ミッション

こんぶ

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日本編

にゅ~メンバー

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なんだここ?

クソっ。

また地獄が始まるのかよ!

しかも今回は─

「?な、何だこれは?夢か?テレビの撮影か?香龍、何か知らないか?」

─京香がいるんだ。

京香を死守して今回のミッションはクリアしないとな。

その時、前の方から金色の星が現れる。

「アンネ…」

「ハァーイ、アライ。来ちゃったわね…まあ、もともと腕輪に予告があったから、私はきちんと準備してきたわよ」

「あぁ、俺も俺も」

オッサンも同意する。

「アタシもアタシもー」

「うんうん!」

それは前回メンバーの金髪二人組だった。

「ていうかオッサン、生きてたんだな」

「ギリギリな」

前回では両足が切断されたのだが。
ミッションから帰ると自動的に全ての傷が修復するらしいな。

「て言うか、俺は直前で気づいたんだが…」

「何に?」

「腕輪の文字…」

「えぇー!?」

恥ずかしい事に今回は俺だけ失念していた様だな…

「んで、あの子は?」

「いたよ」

「あ」

またあの子は一人なのか。

「でも事前告知があったって事は、それなりに説明は済ましているって事か?」

「んー、微妙かな~」

「俺はしっかりとしておいたぜ。まぁ、全く信用してなかったがな」

「アタシはしてない」

「私も~」

「…と言うかあの子ってこの前おか~さん~って叫んでなかったか?」

「だよな」

だったら率直に母親を連れてくるものだと思うが。

何でだろう…

「香龍!」

「あっはい!」

「説明してくれ」

そうだ。京香には何も説明してないや。

「あー、取りあえず全員集まろうか」

──────────────────


あいつらが、集めて来た。

「ひーふーみー、ニューメンバーが八人か…。…?でも計算合わなく無いか?俺と金髪二人、オッサンにアンネと女の子…六人な筈だけど」

「うーん、特に無条件で来たんじゃない?」

そうか。全員が全員連れてこられた訳ではないのか。

「しかし…ここは…」

ここ…何処だよ?

