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オーレリアから二人だけのお茶会の招待状が届いたのは、ヴィクターとの婚約が結ばれた翌日の事であった。
「貴女も私も、これから周囲が騒がしくなるでしょう。その前にゆっくりお茶をご一緒したかったの。」
オーレリアは公爵令嬢らしい鷹揚さで穏やかに微笑んだ。
今日は生憎の雨模様で、ローデン公爵邸ご自慢の庭園には出られなかったが、庭が眺められるガラス張りのティールームで、立ち上る香り高い紅茶を楽しんでいた。
「マグノリア、お目出度う。」
「有難うございます。オーレリア様のお陰ですわ。」
耳の早いオーレリアは、ヴィクターとマグノリアの婚約がまだ正式に発表される前であるにも関わらず、翌日の朝にはお茶に誘う文を寄越して、更にその翌日にマグノリアを邸に招いた。
「お忙しいのでしょうね?」
「いえ、書面を交わしてからはまだ何もしてはおりませんから。」
「妃教育は、お城で?」
「ええ。夏期休暇が終わってから、学園のお休みの日にお城に通う事になりました。」
「王子妃とは言え、ヴィクター殿下は公爵位を賜るのが決まっているのですもの、特別教育を施される必要も無いでしょうにね。私達、既に王太子妃教育をある程度は受けているのですもの。」
「そうですね。そう思えばニコラス殿下の婚約者候補に選ばれたのも無駄では無かったと言うことでしょうか。」
雨粒が窓を濡らして雫のカーテンに見えている。耳を澄ませば雨音が静かに響いて心地良く聴こえていた。
「オーレリア様。」
「何かしら、マグノリア。」
マグノリアは聞かずにはいられなかったし、オーレリアも聞かれることは解っていただろう。
「何故、側妃をお望みに。」
「仕方無いじゃない。」
確かにそうなのだろう。
ニコラスがメリーエンダを望む限り、今の混乱は収まらない。ニコラスの治世の為にメリーエンダはこれっぽっちも用をなさない。全てを収める為に、オーレリア以上の存在は無いだろう。
「オーレリア様が犠牲になるだなんて。」
「犠牲などではなくてよ。」
「ですが。オーレリア様は他国の王族からも望まれていらしたではないですか。それを、側妃だなんて。そんな事、」
「マグノリア。私を案じてくれているのね、有難う。でも心配は御無用よ。私は自分から望んで側妃になるのよ。」
「望んで、ですか?」
「マグノリア、貴女はこの国での側妃の意味を知っているのでしょう?」
マグノリアの沈黙を答えと受け止めたオーレリアは、そこで笑みを見せた。
「貴女の初恋は何方?ふふ、大丈夫よ答えなくて。ちょっと聞いてみたかったの。多分、私と同じなのでしょうから。」
「オーレリア様、もしや、」
「ええ、そうよ。ニコラス殿下は私の初恋よ。今だって変わらずお慕いしているわ。あの御方は気付いていらっしゃらないのでしょうけれど。だって私、そう云う事を隠すのは得意なの。」
「オーレリア様がニコラス殿下を..」
「貴女にも気付かれなかったのなら大成功ね。二年前にニコラス殿下の婚約者候補に挙げられて、どれほど胸が躍ったか解って頂けるかしら。望めるなら、候補だなんて回りくどい事をなさらずに私を選んで欲しかった。
私、とても狭い世界で生きてきたのよ。幼い頃に過ごしていたのはヴィクター殿下とニコラス殿下で、私の小さな世界にはいつだってニコラス殿下がいらしたわ。
ご安心なさって。ヴィクター殿下とは気が合うけれど、そう云う気持ちにはお互いならなかったの。あの方、妙なところで聡いから、私ともほんの少し距離を置いていらしたのよ。多分、ニコラス殿下に心を寄せる私に気を遣っていらしたのね。
それで、案外脇が甘いニコラス殿下は、いつも私を側に置いていらしたわ。だから私も疑った事なんて無かったの。いつかニコラス殿下に望まれて、この方の妃になるのだと。
それなのに、ねえ。態々候補を四人も立てて、挙げ句、『真実の愛』が現れただなんて仰って。」
「候補を望まれたのはニコラス殿下御本人なのだと?あれは令嬢を持つ貴族達に忖度したからなのでは?」
「確かにそうではあったでしょうね。けれど、四人も選ぶ必要なんて無かったでしょう。寧ろ、初めから婚約者を選べるお立場であったのに。こう言っては傲慢に聞こえるのでしょうけれど、私が婚約者になったとして、どのお家が否と言ったかしら。精々、外相か宰相閣下が渋るくらいでしょうね。ほら、私って輸出要員でしたから。」
確かにそうなのだろう。準王族のオーレリアは、本来は外交の為に他国へ嫁ぐ事を望まれていた。
「ずっとお待ちしていたのよ。ニコラス殿下が私をお選び下さるって。私は貴女達他の候補者よりもずっと近い位置にいたのだし。あれほど幼い頃からお側にいたのに。
それなのに。
ねえ、マグノリア。『真実の愛』って何かしら。あんな突拍子もない事で恋に落ちると言うのかしら。入学式のあの出来事がなかったら、ニコラス殿下はメリーエンダ嬢に心を奪われなかったのかしら。」
「メリーエンダ嬢と出会ってから、殿下は変わってしまわれた。何でも話せる仲であった筈なのに、お一人で考えてお一人で決めてしまわれる事が増えて、それであのご令嬢をお選びになるのですもの、邪魔立てくらいはしたくもなるでしょう?
