィアを、家族も婚約者も、誰も助けようとしない悪夢から目覚めたオリヴィアは、思ってしまった。
──これはただの悪夢ではなく、正夢ではないか、と。
お好きになさって下さい、私は一切気にしませんわ
Kouei
恋愛
婚約者のクレマンド様は、いつも私との約束を破ってばかり。
理由は決まって『従妹ライラ様との用事』
誕生日会にすら来なかった彼に、私はついに告げた。
「どうぞ、私以外のご令嬢をエスコートするなり、お出かけするなり、関係を持つなり、お好きになさって下さい。私は一切気にしませんわ」
二人の想いは、重なり合えるのだろうか ……
※他のサイトにも公開しています。
義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。
石河 翠
ファンタジー
義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。
実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。
そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。
血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。
この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。
扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。
妹を選んで婚約破棄した婚約者は、平民になる現実を理解していなかったようです
藤原遊
恋愛
跡継ぎとして育てられた私には、将来を約束された婚約者がいた。
――けれど彼は、私ではなく「妹」を選んだ。
妹は父の愛人の子。
身分も立場も分かったうえでの選択だと思っていたのに、
彼はどうやら、何も理解していなかったらしい。
婚約を破棄し、妹と結ばれた彼は、
当然のように貴族の立場を失い、平民として生きることになる。
一方で、妹は覚悟を決めて現実に向き合っていく。
だが彼だけが、最後まで「元に戻れる」と信じ続けていた。
これは、誰かが罰した物語ではない。
ただ、選んだ道の先にあった現実の話。
覚悟のなかった婚約者が、
自分の選択と向き合うまでを描いた、静かなざまぁ物語。
八年間の恋を捨てて結婚します
abang
恋愛
八年間愛した婚約者との婚約解消の書類を紛れ込ませた。
無関心な彼はサインしたことにも気づかなかった。
そして、アルベルトはずっと婚約者だった筈のルージュの婚約パーティーの記事で気付く。
彼女がアルベルトの元を去ったことをーー。
八年もの間ずっと自分だけを盲目的に愛していたはずのルージュ。
なのに彼女はもうすぐ別の男と婚約する。
正式な結婚の日取りまで記された記事にアルベルトは憤る。
「今度はそうやって気を引くつもりか!?」
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi(がっち)
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる