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ちっちゃなストーカー②
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「部員第二号をつれてきたぞ」
「よろしく、矢来さん」
部室(予定)につれてこられた隆也はすでにきていためぐるに挨拶をした。同じクラスだし食堂でも会ってるので細かい説明はいいだろう。
「布良君だったわね? こちらこそよろしく」
これで後二人か。でもおそらくそっちはめぐるが何とかしてくれるだろう。
「ん、なんだこれ」
机の上に目を向けるとそこには小さなプリントがあった。よく見るとそれはどうやら新しい部活を作るための申請書のようだった。だがしかしそこには納得のできないことが書かれていた。
「おい、これはなんだ」
「何だって申請書でしょ」
「ここだ、ここ! なんで俺が部長になってるんだ!?」
この申請書の部長の氏名欄には俺の名前がはっきりと書かれていた。
「そんなのきまってるでしょ。そんなめんどくさいの私やりたくないもん」
「そうか…………」
俺は消しゴム取り出して名前を消し始めた。こんなわけの分からん部活の部長になってたまるか、めんどくさいし。
「な、何やってるのよ!」
「消してるんだ、それでここに矢来めぐるっと」
「ちょっと、直しなさいよ!」
後ろから首をしめられながらも俺はめぐるの名前を書ききった。ボールペンで。
「いいか、めぐる」
普段より少し怒ったようにめぐるに話しかける。するとそれが伝わったのかすぐに手を離すとこっちを向いてきた。
「この部活をやりたいのはお前なんだろ?」
「まぁそう、ね」
「だったら自分でまとめろよ。後の二人もみつけろ、手伝うくらいは全然するから」
「…………」
「いいな?」
「……メンドクサイ」
「いいからやれ」
近くにあった雑誌を丸めていつものお返しにパコッと頭を叩く。すると、少し口を尖らせていたが
「分かったわよ」
と返事が帰ってきた。これで俺も面倒なことをやらされずにすみそうだ。
「あ、悪い。隆也抜きで色々言っちゃったけど平気か?」
「うん、僕は別に大丈夫だよ。ははっ……」
隆也がこっちを見ながら笑った。何か俺は変なことを言ったのだろうか。
「どうした?」
「いや、仲がいいなぁと思って」
「誰が?」
「佑」
「誰と?」
「矢来さん」
「………………………」
「「それはないわ」」
「やっぱりいいじゃん」
確かに今はたまたま声が被ったがそれは関係ないだろ。それにどう見てればさっきのが仲が良いにつながるんだろうか。
「「よくない!!」」
「わ、分かったよ……」
隆也は明らかに納得はしてないようだったが言っても無駄だと思ったのか取り敢えずひいた。
「ねぇ佑斗。それよりもあれはなんなの?」
「あれ?」
そう言いながらめぐるが指差したのは教室のドアだった。でも特に変わった様子はない。
「ただのドアだろ」
「そうじゃなくて……開けてみなさいよ」
なんなんだ、別にただのドアだしだからと言ってめぐるが何か嘘を言ってるようにも見えない。取り敢えず言われた通りに開けてみよう。
取っ手に手をかけ横にガラガラガラと音をたてながら開けた。
「ふぇ!」
「ふぇ?」
すると、随分と下の方から聞きなれない音が聞こえた。視線を落とし、確認するとそこにいたのは小さな女の子だった。
「あれ? 君は……」
どこかで見たことがあると思ったらこの前食堂でぶつかった、たしか……赤井さんだっただろうか。
「赤井さんだっけ?」
「ふ、さっ…………」
「さ?」
「さよならーーーーー!!!」
「あっ、また! ちょっとーーー!!」
赤井さんが走ってった方を呆然と眺める俺。また逃げられてしまった。そんな俺の肩にポンッと手がおかれた。
「ごめん、佑。やっぱ何かしたんじゃないかな」
「そうなのかなぁ…………」
「よろしく、矢来さん」
部室(予定)につれてこられた隆也はすでにきていためぐるに挨拶をした。同じクラスだし食堂でも会ってるので細かい説明はいいだろう。
「布良君だったわね? こちらこそよろしく」
これで後二人か。でもおそらくそっちはめぐるが何とかしてくれるだろう。
「ん、なんだこれ」
机の上に目を向けるとそこには小さなプリントがあった。よく見るとそれはどうやら新しい部活を作るための申請書のようだった。だがしかしそこには納得のできないことが書かれていた。
「おい、これはなんだ」
「何だって申請書でしょ」
「ここだ、ここ! なんで俺が部長になってるんだ!?」
この申請書の部長の氏名欄には俺の名前がはっきりと書かれていた。
「そんなのきまってるでしょ。そんなめんどくさいの私やりたくないもん」
「そうか…………」
俺は消しゴム取り出して名前を消し始めた。こんなわけの分からん部活の部長になってたまるか、めんどくさいし。
「な、何やってるのよ!」
「消してるんだ、それでここに矢来めぐるっと」
「ちょっと、直しなさいよ!」
後ろから首をしめられながらも俺はめぐるの名前を書ききった。ボールペンで。
「いいか、めぐる」
普段より少し怒ったようにめぐるに話しかける。するとそれが伝わったのかすぐに手を離すとこっちを向いてきた。
「この部活をやりたいのはお前なんだろ?」
「まぁそう、ね」
「だったら自分でまとめろよ。後の二人もみつけろ、手伝うくらいは全然するから」
「…………」
「いいな?」
「……メンドクサイ」
「いいからやれ」
近くにあった雑誌を丸めていつものお返しにパコッと頭を叩く。すると、少し口を尖らせていたが
「分かったわよ」
と返事が帰ってきた。これで俺も面倒なことをやらされずにすみそうだ。
「あ、悪い。隆也抜きで色々言っちゃったけど平気か?」
「うん、僕は別に大丈夫だよ。ははっ……」
隆也がこっちを見ながら笑った。何か俺は変なことを言ったのだろうか。
「どうした?」
「いや、仲がいいなぁと思って」
「誰が?」
「佑」
「誰と?」
「矢来さん」
「………………………」
「「それはないわ」」
「やっぱりいいじゃん」
確かに今はたまたま声が被ったがそれは関係ないだろ。それにどう見てればさっきのが仲が良いにつながるんだろうか。
「「よくない!!」」
「わ、分かったよ……」
隆也は明らかに納得はしてないようだったが言っても無駄だと思ったのか取り敢えずひいた。
「ねぇ佑斗。それよりもあれはなんなの?」
「あれ?」
そう言いながらめぐるが指差したのは教室のドアだった。でも特に変わった様子はない。
「ただのドアだろ」
「そうじゃなくて……開けてみなさいよ」
なんなんだ、別にただのドアだしだからと言ってめぐるが何か嘘を言ってるようにも見えない。取り敢えず言われた通りに開けてみよう。
取っ手に手をかけ横にガラガラガラと音をたてながら開けた。
「ふぇ!」
「ふぇ?」
すると、随分と下の方から聞きなれない音が聞こえた。視線を落とし、確認するとそこにいたのは小さな女の子だった。
「あれ? 君は……」
どこかで見たことがあると思ったらこの前食堂でぶつかった、たしか……赤井さんだっただろうか。
「赤井さんだっけ?」
「ふ、さっ…………」
「さ?」
「さよならーーーーー!!!」
「あっ、また! ちょっとーーー!!」
赤井さんが走ってった方を呆然と眺める俺。また逃げられてしまった。そんな俺の肩にポンッと手がおかれた。
「ごめん、佑。やっぱ何かしたんじゃないかな」
「そうなのかなぁ…………」
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