だって悔しいじゃない。
あの御方と来たら、まだ私よりもずっと背のお小さい頃から、お前を妃にするんだと仰っていたのよ。私はそれを本気で信じていたのよ。真逆、土壇場で訳の解らない幼女の様な令嬢にぶち壊されるだなんて思わなかったわ。」
「マグノリア。私は王妃様や側妃様の様に優しくはなくってよ。無力であるなら一滴だって力は与えないわ。あのご令嬢には傀儡のままでいてもらうわ。何も考えず笑っていらっしゃれば宜しい。
そうね。数年したらお身体が弱いとかそれらしい理由を付けて、表舞台もご遠慮頂こうかしら。ニコラス殿下だってその方が余程ご心労が無いのではなくて?あの方が公の席でお隣りにいらしたら、流石の殿下も身が持たないでしょう。
それに、あの方にしたって、みすみすあざとい貴族達に喰い物にされるよりも、王城の奥に籠もって難しい事は何一つ考えず明日の天気の心配でもなさっておられる方が余程幸福なことではないかしら。」
「後は私が万事収めて差し上げるわ。」
オーレリアはそう言って、最高位の令嬢らしい麗しい笑みを浮かべて見せた。
「貴女も私も、これから周囲が騒がしくなるでしょう。その前にゆっくりお茶をご一緒したかったの。」
オーレリアは公爵令嬢らしい鷹揚さで穏やかに微笑んだ。
今日は生憎の雨模様で、ローデン公爵邸ご自慢の庭園には出られなかったが、庭が眺められるガラス張りのティールームで、立ち上る香り高い紅茶を楽しんでいた。
「マグノリア、お目出度う。」
「有難うございます。オーレリア様のお陰ですわ。」
耳の早いオーレリアは、ヴィクターとマグノリアの婚約がまだ正式に発表される前であるにも関わらず、翌日の朝にはお茶に誘う文を寄越して、更にその翌日にマグノリアを邸に招いた。
「お忙しいのでしょうね?」
「いえ、書面を交わしてからはまだ何もしてはおりませんから。」
「妃教育は、お城で?」
「ええ。夏期休暇が終わってから、学園のお休みの日にお城に通う事になりました。」
「王子妃とは言え、ヴィクター殿下は公爵位を賜るのが決まっているのですもの、特別教育を施される必要も無いでしょうにね。私達、既に王太子妃教育をある程度は受けているのですもの。」
「そうですね。そう思えばニコラス殿下の婚約者候補に選ばれたのも無駄では無かったと言うことでしょうか。」
雨粒が窓を濡らして雫のカーテンに見えている。耳を澄ませば雨音が静かに響いて心地良く聴こえていた。
「オーレリア様。」
「何かしら、マグノリア。」
マグノリアは聞かずにはいられなかったし、オーレリアも聞かれることは解っていただろう。
「何故、側妃をお望みに。」
「仕方無いじゃない。」
確かにそうなのだろう。
ニコラスがメリーエンダを望む限り、今の混乱は収まらない。ニコラスの治世の為にメリーエンダはこれっぽっちも用をなさない。全てを収める為に、オーレリア以上の存在は無いだろう。
「オーレリア様が犠牲になるだなんて。」
「犠牲などではなくてよ。」
「ですが。オーレリア様は他国の王族からも望まれていらしたではないですか。それを、側妃だなんて。そんな事、」
「マグノリア。私を案じてくれているのね、有難う。でも心配は御無用よ。私は自分から望んで側妃になるのよ。」
「望んで、ですか?」
「マグノリア、貴女はこの国での側妃の意味を知っているのでしょう?」
マグノリアの沈黙を答えと受け止めたオーレリアは、そこで笑みを見せた。
「貴女の初恋は何方?ふふ、大丈夫よ答えなくて。ちょっと聞いてみたかったの。多分、私と同じなのでしょうから。」
「オーレリア様、もしや、」
