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11月のお祭り③
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待つこと更に10分ほど、先に一人がやってきた。
「やー、ごめん。待った?」
そんな、軽い感じで入ってきたイケメン、らしいこの男。名前は布良隆也。
「いや、そんなことないぞ、まだあと2人来てないしな」
「そっかぁ、よかったぁ」
「でも、よくこんな面倒な事に付き合う事にしたな」
「ま、まぁね」
「面・倒・な・事ぉぉぉ……?」
後ろから俺と同じようにマンガを読んでいためぐるから凄い殺気とこわーい声が飛んできてるが気にしない。と思ったらベシッとマンガで頭を叩かれた。
「な、なにすんだ!」
「ふん!」
めぐるは特に答えずそっぽを向いてまたマンガを読みはじめた。隆也といえば、またかみたいな目でこっちを見ていた。
「なんだよ」
「いや、なんでも」
しょうがないのでめぐるに聞こえないように小さな声でさっきの事をもう一回聞いてみた。
「いやぁ、それがさ、断ったらマンガ全部捨てるっていうからさぁ」
あーなるほど。実はこの教室にあるマンガはほぼすべて隆也のものである。見た目からは想像できないがこいつはかなりのアニメやマンガ好きでエロゲなんかもやってるらしくクラスの女子達が知ったらどうなるか。
「さ、流石にさぁ……ぜ、全部捨てられたらぼ、僕はもう……ぐす」
脅された時の恐怖がよみがえったのか教室のすみで体を抱えるように泣き出した。あぁ……可愛そうに。その原因である人はまだそっぽ向いてマンガ読んでるし。
「で、他の2人は見てないか?」
「見てないよ……、でもそろそろ来るんじゃないかなぁ……」
確かにもう授業も終わってかなりたつし何時もならすでに来てる時間だ。また俺は席についてマンガを開こうとしたその時。
ガタガタと少しだけ教室のドアが開いた。ほんとに少しだけ、1.5cmくらい。そしてその隙間から黒い真ん丸とした点がのぞいている。俺は面白そうなので少し気付いてないふりをすることにした。
また今度はガタガタと完全にドアを閉めてしまった。多分少しおくれたから入りづらいのだろう。しょうがないので俺は立ち上がるとドアの前に腰を下ろした。目線がさっきの点と重なるくらいの所に。おそらく後ろの2人も気付いているから何も言ってこない。
するとすぐにまたガラガラとドアが開く。そしてバッチリ、俺の目とあった。
「「あっ」」
直後、がしゃ……どすん、ばんごん! と物凄い音が聞こえてきた。めぐると隆也も駆け寄ってくる。ドアを開けるとそこには1人ではなく2人倒れていた。一瞬、他人をまき込んだのかと思ったがそうじゃなかった。
「い、痛ったぁ」
2人とも俺たちが待っていたやつだった。
「ごめん、まさか2人一緒にいたとはおもわなくて」
「ん~大丈夫だよ~佑斗君」
そういってエヘヘと笑ったのは覗き込んでいた奴ではなく後ろにいた女の子で椎名芽依先輩だ。とても綺麗な髪を肩上あたりでそろえていてふわっとしている。そして俺たちより1学年先輩で2年生というだけあって少し大人っぽい。
「ほんとにごめん」
そういいながらぶつかった拍子に落としたのだろうノートや教科書を拾う。とそこでようやく足元で目を回しているもう一人の事を思い出した。
「ちょっと佑斗、美羽も気にしなさいよ」
めぐるからも指摘があったので俺はまだ目を回している赤井さんのほっぺに手をあててぺちぺちと叩いた。
「おーい。赤井さーん、だいじょぶかー?」
「!?」
呼びかけるとこっちがびっくりするぐらいに勢いよく身体を起こした。まぁ立っても145cmあるかないか位だから小さいんだけど。そしてそれと連動してアホ毛がぴこぴこ動いているのがなんか面白い。
「佑斗くん?」
「おはよう、赤井さん」
