憂鬱な妖精との恋~南の島の寄宿学校にて〜

tommynya

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憂鬱な妖精との出会い

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 憂鬱な妖精との恋~南の島の寄宿学校にて~
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主人公 ルイ 18歳 高校生
    ミカ 18歳 高校生
    龍  17歳 高校生
    日向 17歳 高校生
    先輩 20歳 兄の友人


 ここは南の島にある、全寮制寄宿学校の
男子寮。空港から小さな船に乗り継いで
やっと到着した。本日は入学式で、
世界中の芸術を学びたい学生が集まる。

俺はルイ、18歳。交換留学生制度を使って
この学校に通うことが出来た。
南の島で描く絵は、普段の自分では描け
ないような絵が描けるのではないかと期待
している。

この学校の授業やレッスンは選択制で興味
のある事を選択出来る。まだ知らない、
自分の可能性を開花出来るといいなぁ…

寮の部屋は2人部屋だ。到着時に荷物を
置きに行った時にはルームメイトは不在
だった。入学式が終わったので部屋に戻っ
てみると、ドアが少し開いていた。

そっとドアを開けてみると、
風が吹き込み、日の光に照らされ、
出窓に腰掛ける少年が現れた。

「君は誰?」

少年はこちらを見た。光のシャワーを
まとった彼は、色素の薄い肌と、
美しい中性的な顔立ち、明るい茶色の瞳
と明るい髪色を持ち、少し長めのふわふわ
した髪型はまるで妖精のようだ。

「君こそ誰だよ。聞く前に名乗れ」

「あっ、俺はルイ。1年間同室宜しく」

「ふ~ん。僕はミカ」

そう言うとミカは部屋の外へ出て行った。
う~んちょっと感じ悪いな。
仲良くなれるのか心配だ…

⋆ ⋆ ⋆ ⋆ ⋆ ⋆ ⋆ ⋆ ⋆ ⋆ ⋆ ⋆ 

外が暗くなって来たので食堂へ向かう。
寮の食堂は寮生でごった返している。
好きな料理を取れるブッフェスタイルだ。
様々な国籍や宗教の生徒が集まってい
るのでこのようなシステムはありがたい。

芸術系の子達はベジタリアンやヴィーガン
の子が多いように思う。俺も脳をクリアに
したい時はヴィーガン食にする事が多い。

空いている席に座ると周りの子達が
2人話しかけてきてくれた。

「何処から来たの?日本人?」

「うん。君たちも?」

「うん。俺は龍。京都出身だよ。
この子は日向。同じく京都出身で
俺のルームメイト」

「日本人同士宜しく~」

「俺はルイ。東京から来たんだ。宜しく~」

「ルイのルームメイトは何処?」

「う~ん…それは…あんまり仲良くなれ
てなくて、ミカって言うんだけど。
凄い綺麗な子」

「あーあの子ねさっき見かけた…
あの子気難しそうだね。綺麗だけど」

「俺、船で話したよ。普通にいい子だったけど」

「日向のコミュ力スゲーな!相変わらず」

さっそく日本人と友達になれて、3人で
行動する事が多くなった。選択する
授業も似ていて3人で過ごすのは気楽で
ここでの生活も何とかやって行けそうだ。

夜になって部屋に戻ってもミカは戻って
いない…本当に何処に居るのか解らない…
先にシャワーを浴びる事にした。
南の島なのでバスタブは無い。

バタンとドアが閉まる音がした。
ミカが帰ってきたようだ。
シャワールームを出るとミカはベッドに潜
り込んでいた。俺とは話したくなさそうだ…

「ミカ、何処行っていたの?ご飯食べたの?」
返事はなかった。
「おやすみ~」
俺も電気を消して眠りについた。
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