「ええ、そうよ。ニコラス殿下は私の初恋よ。今だって変わらずお慕いしているわ。あの御方は気付いていらっしゃらないのでしょうけれど。だって私、そう云う事を隠すのは得意なの。」
「オーレリア様がニコラス殿下を..」
「貴女にも気付かれなかったのなら大成功ね。二年前にニコラス殿下の婚約者候補に挙げられて、どれほど胸が躍ったか解って頂けるかしら。望めるなら、候補だなんて回りくどい事をなさらずに私を選んで欲しかった。
私、とても狭い世界で生きてきたのよ。幼い頃に過ごしていたのはヴィクター殿下とニコラス殿下で、私の小さな世界にはいつだってニコラス殿下がいらしたわ。
ご安心なさって。ヴィクター殿下とは気が合うけれど、そう云う気持ちにはお互いならなかったの。あの方、妙なところで聡いから、私ともほんの少し距離を置いていらしたのよ。多分、ニコラス殿下に心を寄せる私に気を遣っていらしたのね。
それで、案外脇が甘いニコラス殿下は、いつも私を側に置いていらしたわ。だから私も疑った事なんて無かったの。いつかニコラス殿下に望まれて、この方の妃になるのだと。
それなのに、ねえ。態々候補を四人も立てて、挙げ句、『真実の愛』が現れただなんて仰って。」
「候補を望まれたのはニコラス殿下御本人なのだと?あれは令嬢を持つ貴族達に忖度したからなのでは?」
「確かにそうではあったでしょうね。けれど、四人も選ぶ必要なんて無かったでしょう。寧ろ、初めから婚約者を選べるお立場であったのに。こう言っては傲慢に聞こえるのでしょうけれど、私が婚約者になったとして、どのお家が否と言ったかしら。精々、外相か宰相閣下が渋るくらいでしょうね。ほら、私って輸出要員でしたから。」
確かにそうなのだろう。準王族のオーレリアは、本来は外交の為に他国へ嫁ぐ事を望まれていた。
「ずっとお待ちしていたのよ。ニコラス殿下が私をお選び下さるって。私は貴女達他の候補者よりもずっと近い位置にいたのだし。あれほど幼い頃からお側にいたのに。
それなのに。
ねえ、マグノリア。『真実の愛』って何かしら。あんな突拍子もない事で恋に落ちると言うのかしら。入学式のあの出来事がなかったら、ニコラス殿下はメリーエンダ嬢に心を奪われなかったのかしら。」
「メリーエンダ嬢と出会ってから、殿下は変わってしまわれた。何でも話せる仲であった筈なのに、お一人で考えてお一人で決めてしまわれる事が増えて、それであのご令嬢をお選びになるのですもの、邪魔立てくらいはしたくもなるでしょう?
だって悔しいじゃない。
あの御方と来たら、まだ私よりもずっと背のお小さい頃から、お前を妃にするんだと仰っていたのよ。私はそれを本気で信じていたのよ。真逆、土壇場で訳の解らない幼女の様な令嬢にぶち壊されるだなんて思わなかったわ。」
「マグノリア。私は王妃様や側妃様の様に優しくはなくってよ。無力であるなら一滴だって力は与えないわ。あのご令嬢には傀儡のままでいてもらうわ。何も考えず笑っていらっしゃれば宜しい。
そうね。数年したらお身体が弱いとかそれらしい理由を付けて、表舞台もご遠慮頂こうかしら。ニコラス殿下だってその方が余程ご心労が無いのではなくて?あの方が公の席でお隣りにいらしたら、流石の殿下も身が持たないでしょう。
それに、あの方にしたって、みすみすあざとい貴族達に喰い物にされるよりも、王城の奥に籠もって難しい事は何一つ考えず明日の天気の心配でもなさっておられる方が余程幸福なことではないかしら。」
「後は私が万事収めて差し上げるわ。」
オーレリアはそう言って、最高位の令嬢らしい麗しい笑みを浮かべて見せた。
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