にっこり笑って挨拶をしたが明らかに???状態でめぐるや隆也、先輩を見回している。うん、なんだろう……なんか……可愛い。
「やー、ごめん。待った?」
そんな、軽い感じで入ってきたイケメン、らしいこの男。名前は布良隆也。
「いや、そんなことないぞ、まだあと2人来てないしな」
「そっかぁ、よかったぁ」
「でも、よくこんな面倒な事に付き合う事にしたな」
「ま、まぁね」
「面・倒・な・事ぉぉぉ……?」
後ろから俺と同じようにマンガを読んでいためぐるから凄い殺気とこわーい声が飛んできてるが気にしない。と思ったらベシッとマンガで頭を叩かれた。
「な、なにすんだ!」
「ふん!」
めぐるは特に答えずそっぽを向いてまたマンガを読みはじめた。隆也といえば、またかみたいな目でこっちを見ていた。
「なんだよ」
「いや、なんでも」
しょうがないのでめぐるに聞こえないように小さな声でさっきの事をもう一回聞いてみた。
「いやぁ、それがさ、断ったらマンガ全部捨てるっていうからさぁ」
あーなるほど。実はこの教室にあるマンガはほぼすべて隆也のものである。見た目からは想像できないがこいつはかなりのアニメやマンガ好きでエロゲなんかもやってるらしくクラスの女子達が知ったらどうなるか。
「さ、流石にさぁ……ぜ、全部捨てられたらぼ、僕はもう……ぐす」
脅された時の恐怖がよみがえったのか教室のすみで体を抱えるように泣き出した。あぁ……可愛そうに。その原因である人はまだそっぽ向いてマンガ読んでるし。
「で、他の2人は見てないか?」
「見てないよ……、でもそろそろ来るんじゃないかなぁ……」
確かにもう授業も終わってかなりたつし何時もならすでに来てる時間だ。また俺は席についてマンガを開こうとしたその時。
ガタガタと少しだけ教室のドアが開いた。ほんとに少しだけ、1.5cmくらい。そしてその隙間から黒い真ん丸とした点がのぞいている。俺は面白そうなので少し気付いてないふりをすることにした。
また今度はガタガタと完全にドアを閉めてしまった。多分少しおくれたから入りづらいのだろう。しょうがないので俺は立ち上がるとドアの前に腰を下ろした。目線がさっきの点と重なるくらいの所に。おそらく後ろの2人も気付いているから何も言ってこない。
するとすぐにまたガラガラとドアが開く。そしてバッチリ、俺の目とあった。
「「あっ」」
直後、がしゃ……どすん、ばんごん! と物凄い音が聞こえてきた。めぐると隆也も駆け寄ってくる。ドアを開けるとそこには1人ではなく2人倒れていた。一瞬、他人をまき込んだのかと思ったがそうじゃなかった。
「い、痛ったぁ」
2人とも俺たちが待っていたやつだった。
「ごめん、まさか2人一緒にいたとはおもわなくて」
「ん~大丈夫だよ~佑斗君」
そういってエヘヘと笑ったのは覗き込んでいた奴ではなく後ろにいた女の子で椎名芽依先輩だ。とても綺麗な髪を肩上あたりでそろえていてふわっとしている。そして俺たちより1学年先輩で2年生というだけあって少し大人っぽい。
「ほんとにごめん」
そういいながらぶつかった拍子に落としたのだろうノートや教科書を拾う。とそこでようやく足元で目を回しているもう一人の事を思い出した。
「ちょっと佑斗、美羽も気にしなさいよ」
めぐるからも指摘があったので俺はまだ目を回している赤井さんのほっぺに手をあててぺちぺちと叩いた。
「おーい。赤井さーん、だいじょぶかー?」
「!?」
呼びかけるとこっちがびっくりするぐらいに勢いよく身体を起こした。まぁ立っても145cmあるかないか位だから小さいんだけど。そしてそれと連動してアホ毛がぴこぴこ動いているのがなんか面白い。
「佑斗くん?」
「おはよう、赤井さん」
にっこり笑って挨拶をしたが明らかに???状態でめぐるや隆也、先輩を見回している。うん、なんだろう……なんか……可愛い。
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