現在位置は海と森の狭間?みたいな。

浜辺からすぐの所だ。

「どっかの島なんだろうなぁ」

とか思っているとー

「……!?香龍あれ」

「何…!」

そこには『ひつまぶし!安いよ!』
と、日本語で書かれていた。

名古屋にこんな所は無かった気がする…

物が漂流する。つまりここは恐らく…

「離島だ」

日本の何処かのな。

「…と言うか、何で説明してくれないんだ」

「まぁ、もう少し待ってって」

今の俺は共通で言語が通じるけど、腕輪を着けていない者同士では言葉が通じないだろうからな。

取りあえず黒い棺の召喚を待つだけだ。

「むぅ…」

と、京香は頬を膨らませた。

「まぁまぁ」

「しかし、本当に何なんだ?こ─」

『パンパンパパパッパッパ!』

「!?な、何?」

「?」

「!」

新米はやはり皆驚く。

「よし、皆、まずは目の前の黒い棺を開けてくれ」

「…」

とりあえず、仕方なく、と言った様子で黒い棺を開けていく新人たち。

「その中に手袋と腕輪ともう一つ何かあるはずだ!それを取って着けてくれ」

「?はぁー、誰がんなもんつけるかよ!」

バン!と黒い棺を叩き付ける男。

「あ、ちょ、ロビン」

「もぅ、許せねー。ってか何なんだよ、中国人」

「…」

中国人じゃねー…

と、ここでお力添えがあった。

「死にたいなら着けなくていいわよ」

と、きっぱりアンネは言った。

「あー、そうですか。じゃあ良いです」

と、その男は何処かに歩いて行ってしまった。

「…あー、皆着けたか?」

「ちょ、香龍、何これ」

「…あ、後でな。」

今は京香に構っている余裕が無い。

皆真剣に手袋と腕輪を着ける。

「よし、そしたらもう一つの物を取り出してくれ」

ガチャガチャ、と一斉に黒い棺から取り出す。

「よし。これで準備完了だ。」

「?何のだ?」

「自己紹介」

──────────────────

「まずは俺。新井 香龍。主な武器は銃。日本人だ。よろしく」

次のオッサンに回す。

「俺はヒョン ルイソン。韓国人だ。主な武器は槍だ。」

次のアンネに回す。

「私はアンネ。ロシア人よ。主な武器はドリルよ。」

次に回す。

「アタシはサリィ。ブータン出身。中国在住よ。主な武器は、よく分かんないわ。多分この…なに、ネイルガンみたいなの。」

次に

「アタシは中国在住の黄 雅琴ヒャング ヤクゥイン、主な武器は多分鉄球」

次は少女に回る。
金髪の少女だ。

「…私は、エスト…出身は…ベトナム」

次は…

「私は西森 京香!えー、日本人だ!えとー主な武器?ってのはよくわならない」


次は…

虜 正神ル タイセン、中国人。主な武器は恐らく弓」
聡明そうな顔をしていて、黒髪に眼鏡をかけた美男子って感じだ。


「えー、ソン チェイソンだよー。韓国人だよー。気軽に話してねー。主な武器?は多分この斧だよー」
帽子を被った二十歳くらいの女の子だ。
黒髪だ。
よし、次

「ニコライ…軍人だ…ロシア人…主武器はライフル?か。」
金髪のがたいのいい男だ。軍人と言われても納得できる。
次は…

「ジー・バンディー。インド人。他に二つ名前があるが、それは言わなくていいだろう?主な武器は分からない」
茶色の肌にザアジアって顔をしている。鋭い目つきをしている。
次は…

「ベイ・カノン。ベトナム出身。嫌いな食べ物は魚だ。あと野菜。主な武器は多分ナイフ」
これまた茶色の肌に逆立った髪が特徴的だ…他は普通のアジア国の人間って感じだが…
さて、最後の一人は…



「ミッシェル・フロウ。出身国は言わない。主な武器も言わない」

と、これまた金髪の女の子がそう言った。
何だよ、言わないって。

と、言うかこの女の子以外(分かんないから)、皆アジア圏の人種じゃないか?
凄い偶然だなぁ。

「よし!皆!今から多分、敵と思われる存在と戦う事になる。そうなったとき、一人でいてはいけない。」

そう、これは前回のミッションで気づいたことだ。

「だから、チームを組んでもらう」

「チームか…」

「あぁ」

「確かにそれは良い提案だろう」

肯定してくれた。

そう、チームならエリア全部を回れなかったり、また簡単に負けることもない。

全体で動くのと、一人で動くのと、両方とものリスクが高すぎるのだ。

「なるほどな。では、チームはこちらで組ませてもらう」

「あぁ、勝手にやってくれ、あ。平等にな」

「分かっている」

と、ニコライは言った。

総勢十三人か。

多分四四五とかになると思うが…

「決まったぞ」

「おう」

その内訳はこうだった。

ニコライ
アンネ
エスト
ミッシェル
で、一組

ベイ
サリィ
ヒャング
ヒョン
で、一組

香龍
京香
ジー
タイセン
ソン
で、一組

「よし、ここからは別れていこう。だが行く前にエリアと時間についてだ。」

エリアと時間について解説する。

「なるほどな。で、エリアというのは?」

俺は手元の銃でエリアを確認する。

「……?」

あれ、エリアが、無い。

拡大ボタンを押す。
「!?」

拡大ボタンを押す
拡大ボタンを押す

「…うっそ」

「?何が?」

「今回のエリアは半径十キロ近くあるぞ」

しかも、そこに、悪魔の通告が来た。

『ピピッ 残り六十分』

「急ぐぞ!」

ここからが本番だ。





「うゎーうゎーうゎー」








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